今から13ヶ月前。去年の9月。
僕は、それまで3年半使っていた「薄い財布」に別れを告げた。
「薄い財布」は、大人気の超ベストセラー商品であり、僕も3年半大事に使ってきたが、1つだけ大きな欠点があった。
長年の利用とともに、カード入れの部分が緩んで、脇からカードが落ちてしまう、ということだ。
緩んできたら買い換えればいい。それでしばらくはまた便利に使える。
…という考え方もあるのだろうけれど、僕は、違う選択肢をとった。
「薄い財布」の兄弟分。「薄いマネークリップ」に乗り換えたのだ。
そのファーストインプレッションは強烈だった。
いやはや何より、薄い、軽い。そして小さい。
「薄い財布」も十分に薄かったが、それを凌ぐ。とにかく、圧倒的にコンパクトだった。
ランのお供としては完璧で、どんな小さなポケットにも、すっと収まるのが素晴らしかった。
時には、持っていることを忘れてしまうほどの軽さで、ランニングの邪魔をしない。
僕のランニングライフを変えてくれたと言ってもいい逸品だ。
これは、超シンプルな「マネークリップ」なので、小銭入れは付属していない。
小銭入れがなくちゃ不便なのでは…?と思うかもしれないが、実際は、全く困らなかった。
今や、スマホとカードさえあれば、大抵のものは簡単に購入できる。
下手に小銭入れがあると、それを使ってしまうものなのだけれど、いざ「コインを使わない!」と決めてしまえば、何とかなってしまう。そんな時代だ。
特に、ランニングの時などは、コインなど持っていなくても全く問題ない。
コインの重さは、スムーズなランの邪魔になるだけだから、その点において、このマネークリップは、本当に素晴らしかった。
ランニング時以外のシチュエーション…例えば、町中華の店で飲んだりする場合は、「現金オンリー」という場合もあるが、その場合は紙幣で支払えばいい。
《お釣り》のコイン収納場所はないが、それで困るのは帰宅時までの短い間だけ。
貯まったコインは、スーパーなどのセルフレジでまとめて処理できる。
だから、何の問題もないのだ。
入手当時は、ちょっとちゃちな気がした外観も、いつの間にか味が出てきた。流石は革製品だ。
酷使しているにもかかわらず、ガタは見られないので、まだまだしばらくは十分実用的に活躍してくれそうだ。
Suicaを搭載できるGarmin 745を入手したことで、僕は、ますますキャッシュレス、コインレスの恩恵を感じている。
Garmin 745は、音楽を流すこともできるため、今後は、スマホさえも持たずに、Garmin 745と薄いマネークリップさえあれば、快適に走ることができそうだ。
超オススメ。
|