餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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夜明けの花見ジョグ。回復の予感。

今朝は、久しぶりに荒川河川敷まで繰り出した。

河川敷は、僕の定番ランニングコースで、かつては毎週のように出かけて走っていたこともある。

しかし最近は、腰痛ですっかりご無沙汰となっており、今年に入ってからは初めての遠征だ。

先週末、新しい整形外科で打ってもらったブロック注射効果なのか、今週は、座骨の痛みがかなり治まってきていた。

注射の翌日は、恐る恐る1km程度走っただけにとどめたのだけれど、その後も、無理をしないことを心がけつつ、毎日2~3km程度は走り続けることができた。

そして今日。

折角の週末だし、腰の具合もそれほど気にならなかったので、僕は、朝一番に思い立ち、荒川河川敷まで遠征することに決めたのだ。

赤羽駅をスタートし、新荒川大橋から河川敷に入ると…。

ちょうど日の出の時刻で、太陽が上りはじめるところだった。

爽やかな夜明けの情景。僕の大好きな情景だ。

僕は、久しぶりにこの場所で走ることができる喜びを噛みしめながら走り始めた。

河川敷の桜は、葉桜になりかけてはいたが、まだまだ見頃。

荒川の上に浮かぶ朝日。そして桜のコラボレーション。いやぁ、最高じゃないか。

僕は心が躍った。

腰にコルセットをつけながらのリハビリランだったし、身体に負担をかけないよう、スロージョグ。

でも、実に気分よく走れた。

無理せず5km程度で終わらせるつもりが、あまりに気分が良かったので、1.5kmもオーバー。

タイムこそ超スローのジョグだけれど、今年最長の6.6km。

しかも、違和感なく走り終えることができたので、本当に嬉しかった。

気温がグングン上がってきたこともあり、走り終わったら、じんわり汗までかいてきたほど。

いったいいつ以来の経験だろう。

でも、今後はこれが当たり前になるように祈るばかりだ。

まだまだ油断は禁物なので、しっかりケアを重ねながら、完全回復を祈りたい。

たった1kmの「リハビリ」花見ラン。

毎年僕は、桜の季節を楽しみにしていた。

花見をしながら走ると、気分が洗われるような気がするからだ。

ちょうど1年ぐらい前も、上野公園まで遠征し、花見宴会の余韻を感じながら走ったことを思い出す。

ただ今年は、花見ランなどできないと思っていた。

少しでも走ると臀部が痛む状態で、もう、1ヶ月もランニングをしていない状態だったからだ。

だから今年は、花見ウォーキングでお茶を濁すつもりだったのだけれど…。

先週末に、新しい整形外科に行き、僕は、ちょっとだけ具合が良くなった。

週明けの月曜日。

僕は、臀部の違和感が若干薄れているような気がした為、家の近所を恐る恐る走ってみた。

たった1kmあまりを走っただけだし、6分半以上もかかっている。

これでランニングと言えるのか?という気もするけれど、でも、個人的には満足している。

たったこれぐらいの距離でも、この1ヶ月は走ることができなかったからである。

そんな僕の回復(かどうかまだわからいけれど)を祝ってくれるかのように、近所の桜は満開。

花見の名所に出かけることはできなかったけれど、これはこれで、花見ランと言えるのではないか。

僕にとっては、肉体的にも精神的にも、リハビリとなる花見ランだ。

昨日の朝は大雨と強い風に見舞われた為、桜も大量に散ってしまったから、一昨日は、最後の花見ランチャンスだったと言えるかも知れない。

走れて良かった。

整形外科を変えてみた。効果あり…か?

先週末。

僕は、1時間もかけて、世田谷区の整形外科まで遠征した。

長年通っている近所の行きつけの整形外科では、僕が繰り返し臀部の痛みを訴えても、「座骨神経痛です」としか言われず、院内でのリハビリを薦められるだけだったからだ。

この整形外科では、過去何度も「座骨神経痛」の診断を受けており、これまでは1ヶ月程度で完治していた。

だから先生も、《いつもの症状の再発》としか捉えてくれないのだろうと思う。

ただ僕は、今回の痛みを、これまでとは全く違うものと考えており、だから、新しい診療や確認をして欲しかった。

しかし先生は、ひたすらリハビリを薦めるだけで、しかも、このリハビリ予約がなかなかとれず、2週間に1回がやっと。

それさえも埋まっていることがあり、継続的な施術を受けることができなかった。

そのため僕は、いったん、行きつけの整形外科を離れてみることにした。

今、僕が感じている窮状にについて「違う目」で確認してもらいたいと思った。

ということで…。

Webで信頼できそうな整形外科を探し、遠征してみることにしたのだ。

その整形外科は、かなり大きく、立派な設備を有していた。

行きつけの整形外科と比べて、何倍もの広さがあり、職員たちの数も段違い。

設備が全てを決めるわけではないけれど、僕は、それだけで信用できそうに思えてしまった。(単純…。)

Webでの事前予約システムも完備されていたので、初めてでも、戸惑わずに診療を受けることができた。

僕はここでまず、昨年夏の腰椎圧迫骨折から、今回の臀部痛に至るまでの経緯を問われ、状況を細かく話した。

神経障害性疼痛用の薬「リリカ/プレガバリン」が体質に合わない件や、リハビリの効果も感じない旨も伝達。

診療の幅を狭めるような話ばかりしたので、かなり扱いづらい患者だったと思う。

しかし、それでも実に親身に対応をしてくれた。

レントゲン検査では、これまでの整形外科で撮った場所とは全く異なる部分を、何枚も撮影。

診察の際も、さまざまなポーズを要求され、痛みが出る場所の確認をしてもらった。

その結果…。

「臀部痛の原因は、背中にある可能性が高い」とのことで、背中の2カ所に、神経ブロック注射を打ってもらった。

これまでの整形外科では、全く無視されていた場所だ。

治療の効果は、思った以上だった。

翌日の朝は、明らかに臀部の痛みが落ち着いていたからである。

ほんの少しだけれど、約1ヶ月ぶりに走ることもできた。これは大きい。

その後また、ちょっと臀部に違和感を感じることが増えてきたので、完全な回復とはいかないけれど、微かな光明が見えてきた。

だから僕は、しばらくの間、継続的に遠征して治療を続けていくことに決めた。

それで快方に向かってくれるといいのだけれど…。

「北海道マラソン2024」エントリー完了。過去10回の完走タイムを見て思ったこと。

北海道マラソン2024のエントリーが始まった。*1

【公式】北海道マラソン2024

今、僕は、全く走れるような状況ではなく、また、焦って申し込む必要も全くないのだけれど、やっぱりエントリーしてしまった。

ホテルも航空券も確保済だし、昨年は、骨折してても出走した*2ほどの、思い入れがある大会。

とりあえず様子見…などと思っていると、いつまでも気がかりで落ち着かなくなるので、申し込んでしまうことにしたのだ。

僕は、2011年の初参加以来、毎年欠かさずエントリーしており、今年で12回目のエントリー。

レース直前にトラブルがあって出走断念した2019年大会以外は、毎年出走し、そして完走している。

ただ…。

記録の劣化が酷すぎw

初参加だった2011年は、ランナー暦9ヶ月目、フルマラソン2回目、真夏日(スタート時点で28.9℃!)という条件下でサブ4達成。

レース後は、あまりのキツさに倒れ込んでしまったけれど、一生忘れられない大会になった。

そして僕は、北海道マラソンの魅力にのめり込んでいく。

僕は、「寒いよりは暑い方が断然好き」というタイプの(珍しい?)ランナーなので、北海道マラソンは、夏の大目標レースとなったのだ。

レースに出走するたびにタイムを上げ、2014年には、サブ3.5も達成している。

翌年以降も、それなりに安定して頑張っていたのだけれど…。

コロナ禍中に暗転。

加齢で衰えが目立ってきたことに加え、身体のあちこちにガタがきて、練習量が激減しまったのだ。

4年ぶりに出走した2022年大会では、サブ4さえもほど遠く、4時間37分もかかってしまった。

だから去年の大会では、リベンジをすべく、練習を重ねた。

灼熱下での峠走なども行い、それなりに手応えを感じていたのだけれど…。

大会4日前の練習後に、突然、激しい腰痛が発生

北海道遠征後も痛みはひかず、ぎりぎりまで悩んだが、強行出走し、なんとか完走した。

タイムは、なんと5時間半。

僕のマラソン人生で最悪の成績になってしまった。

激しい腰痛を抱えながら完走したツケはハンパじゃなく…。

腰椎圧迫骨折が判明。

オーダーメイドのコルセットを装着して、不自由な3ヶ月を過ごす羽目になった。

何とか骨折が癒えたと思ったら、今度は、筋肉の劣化に伴う(?)座骨神経痛が発症し、それは未だに治まっていない。

正直今は、フルマラソンどころか、5kmのレースも走れない状態だ。

あと5ヶ月で、どこまで立て直せるのか、不安だらけではあるけれど…。

申し込んでしまった以上、覚悟を決めて頑張るだけ。

なんとか出走、完走したい。

*1:出走権つき旅行プランは、3/1に始まっていたけれど、一般的には3/31から開始。

*2:まさか、骨折していたとは思わずに走っていたのだけれど…。

「かすみがうら」「ふくしまシティハーフ」エントリー断念…。

腰の具合が、一向に良くならない。

昨年夏に発症した腰椎骨折については、3ヶ月間のコルセット固定によって、年末に治癒した。

しかし、ホッとしたのは束の間。

骨折から派生した(?)座骨神経痛に頭を悩まされている。

座骨神経痛は、僕の持病とも言えるもので、これまでにも何回か見舞われているのだけれど、大抵は1~2ヶ月程度で治っていた。

今回、ズボラな僕にしては結構努力していて、鍼やストレッチ、マッサージなど、さまざまなケアを行ってきている。

しかし、今のところ、全く良くなる気配がない。

数キロ程度のジョグならば大丈夫*1なのだけれど、少しでもスピードを上げたり、距離を伸ばすと、痛みが増して耐えられなくなる。

こんな状態では、レースへの出走は、まだまだ無理。

ということで…。

僕は、以前からずっと出走を考えていたレースへのエントリーを見送ることに決めた。

そのひとつは、明日(レイトエントリー)締切の、かすみがうらマラソン。

かすみがうらマラソン兼国際ブラインドマラソン2024

これは、僕の大好きなレース。

10年前には、自己ベスト(僕の生涯ベスト)を出した大会でもあるので、相性もいい。

あぁ、久しぶりにあのコースを走りたかったんだけれどなぁ…。

勝手知ったるかすみがうらコースであれば、復帰レースにはもってこいだと思ったんだけれどなぁ…。

しかし、あと2ヶ月弱で、フルを走りきれる身体に戻せるとは到底思えないので、やっぱり諦めることにした。無念だ。

明日受付締切のレースは、もうひとつ。

ふくしまシティハーフマラソン2024【公式】

ふくしまシティハーフマラソン。

レース後に、福島名物の円盤餃子が味わえるということで、去年から狙っていたレースだった。

神野大地選手がゲストというのも魅力。

神野選手は、僕と鍼兄弟*2であり、HUAWEI FreeClip繋がりもあるからだ。

ふくしまシティは、距離がハーフで済むし、5月中旬開催。

ならばなんとかなりそうな気もしたのだけれど、日帰り参加は無理*3というのが仇となった。

宿泊代&新幹線代を払ってまで、レースを堪能できる自信が持てないため、断念することに決めた。

あぁ、福島の街を気持ちよく走って、円盤餃子で餃ビーしたかったんだけれどなぁ…。

どうにもこうにもやりきれない。

今はじっと我慢の時期だと思うのだけれど、この分だと、夏の北海道マラソンまでに治るのかどうかも不安になってきた。

ヤーレンズの出井さんに「大丈夫でしょ」と言って欲しいw

*1:整形外科医の先生からも、無理のない程度で動いていた方がいい、と言われている。

*2:激痛鍼の内田治療院で、同じ鍼の洗礼を受けた兄弟w

*3:スタート時間が早く、始発で向かってもギリギリ間に合わない。

腰痛発症から6ヶ月…。

僕は、「Day One」という日記アプリに、毎日の出来事や思いを綴り続けている。

このブログでは発表できないことも含めて、もう10年以上も、ほぼ毎日書き続けている、僕の大事なプライベートノートだ。

「Day One」に残した内容は、ブログのエントリーを書く時にも、参考にすることが多い。

昨日僕は、北海道マラソン2024に関するエントリーを書いた。

それにあたって、僕は昨年の北海道マラソン前後の日記をつらつらと読み返し、当時の苦い記憶が蘇ってきた。

レースまで数日に迫った日。

今からちょうど6ヶ月前の日記で、僕はこのように書いていたのである。

この時、僕はまだ「一時的な痛み」だと信じていた。

今から考えれば、このときの見通しが甘かったというしかない。

まさかその後、半年も苦しむことになるとは、思ってもみなかったのである。

ただ、こんな事態になってしまったのは、自業自得。

僕は、北海道マラソンに出走するか否か、直前まで悩んだが、「折角北海道まで遠征したのだから来たのだから、とりあえずスタートして、走れるところまで走ってみよう」と決意し、強行出場。

レース中は、腰の痛みと闘いながら、リタイアすることばかり考えながら走っていた。

しかし、後半、ベタ歩きしても関門締切に間に合うことがわかったため、意地で完走。

それが仇となった。

レース後、腰椎骨折を発症したことが判明。

それから3ヶ月間は、オーダーメイドのコルセット(64,024円!)で不自由な生活を強いられた。強行出場の代償は、あまりにも大きかったのだ。

昨年末、やっとのことで、コルセットが外れ、整形外科医でも「軽いランニングを始めても可。」という許可を得たので、僕はラン練習を再開した。

しかし、それからほどなくすると…今度は、座骨神経痛に見舞われることになった。

一難去ってまた一難。

練習を再開するのが早すぎたのか。それとも、腰椎骨折から繋がる症状なのか。

座骨神経痛は、これまで何度も僕がかかっている持病。

ただ、これまでは内田治療院での激痛鍼で、解決することが多かった。

しかし、今回はかなり重症。

激痛鍼には、もう3回も通っているというのに、未だ回復の兆しがないのである。*1

毎日、ストレッチは欠かしていないし、患部のケアもしっかりしているつもりだけれど、少しでも走ると、やっぱり痛みが出てくる。

いったい、いつになったら抜け出せるのだろう…。

今年の北海道マラソンまでは、まだ半年あるけれど、少し不安になってきた。

*1:施術後数日は、なんとなく良くなった感じはするのだけれど、すぐにまた、元に戻ってしまう。

「北海道マラソン2024」開催概要・エントリー情報発表!昨年からの変更点は…

「北海道マラソン2024」の概要が発表になった。

【公式】北海道マラソン2024

今は、マラソンシーズン真っ盛り。

今週末の大阪マラソン、来週末の東京マラソンなど、注目レースが目白押しの状況だというのに、真夏のマラソン大会情報なんて…と思われそうだ。

しかし僕は、北海道マラソンの《勝手にアンバサダー》系ブロガーなので、紹介しないわけにはいかないw

以下は、大会Webサイトに全て載っている情報をもとに、僕なりの(おせっかい)感想を付け加えたもの。

北海道マラソン2024出走を検討されている方の、ご参考になれば嬉しい。

エントリー開始日程

◆3月1日(水)12:00/出走権付き旅行プラン 販売開始[先着順]

◆3月31日(日)18:00/大会公式アプリでの一般エントリー開始[先着順]

◆4月2日(火)18:00/大会公式HPでの一般エントリー開始[先着順]

アプリでは、大会HPに先駆けて受付が可能だけれど、昨年のエントリー時は、大きなトラブルを起こしているので、印象が悪い。

昨年は、一般エントリーの締切期限が2回も延長されるほど、定員には余裕があった。

使いにくいアプリで、焦って申し込む必要は全くないと思う。

僕は、HP経由でゆったりエントリーするつもりだ。

開催日時

2024年8月25日(日)8:30スタート[第1ウェーブ8:30、第2ウェーブ8:45]

暑熱対策的には、スタート時間をもう少し早めても良かったような気がする。

ただ、それは僕が「極端な朝型」だから、そう思うだけかもしれない。

以前は12時スタートだったことを考えれば、大幅に改善されている。

参加料

国内16,500円、海外22,000円 (うちチャリティー200円)

昨年と同じ。

コロナ禍前は11,000円だったので、大幅値上がりとなっているが、その分、エイドも暑熱対策も強化されているから、まぁ納得。

コース

大通西4丁目(駅前通)- すすきの - 中島公園 - 平岸通 - 創成トンネル - 創成川通 - 宮の森・北24条通 - 新川通(折り返し) - 北海道大学 - 北海道庁(赤れんが)- 駅前通 - 大通西4丁目(駅前通)

変更点なし。

アップダウンが少なくて、道幅も広い。僕の大好きなコースだ。

地名を見ているだけで、僕は、その場所を走っている自分の姿が浮かぶ。

ひたすら単調な一本道が続く新川通さえも、僕は大いに気に入っているのだ。

「暑い」ということを別にすれば(別にすんなって^^;)スピードを出せるコースだと思う。

参加受付

大通公園西8丁目

8月25日(金)13:00~20:00
8月26日(土)10:00~20:00

従来同様、レース前日までの受付が必須だ。

東京マラソンや大阪マラソンのように、EXPO会場が充実していれば、前日受付もそれなりに楽しい。

しかし、北海道マラソンのEXPOはしょぼすぎて、受付のためだけに出向くのは、ちょっと憂鬱。

ナンバーカード事前送付にしてくれないかなぁ…。

完走賞

  • 完走メダル
  • フィニッシャータオル

あれっ、これだけ?と思った。

昨年の完走賞は、史上最強の大盤振る舞いだったからだ。

ただ、よく調べてみると、昨年も「大会概要」発表時点の完走賞は、完走メダルとフィニッシャータオルだけだった。

その後色々追加されて大盤振る舞いとなったため、今年も同様の展開になることを期待したい。

前回からの改善点(暑熱対策)

北海道マラソンの暑熱対策は、従来から非常に充実していたけれど、昨年の灼熱ぶりは、その対策さえも凌駕してしまった。

そのため、今回はさらに暑熱対策が改善されている。

  • 給水所増設=2.0km付近 ※コースの両側を予定
  • コース上へ水かぶり(シャワー)ステーション新設
  • 給水所の設計見直し、スポンジ・氷の増量
  • 関門時刻の前倒し、中断・中止をする場合がございます

僕は基本的に暑さに強い(昨年も特に暑いと感じなかった)ランナーなのだけれど、それでも、やっぱり暑熱対策の改善は嬉しい。

シャワーステーション。いいじゃないか。

ただ、「関門時刻の前倒し」はちょっと気になる。

昨年僕は、骨折しながら何とか走り抜けたが、もしも関門時刻が前倒しされていたら、フィニッシュできなかったかも知れないからだ。

今年は、身体さえ戻っていれば、昨年より走れると思うけれど、前倒しはやっぱり不安。

そんな異常事態にならないことを祈るばかり。

変更点

「オープンの部」新設
順位を求めず自由に走ったり、性別に捉われないランナーなど、マラソンの新しい様々な楽しみ方をこの部門に込めました。

この部門の参加者は、ナンバーカードに性別の区分がなく、順位も発表されないとのこと。個人的には、あんまり創設意図がわからない。

性別を明らかにしたくないランナーって、そんなにいるのか?!と、思ってしまった^^;

「ニックネームアスリートビブス」新設

去年までは、本名のみの対応だったが、今回からニックネームでのエントリーも可能になった。

但し、陸連登録競技者としてエントリーすると、ニックネームでのエントリーができなくなるので注意。

僕は、東京陸連の登録競技者だが、ニックネームで出走したいので、一般参加者としてエントリーしようと思っている。

マラソン世界記録保持者キプトゥム。24歳。交通事故で逝く…。

昨日、そのニュースを目にした時…僕は思わず「えっ!」と声を上げてしまった。

まさか。嘘だろ。何かの見間違いだろうと思った。

しかしそれは、紛れもない事実だった。

マラソン界に現れた若き超新星。ケルヴィン・キプトゥムの訃報だ。

デビュー以来のキプトゥムの戦績は、輝かしいばかりだった。

フルマラソン初挑戦は2022年12月のバレンシアマラソン。

デビュー戦にして、当時の世界歴代4位の記録で制覇。

2023年4月。2戦目のロンドンマラソンでは、世界歴代2位の記録(世界記録まで16秒差!)で優勝。

そして。

それから半年後のシカゴマラソンでは、大会記録を3分以上塗り替える爆走。

キプチョゲの世界記録を34秒更新する、2時間00分35秒の世界新記録で優勝したのだ。

2023 Bank of America Chicago Marathon - Bank of America Chicago Marathon

その時の衝撃を、僕は忘れない。

シカゴマラソンは、僕も過去に2回走ったことがあり、大好きなコースのひとつ。

そんな思い出のコースで、世界新が生まれたんだなぁと思うと、実に感慨深かったのだ。

ケルヴィン・キプトゥムは、まだ24歳。

フルマラソン挑戦後、わずか3戦目で世界新記録を達成。しかもまだ24歳なのだから、伸びしろも十分。

今年4月のロッテルダムマラソンにエントリーしていたとのことで、公認レースとしては、人類初の2時間切りも夢ではなかった。

今年夏のパリ五輪でも、その勇姿を見せてくれる筈だった。

しかし…。

事故はケニア西部で発生。キプトゥムさんの運転する車が横転し、同乗していたコーチも死亡した。

キプトゥムさん、交通事故で死去 世界記録保持者の24歳―男子マラソン:時事ドットコム

まさか、自分が運転する車で事故を起こして、死んでしまうとは…。

いったいどうしてそんな事故になってしまったのか。

さらなる夢を目指す世界一のアスリートが、こんな簡単に散ってしまうなんて。

あぁ、あまりに切なくて悲しすぎる事故だ。

しかし、どんなに嘆いてみても、もう、キプトゥムの命は戻らない。

合掌。

2年ぶりの積雪。11年目のスノーターサー。その追憶と近況。

一昨日から降り始めた雪で、東京都心は、2年ぶりに積雪となった。

たった7~8cm程度の積雪で「大雪」などというと、北国ランナーの方々には笑われてしまうだろう。

しかし、この程度の雪でも、気象庁は大雪警報を出して警戒を呼びかけていた。

北国と東京では、大雪警報の出る基準が違う。

都心はとにかく雪に弱いため、10cm程度の積雪予報で、大雪警報が出るのだ。

結果、10cmにも達しなかったけれど、昨日、僕が出勤する段階では、それなりに積もっていた。

ということで…。

僕は、久しぶりに下駄箱から秘密兵器を取り出した。

2013年に購入した、アシックスの雪上用ランニングシューズ。

雪道を走れないユウウツ、雪道で走りたいシューズ - 餃子ランナーは電子機器の夢を見るか? 

「スノーターサー」だ。

僕がこれを購入したのは2013年なのだけれど、その年は積雪がなくて使えず*1、悔しい思いをした。

しかし、その悔しさは、翌年大いに晴らされる。

2014年。

東京で、2回にわたって超ドカ雪が降ったからだ。

あの時僕は、わざわざ荒川河川敷まで遠征し、新雪の中を走りまくったことを思い出す。

スノーターサーで堪能した「45年ぶりの大雪」ラン - 餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

新雪の中を、独り占めして走れる快感。

あぁ、楽しかった。本当に最高だった。

あのとき僕は、この雪用シューズを駆使し、キロ6分ペースで12キロも走ったのだ。

僕のランニング人生の中で、もっとも楽しい出来事の1つだったと言っていい。

その2年後。

2016年にも夜明け前にそこそこ積雪したことがあったので、僕は、新雪ランを楽しんだ。

けれど、楽しかったのはここまで。

滅多にまともな雪が積もらない東京において、スノーターサーの出番は少ない。

その後しばらくの間、残念ながら、殆どお蔵入り状態になってしまう。

4年前の3月。

東京では、久しぶりに大雪模様となったが、吹雪。

まともに外を歩けるような天気ではなかった。

しかし僕は、「スノーターサーを使いたい」欲望を抑えきれず、河川敷まで繰り出し…そして、地獄を味わった。

冗談抜きで、一歩間違えば死んでいたんじゃないかと思う。

僕は、もともと寒さに弱いタチなのに、雪が降るとなぜか高揚してしまうのだ。バカすぎる。

今ではもう、こんなバカなことはしない(し、する体力も気力もない)が、「スノーターサー」への愛着だけは残っている。

だから、昨日の朝に、積雪を確認できた時は、それで走ろうかと思った。

しかし…。

座骨の痛みが引かない今、雪に浮かれて走ろうとするのは、大いに危険。

もしも転倒して腰など打ったら、今度こそ、取り返しのつかない状態になるからだ。

ということで、夜明けランは断念。

その代わり、通勤用のシューズとして使うことにした。

黒のスラックスと組み合わせても、それほど違和感がない。(まぁ、違和感があっても履くんだけどw)

正直、たいした積雪ではなく、しかも、スピードを出さないので、スノーターサーのポテンシャルは生かせない。

ただ、完全防水シューズなので、どんなに雪やぬかるみを踏みしめようが、水分が染みこんでこないのは最高。

雪道の通勤用として、十分に活躍してくれた。

やっぱりスノーターサーは最高だ。

購入後、もう、11年も経つシューズなのだけれど、積雪した日にしか使っていないので、まだまだ十分現役。

来年以降の積雪時も、活躍してくれる筈だ。

是非とも、今度は雪上ランニングシューズとして、使いこなしたい。

それまでに、僕の身体もしっかり治しておかなきゃなぁ…。

*1:積雪予報が出ていたから買ったのに、結局積もらなかった。

《山の神》のスピードで走っても落ちない!ランナーのためのイヤホン「HUAWEI FreeClip」発売決定!!

HUAWEI のイヤーカフ型イヤホン、「HUAWEI FreeClip」の発売が決定した。

これは、2月1日までGREENFUNDINGでクラウドファンディングされ、累計支援額5,800万円を記録した大人気商品。

数日前にクラファンが終了したばかりで、出資した人(僕もその1人)に、まだ製品が届いていない状況。

それなのに、なんと、2月20日には発売されるとのことで、既に、amazonや楽天等でも予約が開始されている。

こうなると、クラウドファンディングというより、単なる先行予約販売じゃないかという気もする。

まぁ、最近のガジェット系商品ではよくある手法(Unihertz製品とか)ではあるけれど、ここまで早く、正式発売されるとは思わなかった。

出資者としては、いてもたってもいられない。

もう商品ができているなら、早々に送って欲しいなぁ…。

僕は、クラファン開催中、この商品にビビッときて出資を決めた。

これは、ランナーのためのイヤホンだと思ったからだ。

僕は、先週開催された、この商品の発表会イベント記事で、その直感が正しかったことを確信した。

累計支援額5,800万円超!大人気イヤーカフ型イヤホン『HUAWEI FreeClip』 2月20日(火)より発売開始!製品アンバサダーにプロランナー 神野大地氏就任 | 華為技術日本株式会社のプレスリリース

この商品の公式アンバサダーに、《三代目山の神》として名を馳せた、神野大地さんが就任。

これはまさに、HUAWEI FreeClipが、ランナーのためのイヤホンであることの証明といえるだろう。

神野大地さんについては、つい最近、このエントリーで書いたばかり。

そう。

激痛鍼の「内田治療院」で、サイン色紙を見かけたのだ。

鍼灸師の鈴木先生に伺ったところ、昨年11月に神野さんが来院し、施術を受けたとのこと。

僕はそれで、一気に親近感を感じたことを思い出す。

僕と神野さんは、同じ激痛鍼の洗礼を受けているわけで、言わば《鍼兄弟》と言えるからである。(おぃ!)

HUAWEI FreeClipのアンバサダー就任にあたり、神野さんは、このようなコメントを残している。

この度、『HUAWEI FreeClip』の製品アンバサダーに就任することができ大変光栄です。実際にイヤホンを試したのですが、1キロを3分半のペースで走ってもしっかりと耳にフィットし落ちませんでした。

また、『HUAWEI FreeClip』は耳を塞がないので、私が走る際に大切にしている足音や呼吸音もしっかりと感じられます。今では、トレーニング内で週に10回ほど行うジョギング時に愛用しており、相棒的な存在になっています。

これまで使ったことがあるイヤホンに比べて音質も良く、自宅でパソコン作業する際にも使っています。

1キロ3分半のペースで走っても落ちない!

イヤホンを装着中、足音や呼吸音が感じられるというのは素晴らしいし、しかも安全。

それで音質も良いというのだから、ランナーにとっては文句なしの理想的なイヤホンと言える。

僕は今、座骨神経痛に悩まされており、まともに走ることができないヘッポコランナーだ。

しかし、このイヤホンを装着して走れば、痛みもおさまるような気がしてきたw

あぁ、到着が待ち遠しい。早く届かないかなぁ…。

16ヶ月ぶりの「激痛鍼@内田治療院」で効果を実感。

先週末。

僕は、久しぶりに鉄腕アトムの歓迎を受けた。

そう。

ランナー御用達の《激痛鍼》で名を馳せる、内田治療院を訪れたのだ。

アトムのオブジェは、このビル1FにあるCD/DVDショップが設置したもので、内田治療院とは何の関係もない。

しかし、この笑顔とポーズを見るたびに、僕は、アトムが、「痛い思いをしたい方は、上の階へどうぞ」と言っているように思えてしまう。

ただ、そんなアトムの笑顔に怯んでいてはいけない。

内田治療院で受ける鍼施術は、とにかく痛いのだけれど、その効果が絶大ということもわかっているからだ。

僕はこれまで、故障するたびに、この治療院のお世話になってきた。

僕は、2022年の9月以来、約16ヶ月ぶりの訪問となった。

あぁ、もっと早く訪れるべきだったなぁ…。

昨年8月に腰椎骨折して以降、僕は、約3ヶ月の間、オーダーメイドのコルセットを装着。その時点では、鍼どころではなかった。

とにかく、患部を固定して安静にしているしかなかったからだ。

しかし、コルセットがとれ、EMS治療によって腰痛が完全回復したことで、僕に油断が生じていた。

その後に発生した座骨の痛みを、甘く考えてしまったのである。

昨年末からの症状は、一向に引かず、今年に入って逆に悪化する始末。

EMS治療は続けていたものの、この症状に関しては効果がなかったようだ。

松が開け、1/8になって、僕はようやく内田治療院のことを思い出した。

過去、僕はたびたび座骨神経痛に悩まされてきたが、リハビリでは改善せず、内田治療院の激痛鍼に救われてきたからだ。

それで早速、内田治療院に連絡をとったが、平日の夜は全く予約がとれず、土曜日も、1/13は満杯、最短でも1/20になってしまうとのこと。

しかも僕は、1/20には所用があったので、困ってしまった。

悩んでいる間も、座骨の痛みは増すばかりだった為、整形外科を訪れると…。

「椎間孔狭窄症」と診断され、リハビリを行っていくしかないと言われた。

整形外科では、過去の座骨神経痛発症時も、同じようなことを言われたが、結局リハビリでは改善しなかったことを思い出す。

最終的には、内田治療院に救われた記憶が蘇る。

やっぱりここは激痛鍼に頼るしかない!

と思い、1/20の所用を何とか調整し、アトムに出会えたという訳だ。

16ヶ月ぶりの訪問となったが、内装などはあまり変わっていなかった。

WMMの6スターメダルが飾られているのも、以前のまま。

ただ…。

受付には、箱根駅伝における、三代目の「山の神」神野大地選手のサインが掲げられていた。

去年11月のものだから、まだ新しい。

サービスの自家焙煎コーヒー(これが旨い)をいただきながら、施術時間までの時間を過ごす。

昨年の別大で、MGCの権利を獲得した、JR東日本の作田直也選手も、この治療院常連のようだ。(壁にはゼッケンも飾られていた。)

やっぱりここは、ランナーたちの聖地なんだなぁということを、あらためて感じた。

そんなことをつらつらと考えていると、鈴木先生から声をかけられ、施術開始。

16ヶ月ぶりの鍼は、やっぱりとっても痛かったけれど、でも、施術を受けている途中ですでに効果を実感。

だから僕は、もっと早く来るべきだったなぁと思ったのである。

先生曰く、年始から予約が殺到しており、今はとても忙しいとのこと。

だから、僕の次の予約も、2月以降でしかとれなかった。

本当は、あまり間を開けずに、施術をして欲しかったところだったのだけれど…。

それまでに、鍼の効果が切れて、痛みが再発することのないよう、何とかケアをしていきたい。

WMM6★獲得ランナーたちの傾向分析「SIX STAR FINISHER FACT」(2023.11現在)

WMM(ワールドマラソンメジャーズ)に属する大会は、現在6つ。*1

ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨーク、そして東京だ。

WMM全ての大会を完走したランナーは、SIX STAR FINISHERと呼ばれ、ポン・デ・リングデザイン(?)の、特別なメダルが提供される。

このメダルを獲得する条件は、非常に厳しい。

米国、英国、ドイツ、日本の4カ国で走らなければいけないし、出場権を得るだけでも困難な大会が並んでいるからだ。

僕も、このメダル獲得を夢見ているランナーなのだけれど、最近の怪我続きと予算不足で、ちょっと心が折れつつある。

6大マラソン大会の中でも、極めて出走ハードルの高い、ボストンとロンドンを残してしまっているからなぁ…。

ただ、いつか復活できた日のために、情報収集だけは続けている。

このたび、WMMのWeBサイトで、興味深いデータが公開されていたので、今日は、それをご紹介させていただくことにしよう。

その名も…。

SIX STAR FINISHER FACT

SIX STAR FINISHER FACTだ。

WMMにおける、SIX STARの獲得者についての、最新情報がたっぷり詰まっていて、非常に面白い。

今回はその各項目を眺めて、僕なりに考えてみたことを綴っていきたい。

地域別SIX STAR FINISHER数(2023.11現在)

昨年のニューヨークシティマラソン終了時(2023.11)における、SIX STAR FINISHERの数は、12,772人。

ニューヨークシティマラソンの次に控えるWMMの大会は、3月の東京マラソンとなるため、この数字は、現在の最新状況を示している。

世界の大陸別に見ると、ヨーロッパと北アメリカがやはり高い。

6大会のうち5大会は、ヨーロッパと米国に集中している為、この結果は納得。

むしろ、そんな状況でアジアは大健闘しているのではなかろうか。

オセアニア大陸は、シドニーがWMMに加わると、飛躍的に伸びそうな気がする。

国別FINISHER数トップテン

世界121カ国のランナーが、SIX STAR FINISHERの栄冠に属している。

国別でダントツに多いのは、やはり米国。

6大会のうち、3大会(ボストン、シカゴ、ニューヨーク)を有しているので、他国への遠征が少なくて済むというのが理由だろう。

ロンドンマラソンを有する英国が2位。ベルリンマラソンを有するドイツが3位。

東京マラソンを有する日本は9位だが、遠征の難易度を考えれば大健闘と言えるんじゃないかと思う。

そんな日本のSIX STAR FINISHERは、現在398人。

そのうち、僕の知り合いが50人以上入っているw

直近5年間における年度別6★達成者数(2019年~2023年)

ここ5年間で、新規にSIX STAR FINISHERとなったランナーの数。

コロナ禍の影響が如実に表れている。

2020年が1人というのが凄い。

この年は、ボストン、シカゴ、ベルリン、ニューヨークシティマラソンが中止。

東京とロンドンは、一般の部が中止でエリートランナーのみでの開催となっている。

そんなエリートランナーの中に、新規のSIX STAR FINISHERがいたということだろうか?

6★メダルの複数獲得者数

6大会を全て完走すると、前述のポン・デ・リングデザインメダルがゲットできるのだけれど、そのメダルを複数獲得している「超」リピーターが、119人もいる。

2周(メダルを2個ゲットした)ランナーが104人。3メダルの項目が2つあるのは誤植?だとして、3周ランナーが11人、4周ランナーが4人、5周ランナーが2人ということだろうか。

2周するだけでも衝撃だが、3周、4周、5周に至っては、もう、唖然とするしかない。

時間もお金もスピードも、たっぷりあるランナーたちなんだろうなぁ…。

2023年の「新規/追加」SIX STAR FINISHER

左は、2023年にSIX STAR FINISHERとなった4,574人の、大会別内訳。

東京マラソンでの達成者がダントツに多い。

ここ数年の東京マラソンは、コロナ禍で中止になったり、外国人を締め出ししていたりしたので、これはまぁ、当然と言える結果。

右は、2つめのSIX STAR FINISHER FINISHERメダルを獲得したランナーの数。

これも東京がダントツ。50人もいるのだから驚きだ。

SIX STAR FINISHERの男女比

男性が女性の約2倍。

東京マラソン2023出走者の男女比は、「男子 76.4%/女子 23.6%」なので、それから考えると、女性の比率が非常に高い。

女性ランナーの方が、WMMやSIX STARに関する意識が高いということなのだろうか。

興味深い。

6★達成時平均年齢

50歳6ヶ月。

想像よりも高い年齢だったので、ちょっと驚いた。

ただ、よく考えてみると、まぁ、納得。

若いうちは、国内レースでのスピードやタイムを追い求めているランナーが多いだろうと思えるからだ。

ある程度年を重ねて、国内のレースだけでは飽き足りず(?)に、精神的にも時間的にも余裕ができたランナーたちが、SIX STARを目指すのかもしれない。

僕の周りには、僕より断然年下で、30代や40代での達成ランナーもたくさんいるんだけれどなぁ…。

マラソン大会別平均完走タイム

全コースを平均して、「ほぼサブ4」の4時間2分というのは、なかなか速い。

大会によっては、基準タイム(Qualifying Time)設けて出走ランナーを制限していることもあるから、これは納得。

ただ、コース別の順位はちょっと意外な結果だった。

高速平坦コースで知られるベルリンやシカゴのタイムが速くなるのはわかるのだけれど、東京が最下位とはなぁ。

どう考えても、ニューヨークの方が難コースだと思うのだけれど…。

ただ、これもちょっと考えてみると納得。

東京マラソンは、沿道にたくさん人がいるものの、応援は控えめ。

大多数の観客は、有名人や身内の応援にとどまっているような気がする。

その点、欧米のマラソン大会は、外国人に対して、実に熱い声援を送ってくれる。

僕も、一昨年のニューヨークシティマラソンで、沿道からの声援に、大きな力をもらったことを思い出す。

マラソン大会において、沿道の大声援は力を与えてくれるので、圧倒的な声援に包まれる大会は、タイムを押し上げてくれるのかもしれない。

*1:来年以降、ここにシドニーが加わる可能性は高いと予想されているが、未確定。

だいたい合ってるけど、異議もある「GARMIN SPORTS 2023年間レポート」

iPhone SEに入れているGARMIN SPORTSのアプリが、僕の「2023 年間レポート」を作ってくれた。

僕は、GARMINを使い始めて以来、「GARMIN CONNECT」アプリを活用していた。(これを使わないと、GARMINのデータをスマホに取り込めないし…。)

一方、「GARMIN SPORTS」アプリの方は、インストールしていたものの、あまり利用していなかった。

だから、こんなレポートがあると知ってちょっと驚いた。

2022年度版も作成されていたのだろうか?

僕がGARMIN SPORTSアプリをインストールしたのは、2022年の7月ということらしいから、2022年は集計データが不十分だったかもしれない。

まぁ、それはともかく、今回のレポートを確認してみることにしよう。

年間を通じての週間アクティビティレポート。

この結果を見て、僕は唖然としてしまった。

53週連続、年間全ての週でアクティビティを記録しているのは、まぁ、納得できる。

骨折で走れなかった時期も、ウォーキングは続けていたからだ。

ただ…。

最も運動した月が12月という分析には納得がいかないし、どう考えてもおかしい。

GARMINでのアクティビティは、TATTAアプリにも転送しているので、それを確認すると、こんな感じ。

昨年の12月は、骨折が癒えて少し走れるようにはなってきた。

けれど、ランニング距離としては、たったの60km程度。ウォーキングを含めた全アクティビティでも、130km弱しかない。

夏場の方が断然活動していることは自明。

GARMIN SPORTSは、何のデータをもとにして分析したのだろう?

ランニングとウォーキングの分析。

前述の通り、僕がGARMIN SPORTSと出会った(アプリをインストールした)のは、2022年の7月なので、2021年のランニング実績がゼロなのも、2022年の実績が少ないのも納得。

その一方で、2021年のウォーキング実績はなぜかカウントされていて、しかも、2023年より多い。

いったいなんなんだこれは?

僕のアクティビティタイム分析。

なんと、僕が活動している時間帯は全てAMであり、PMがない!

毎日夜明けの時間に走ったり歩いたりしているので、「真の朝型運動愛好家」という分析に異論はないけれど、午後に走ったこともある筈なんだけれどなぁ…。

全体から見ると、誤差の範囲内?となってしまうのだろうか。

年間で最も実績の高かった日の状況分析。

最もカロリーを消費したらしい3/5は、東京マラソンの出走日。

最も多くの汗をかいたアクティビティとなっている8/27は、北海道マラソンの出走日。

最も高度を獲得した7/15は、足柄峠走に遠征した日だ。

ここまでは理解できる。

ただ…。

灼熱の峠走時を含め、28℃以上で走った日はいくらでもあるし、最低気温が14℃なんてことは絶対にない。

12月の夜明け前ランは、毎日とても寒くて、2℃なんてこともあったからだ。

いったいどういう統計で、この気温になっているのだろう?

ランニング能力の分析。これはまぁ、合ってる。

いやはや酷いタイムだなぁ。

かつては、サブ4どころか、サブ3.5で走っていた時代もあったというのに…。

まぁ、怪我もあるし、加齢を言い訳に努力も怠っているから、仕方ないんだけれど。

平均週間ストレスの分析。なんだかやたらと低い。

毎日、会社では色々と悩ましいことも多いというのに、なんでこんなにストレスがないんだ。

これじゃぁまるで、脳天気人間みたいじゃないか!

僕は、平時の血圧がとても低く、心拍数も上がらないタイプなので、ストレス測定がちゃんとできてないような気がする。

改善を求めたいw

年間平均睡眠時間は4時間27分とのことなので、不眠症の割には、時間がとれているような気がするけれど、この結果は正しくない。

もうすっかり目が冴えて起きてしまっている時間も、GARMINは「睡眠」と認識していることがあるからだ。

Fitbitによる睡眠時間測定(これはかなり正確)よりも、大抵1時間ぐらい多く記録されているので、その信頼性は大いに疑問。

それでいて、24日連続で睡眠の質が悪かったということだから、相当僕の睡眠状況はよくないってことなんだろうなぁ。

睡眠スコア0とかいう、わけのわからない数値もあるし…。

昨年のGarmin ランは、オンラインで参加した。

今年は、都合が合えばリアルの大会に参加したいと思う。

レポートの最後には、自分で《2024年への言葉》を入力できるようになっていたので…。

心の叫びを書いてみたw

全治3ヶ月の骨折は克服できたけれど、今は、座骨神経痛に苦しんでいる毎日。

一難去ってまた一難で、本当に嫌になる。

しかしなんとか腰痛を克服して、2024年は、去年の記録を上回れるよう、頑張りたい。

【箱根駅伝2024】青学が強すぎる!中大がつらすぎる…。

箱根駅伝2024が終了した。

終わってみれば、青山学院大学の圧勝だった。

3区の太田蒼生選手が、駒大の佐藤圭汰選手を振り切って首位に立つと、その後の選手たちも区間賞を連発。

往路新記録で初日の大会を終え、2日目の復路も快走を重ねた。

最終的には、2位の駒沢大学に、なんと6分半もの差をつけ、影をも踏ませぬド圧勝。

あまりに独走だったため、ラスト10区の宇田川選手は、レース後のインタビューで、「ピクニックランだった」とまで言っていたほど。

心理面でも圧勝だったのだ。

レース後の原監督は、今回の箱根駅伝が「第100回大会」ということだけではなく、今年が「青山学院大学創立150周年」「監督就任20年」だったことにも言及。

そんな記念すべき年のレースを、大会新記録の完全優勝で制するのだから、お見事というしかない。

いやはや本当に「持っている」監督だ。

頑張った選手たちに感謝の言葉を述べた後、「…そして、妻、美穂(にも感謝している)」と述べたのは男前すぎる。

こういった監督だから、《常勝》青山学院大学に生まれ変わったのだなぁ…と実感した。

ただ、今年の箱根駅伝が始まる前は、決して青学圧勝ムードはなかった。

今期の学生三大駅伝において、出雲と全日本を制したのは、どちらも駒沢大学であり、駒沢が《三冠》を制すると見られていたのだ。

実際、今回の箱根駅伝でも、3区に入るまでは「やっぱり駒沢か…」というムードもあった筈。

しかし、そこからが凄かった。

青学は、事前に掲げた「負けてたまるか大作戦」のスローガン通り、攻めのレースを貫いて3区で首位を奪うや、あとは、もう、いつもの独走パターンを築いていくばかりだった。

…ということで今回の箱根駅伝は、強すぎる青学に敬服だったのだけれど、その一方、つらすぎる事態も発生していた。

青学とともに、「駒沢の対抗格」とみられていた、中央大学の状況だ。

昨日のエントリーでも書いたのだけれど、昨年末の直前合宿で、選手たちが風邪に集団感染。

エース吉居大和選手を含む、16人中14人が罹患してしまった。

これではまともに走れるわけがない。

往路13位の惨敗は《必然》だったのだ。

復路では、いったん光明もあった。

6区の山下り。一斉スタートから、浦田優斗選手が、区間5位の快走で10位に浮上したのだ。

続く7区では、エース吉居大和選手の弟、駿恭選手が登場。

道中、脇腹を押さえて苦しそうなシーンもあったのだけれど…。

兄の大和選手から給水を受けて以降、復活。

区間賞の快走を見せた。

昨日の2区で、体調不良に伴う不調にあえいだ兄のリベンジを果たしたのだ。

この時点で、11位の帝京大学に2分差をつけていたので、セーフティリードだと思っていたのになぁ。

しかし…。

8区の阿部陽樹選手が区間22位の大ブレーキで12位に後退。

9区の白川陽大選手も区間16位で、シード権は遠のくばかりとなった。

結果…。

13位…。

3年ぶりの予選落ちだ。辛すぎる。

藤原監督は、マネジメント側のミスとして、自分を責めた。

今後の進退について言及している記事もあったが、それだけは止めて欲しい。

確かにミスしてしまったのかも知れないけれど、近年、中大がかつての力を取り戻してきたのは、間違いなく、藤原監督の手腕だからだ。

今回の苦い経験を糧に、再び巻き返してくれることを祈りたい。


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