餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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無神経な国家

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呆れてものが言えないとはこのことだ。
もともとが何もかも信じられない国だが、別人の遺骨を平然と渡すとは。
日本を嘗めているか、または、喧嘩を売っているのか。
あまりの無神経ぶりに呆れる。

政府は8日、拉致被害者の横田めぐみさん(行方不明当時13歳)の遺骨として北朝鮮が提供した骨について、DNA鑑定の結果、めぐみさんとは別人のものだったと発表した。拉致被害者の安否に関する北朝鮮調査の信ぴょう性が根底から崩れたことを政府は重視し、北京の大使館ルートで北朝鮮側に抗議した。同時に細田博之官房長官は記者会見で北朝鮮に対する追加の食糧支援を当面凍結する方針を表明した。与党内から対北朝鮮経済制裁を求める声が強まるのは必至で、政府は日朝交渉の全面的な見直しを迫られそうだ。

そもそも、この遺骨を提出した、夫とされる人物キム・チョルジュンの
存在からして怪しかった。証明するための資料を何も提出できないような
男が、夫でなどあるものか。何もかもが信用できない。


現在のところ、沈黙を保っているように見える北朝鮮の反応が怖い。
これまでの経緯から、どう考えても素直に謝るとは思えないからだ。
ともすると、「日本のDNA鑑定はデタラメ」とまで言いかねない。
正論での話し合いなど通用するような国家ではなく、万一逆切れでも
されたら、ミサイルを持っているだけに手に負えないことになる。


こういう時こそ、政府、総理大臣の調整能力、手腕が問われるのだが、
これまで「人生いろいろ、会社もいろいろ」「自衛隊が活動している
地域が非戦闘地域」など、場当たり的な無責任発言で乗り切ってきた
脳天気首相に、この難しい問題が調整できるとは、とても思えない。
彼の頭の中では「国家もいろいろ」で、何とか今回もやりすごせると
楽観しているのではないだろうか。
不安が、募る。


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