昨日の記事で、僕は「118」(海の緊急通報)について書いた。
その関連で、電話サービスについて調べてみたところ、「177」(天気予報)が、すでに終了していたことを知り、少し驚いた。
僕が子供の頃、先の天気を知りたければ、「177」を利用するのが普通だったからだ。
例えば、楽しみにしていた遠足の日の前日に、ドキドキしながら確認した記憶がある。
しかし今、天気はスマートフォンで簡単に確認できる。
明日どころか、1週間先までの予測も行われているし、現在の雲の動きまで掌握可能。
そう考えれば、「177」が、その役目を終えたのも、時代の流れなのかもしれない。
確かに僕も、もう数十年利用していなかったしなぁ…。
「104」の番号案内サービスも、個人向けについては今年の3月31日で終了するという。
これは、誰もが固定電話を持ち、電話帳で番号を公開していた*1からこそ、成り立つサービスだった。
各家庭に、個人名の載った超分厚い電話帳が配布されていたことなど、若い人には、嘘だと思われてしまうかも知れないなぁ…。
もちろん、店舗などの電話番号を調べたい需要はあるだろうけれど、それはインターネットで公開されているし、莫大な料金を支払ってまで、「104」を利用する必要はなくなった。
だからこの「104」が終了するのも、時代の流れなのかもしれない。
反面、近年大きく勢力を伸ばしている番号サービスがある。
「0570」(ナビダイヤル)だ。
僕はこれが大いに不満で、その出現当初から、何度も何度もその理不尽さを訴えている。
2021年になって、ようやく《定額プランの対象外です》みたいなアナウンスが入るようになったけれど、そのボッタクリ構造は何も変わっていない。
スマホ利用者にとっては、百害あって一利なしのサービスだと思っている。
しかし、ナビダイヤルは年々勢力を増す一方。
その理由は、利用者側の不満とはうらはらに、運営側にとっては、メリットが多い仕組みになっていること。
全国共通の番号を持てたり、問い合わせの集中や分散を管理できたりといった「表」の理由だけでなく、クレームによる長時間電話の抑止といった「裏」の理由もあるようだ。
人手不足やコスト問題など、運営側の事情はあるのだろうけれど、その膨大なコストを全て利用者側に押しつけるような「0570」は、やっぱりどうにも理不尽な思いが募る。
「177」や「104」のように、利用者の利便性に寄り添ってきた番号が姿を消していく一方で、利用者無視の「0570」が伸びていく。
イヤな時代になってきたなぁ。

*1:拒否することも可能だったが、普通に載せている人が多かった。
