ようやく、長かった夜が明ける。
3月21日をもって、まん延防止等重点措置(まん防)が、全国的に解除されるのだ。
この日をどんなに待ちわびたことだろう。
過去、何度も緊急事態宣言やまん防が発令されては解除されてきたが、今回の解除は、今までと違った意味があると僕は思っている。
これまでは、新規感染者数が底をついた(と思われる)タイミングでの解除であったが、今回はそうじゃないからだ。
感染者数は、減少傾向にあるものの、高止まりしている。
昨日は、全国で53,587人もの新規感染者数が出ており、これまでの基準で考えれば、規制の緩和など考えられなかった。
今回の解除は、ワクチン接種の普及や、重症化率、病床使用率などを総合的に勘案した結果なので、新規感染者数だけに着目しても意味がないだろう。
しかし、「全国で5万人以上の新規感染者がいても、まん防措置が解除された」という前例を作った意義は大きい。
いつかやってくるかもしれない《第7波》の際にも、そう簡単には規制がかからないと思えるからだ。
今回の「全国的まん防解除」は、日本が、経済復興へと舵をとるための大きな転機だと考えたい。
今月6日、数万人のランナーが東京都内をマスク無しで駆け抜ける東京マラソンが開催された。
その開催には賛否両論あったが、徹底した感染対策が功を奏して、何の問題もなく終了している。
先週も、名古屋ウィメンズマラソンが実施されており、「マラソン大会のある日常」が戻りつつある。
潮目は変わったのだ。
中止ドミノが続いていた全国各地のマラソン大会も、今後は普通に復活していくだろう。
4月末からは、黄金週間であるGWも控えている。
ここ2年間は、GWに合わせて、嫌がらせのように*1緊急事態宣言が発令され、ステイホームを余儀なくされていた。
しかし、今年は、今年こそは、ようやく、まともなGWを迎えることができそうだ。
実に3年ぶりの、規制がないGyoza Week。
飲食店への規制も解除されるから、どんな町中華に入っても、気軽に餃ビーできる筈。
僕は、久しぶりに餃子ランでもしてみようかと思っている。
実に楽しみだ。
*1:もちろんそんなことはないのだが、そうも言いたくなる。