餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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日本一の餃子店「東亭@東池袋」が、創立50周年で通販開始!?

今年のGWが、とうとう終わってしまう。

今週末まで続くという人もいるのだろうが、僕の場合は、暦通りの出勤なので、今日が最終日だ。

GWは、Golden Weekであるとともに、Gyoza Weekとも言える。

だから僕は、毎年、この時期はあちこちの餃子を食べ歩いていたし、走って宇都宮まで行ったこともある。

しかし、今年はそんな派手なことはできない。

コロナ禍に伴い、「町中華で」「孤独の」餃ビーができなくなってしまったため、僕は、もっぱら、おとなしく家で餃ビーしていた。

僕を救ってくれたのは、日本一美味しいと思っている東亭の餃子だ。 

僕は、もう15年以上この店の餃子を愛し続けている。

もともと来店ハードルの極めて高い店であったが、そのハードルが、近年はさらに上がった。

営業日は、「平日のみ週4日」→「週3日」→「週2日」とだんだん短くなり、昼のランチも休止。

火曜と金曜、しかも夕方2時間だけの、テイクアウト販売のみになってしまった。

しかし、それでも購入できるのだから幸せだ。

僕は、なんとか都合をつけて、定期的に生餃子を大量に買い、それを冷凍して食べ続けている。

昨年の緊急事態宣言時は、一時的に休業してしまったが、今年はなんとか営業してくださっていたので、GW前にしっかりと買いだめをして…。

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連日の東亭餃ビー。

今年のGyoza Weekを乗り切ることができた。

それぐらい僕は、東亭の餃子を愛しているのだけれど、このGW中、衝撃を受けたことがあった。

そんな東亭が、Twitterで配信を始めているのを知ったのだ。

しかも、なんと、開設されてから1年が経過していた。

昨年の緊急事態宣言に伴う休業を告知するために開設され、再開後も、営業日情報を中心に配信されていた。

僕はTwitter歴も無駄に長いのに、東亭のTwitter開設を見逃しているとは…。なんたる不覚だ。実に恥ずかしい。

このGW中、1年分のツイートをまとめ読みしていたら、営業日情報に混じって、時折、貴重な画像があって、僕は感動してしまった。

あぁ、素敵な写真だなぁ…。

今更ではあるけれど、このTwitterアカウントを知ったことが、今年のGWにおける、最大の収穫だ。

ツイートにも書かれているとおり、東亭は1973年2月10日の創業なので、今年で48周年。あと2年で50周年になる。

それを記念して(?)通販開始についてのアンケートも実施されていた。

僕は、このアンケートに参加することはできなかったが、もしも参加してしまったら、かなり悩んだと思う。

日本一の餃子を全国の人にも味わってほしいので、通販が開始されたら嬉しい。

ただ…。

現状、かなり限定した期間の店舗販売になっており、それでも完売という状況なので、通販開始に伴う《激務》が気になる。

僕は、あの素晴らしいマスターや女将さんに、いつも笑顔で会いたいから、激務に伴う疲労や病気などが非常に心配だ。

創立50周年企画として、もしも無理なく実施できるということであれば、いいのだけれど…。

何はともあれ、創立50周年まであと2年。

営業日カレンダーが変わらなければ、その日(2023年2月10日)は、金曜日なので、店頭販売がなされる日だ。

僕の人生にとって、なくてはならない店だから、その日は、万難を排し、花束を持ってお祝いに出かけたい。 

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板橋区稲荷台の町中華の2つの「龍」~店内サービスが魅力の「天龍」篇

時は、緊急事態宣言前に遡る。

町中華の店には、「時短」営業が要請されていたが、まだ「禁酒令」は公布されていなかったので、餃ビーは可能だった。

そんな中…

僕は、挨拶も餃ビーも心地よかった店「宝龍」を出て、次の目的地に向かった。

それは、「宝龍」から、ほんの10m先歩いた先にある店。

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「天龍」だ。

「宝龍」「天龍」なので、なんだか姉妹店のようだけれど、関係はない。

直接確認したわけではないが、メニューは完全に異なっていたので、少なくとも、系列店ということはない。

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店内は、「宝龍」よりはちょっと綺麗な感じだったが、昭和の趣を感じさせる。

感染症対策で、2人がけのテーブル席は1人のみしか座れず、カウンター席も1席おきになっていた。

「1人客以外お断り」という意思を感じる店だ。

こういう店では、お酒を飲もうが飲むまいが、ひとりで黙々と飲食するという点では同じこと。

だから、アルコール禁止にさせられるのは、納得いかないんだよなぁ。

僕は、まもなく店内で飲めなくなる理不尽を感じながら、瓶ビールを注文した。

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ビールは大瓶で、かつ、豆腐1/4丁がサービスでついてきた。

「宝龍」は1/2丁だったから、ちょっと寂しくなったが、その分、ビール代が安い。

なんと大瓶で500円。

東京の町中華だと、中瓶でも600円とるような店が普通にあるので、これは嬉しい。

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メニューを眺めてみると、オーソドックスな料理に混じって、気になるものがいくつかある。

天龍ラーメン(肉の天ぷらいり)や、お好み焼風炒飯などは、ちょっと食べてみたくなった。

しかし、この日は2軒目だったし、注文するものは予め決まっていたので、浮気するつもりはなかった。

「何に決まっているのか」って?それをここで聞くのは野暮というものだ。

ここは餃子ランナーのブログなのだから、餃子に決まっているではないか。

ということで、僕は、もちろん餃子を注文し、しばらくすると、それが目の前に出てきた。

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正直に書くと、第一印象はちょっと微妙だった。

その前に食べた「宝龍」の焼き餃子に比べて貧弱だし、個数も1個少ない。

焼き色にもムラがあり、焦げたりもしているので、あまり美味しそうには見えない餃子だ。

それでいて、その価格は「宝龍」と同じ450円ではなぁ…。

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囓ってみると、意外にも(?)その味は、そんなに悪くなかった。

小ぶりだけれど、じわっとした肉汁が感じられ、しっかり下味がついているから、何もつけなくても十分に美味しい。

皮のカリカリ感も好ましくて、ビールには最高に合うタイプの餃子だ。

450円は高いと思うが、その分、ビールが安いので、餃ビーならば悪くないか…と思いながら、店内を眺めていると、衝撃の掲示を発見した。

それは、元WBC世界スーパーフライ級王者である、徳山 昌守さんの写真入り色紙。

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…の横に、さりげなく貼られていた、この掲示だ。

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店内サービス品!

焼餃子 300円!!

なんと。通常価格より150円も安いのか。これにはちょっと驚いた。

焼餃子の下には、揚げ餃子やエビワンタンなど、通常メニューには存在していないものが書かれているため、これは、もしかすると《おつまみ前提》なのかもしれない。

ただ、焼餃子に限っては、店内メニューよりも150円安いことは間違いなく、餃ビー党にとっては最高のサービスだ。

ということで、僕はもう1品注文することにした。

揚げ餃子はもちろん魅力的だったが、店主の人に聞くと、焼餃子と同じ具ということだったので、海老ワンタンを注文することにした。

ワンタンは、餃子の親戚。特に、海老ワンタンとなれば、海老水餃子とは、いとこのようなもの。

そして…。

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これが大当たりだった。

スープに入っていない海老ワンタン*1は、ちょっと斬新。

これには、専用のつけだれもついてきたので、まさに水餃子的。

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海老はプリプリだし、つけだれもピリ辛で、これまた、ビールにはよく合った。

焼餃子と海老ワンタンで、大瓶ビールを堪能し、しめて1,200円。いいじゃないか。

最近は、「テイクアウト優先」「テイクアウトがお得」を(やむを得ず)アピールする店が多い中、店内飲食のみの特別価格というのはちょっと異色。

だからこそ、餃ビーする価値が高い店なのだけれど、残念ながら、しばらくお預け…。

ひとり黙ってビールを飲むことに、いったい何の問題があるのか、未だ僕にはわからないのだけれど、今はただ、我慢するしかない。

この禁酒令が明けた時には、是非、必ず訪れようと僕は思った。

板橋区稲荷台の片隅で、昭和の時代から、ひっそりと立ち並ぶ「宝龍」と「天龍」。

2つの「龍」は、どちらも魅力的なので、どちらに行こうか迷ってしまうけれど。

また、両方かな^^;

*1:別途「海老ワンタンスープ」というメニューがある

板橋区稲荷台の町中華の2つの「龍」~挨拶も餃ビーも心地いい「宝龍」篇

東京に《令和の禁酒令》が出る直前。まん防が施行されていた頃。

僕は、以前から気になっていた店を訪れることにした。

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店の名は「宝龍」。

この店の場所をひとくちに説明するのは、非常に難しい。

食べログなどの情報によると、最寄り駅は、北区の十条となっているが、十条銀座などで栄えている《いわゆる十条》地区ではない。

十条駅からは700m近く離れており、住所も板橋区稲荷台なので、そもそも、北区でさえないのだ。

その外観は、いかにも昭和の町中華といった趣で、入口には、長い暖簾がかかっている。

町中華に慣れていない人には、入店するのに勇気がいるかもしれない。

しかし僕は、むしろこういう店の雰囲気が好きなので、期待に胸を膨らませていた。

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入口には、このような貼り紙があった。

まん防に伴う案内と、《喫煙可能店》の表示。

僕は煙草を全く吸わないので、「煙が立ちこめていたら嫌だなぁ…」と、一瞬怯んだが、昭和の町中華であれば、それも仕方ないか…と思うことにして入店。

店に入るなり、「いらっしゃいませー!」という、大きな明るい声に迎えられた。

若い男性店員の挨拶だ。

こういった雰囲気の町中華は、年配の方が経営していることが多く、渋い感じの挨拶で迎えられることが多いので、僕は、ちょっと驚いた。

しかし、最高に気分のいい挨拶だった。

僕は、喫煙可能店のモヤモヤが吹き飛び、店への大いに好感度が上がった。

先客はカウンター1名のみだったので、僕はテーブル席に着席させてもらい、店内を見渡す。 

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昭和から掲示されているかのような、年期が入ったメニュー表。

そんな時代を感じる店ではあるが…。

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カウンター席は、不透明のプラスチック板で区切られており、今の時代にも対応している。

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テーブル席も同様。

2人で来店し、向かい合わせになったとしても、飛沫が飛ばないようになっている。

それはいいことなのだろうが、例えば恋人同士だったりしたら、シルエット越しの会話になる感じで、ちょっと微妙な雰囲気になるかもしれない。

いつでも孤独な餃子ランナーである僕にとっては、全く問題ないのだけれどw

テーブルの横に貼ってあったお得なメニュー、《キャベツの正油チャーハン》などはちょっと気になったが、まず、何はともあれ、ビールを注文。

そう。この時はまだ、ビールを注文することができたのだ!

すると、「かしこまりましたー!」という気持ちのいい声が返ってきて、ほどなく、僕の目の前に、それが運ばれてきた。

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ビールは大瓶の633ml。

サービスとして、絹ごし豆腐半丁がついてきた。刻みネギも添えられており、最高のアテだ。

僕は、またしてもこの店への好感度が上がり、満を持してメイン料理を注文。

美味しい豆腐とビールでいい気分になりながら、それが登場するのを待っていた。

10分程度経っただろうか。

「お待たせいたしました!」という、快活な言葉とともに、待望の料理が運ばれてきた。

それはもちろん、言うまでもなく…。

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焼餃子だ!

こんがり焼けたキツネ色の皮。ぷっくりと膨らんだフォルム。その見た目だけで、僕はノックアウトされそうになった。

こんなん、美味しいに決まってるじゃないか!

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餃子にとって、史上最強の相棒、ビールとの競演。

あぁ、この時はまだ、町中華で競演することができたのだ!(しつこい)

囓ってみる。

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いやはやこれが、見た目以上に素晴らしかった。

薄皮の中に、丁寧に刻まれた具。口の中でほろほろと崩れる感覚がたまらない。ニンニクもガツンと効いており、僕好みの餃子だ。

下味がしっかりついているので、何もつけなくても美味しいし、ビールには最高に合う。

あぁ、また、いい店に巡り会うことができてよかったなぁ…。

僕はそんな思いで心が満たされた。

他の料理も食べてみたくなったし、この餃子もお替わりしたくなったのだけれど、僕は、なんとかその気持ちをグッとこらえた。

この後、計画していることがあったからである。

僕は、いい気分になって、店員に「ごちそうさまでした」と告げると、これまた気持ちの良い声で、「ありがとうございました!」と挨拶された。

何度も書くけれど、この店員の挨拶は絶品だ。

客商売の鑑と思えるほど、実に清々しくて気持ちがいい。

それに加えて、最高の餃ビーを味わえるのだから、文句のつけようがない。

心がちょっと疲れた時は、是非また訪れようと思いながら、僕は、この店を出た。

(以下、続く。)

「町中華で」「孤独の」餃ビーができなくなったGW

史上三度目の緊急事態宣言が発令された。

東京・大阪・兵庫・京都が対象で、この25日から実施。

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大型連休を挟んで5月11日までの適用になる。

2年連続で、緊急事態宣言下のGWになってしまうが、現状の感染状況を考えると、仕方がないとは思う。

そもそも、二回目の宣言における対応が中途半端だったし、マンボウなるものは、何の効力も発揮していなかったからだ。

ただ、まさかこんな展開になるというのは想定していなかった。

酒提供飲食店に休業要請…。

これが僕にはどうにも不可解だ。酒はそんなに悪者なのか。

確かに、「グループでの飲酒」=「大騒ぎ」という図式があることは事実だから、規制に繋がったのだと思う。

しかし、感染防止対策がしっかりとられた店で、ひとり黙ってビールを飲むことに、いったいどんな問題があるというのか。

大きな問題は、「飲食店へ大人数で集まって、会話をしまくってること」なのであって、例えば、酒がなくても集まって騒いでいる輩は存在する。

そういった輩はOKなのに、たとえ独りで黙々としていても、お酒を飲むのはNGというのが、どうにも間尺に合わない。

このGWは、旅行をすることもできないので、ひとり「町中華で孤独の餃ビー飲ろうぜ」と思っていたのになぁ…。

もちろん、餃子を食べることが禁止されたわけではないから、町中華に行って餃子を注文することは可能だろう。

しかし僕は、餃子とビールは切り離せない存在だと思っているので、それができなくなってしまうことに、大きな落胆を覚える。

僕にとって、GWは、すなわちGyoza Weekなのに…。

今年は、町中華で餃ビーができないのが、何とも切なくて悲しい。

あぁ。

視覚も味覚も満たされる「鮮菜@葛西」の餃子盛り合わせスペシャル

 【前回のあらすじ】

東京メトロ、葛西駅から徒歩約5分。僕が訪れた店「鮮菜」は、豊富なメニューが売りの町中華店だった。メニューには、店側のおすすめ度合いを示す「金」「銀」「銅」の印が付与されていた。
餃子の種類もバラエティに飛んでおり、その全てが「金」「銀」だったことから、店の自慢料理であることがわかった。

僕は、8種類の餃子が1個ずつ食べられる「餃子盛り合わせスペシャル」を注文。

ザーサイを食べ、店内の写真をつらつらと撮りながら、それが出てくるのを待っていた。

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【葛西】「中国料理 鮮菜」メニュー《金・銀・銅》《鮮一/鮮次/鮮吉》の読み解きかた -

そして。

待ちに待った《餃子盛り合わせスペシャル》が、僕の目の前にやってきた。

それは全部で8種類の餃子だったが、2つの皿に分けて届けられた。

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 ひとつは、5種類の餃子が裏返しに盛られ…。

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残りの3つは、小さな皿に、普通に盛りつけられて提供された。

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待ちに待った、ビールとの競演。

僕は、「できれば、8種類の餃子は、ひとつの皿にドカっと持って欲しかったなぁ…」と思ったが、分けられたのには、理由があるようだった。

店主曰く…裏返してある5個の餃子は、カレー餃子などの《何もつけずに食べることができる》種類のもの。

残りの3つは、ノーマル餃子2種(緑色のものが「鮮一入り」)と売焼(マイヤキ)餃子で、醤油などをつけて食べて欲しいとのことだった。

まずは、オーソドックスなノーマル餃子から味わってみることにした。

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柔らかい厚めの皮の中に、ざっくりと刻まれた、食べ応えのある具。

調味料などつけなくても、十分に美味しい。

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《鮮一入り》の焼餃子。

《鮮一》とは、13種類以上の野菜をミキサーでブレンドし、特製スープで溶いた、この店オリジナルの食材だ。

ベースの具は、無印焼餃子と変わらないのだけれど、《鮮一》が加わった分、独特の味わいを醸し出している。

この店は、こだわりの店なのだなぁということがよくわかる餃子だった。

断面写真を撮り忘れてしまったが、赤色の皮を纏った売焼(マイヤキ)餃子が、これまた異色で最高だった。

これはなんと、アスパラトマト焼売の餡を具に使ったもので、僕は、餃子を食べているのに、焼売を食べているような不思議な感覚に陥った。

あるようでなかった餃子だと思う。

これも十分、何もつけなくても美味しかったが、焼売味だけに、辛子醤油などで食べたら、さらに良かったのかもしれない。

大皿の方に盛られた変わり種系の餃子も、それぞれ光っていた。

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一口食べて驚いたのは、カレー餃子。

同種の餃子は、以前にも食べたことがあったけれど、これまでで一番、《カレー》の主張が強かったからだ。

ジャガイモやニンジンなどの具材がしっかり感じられる、スパイシーで本格的なカレーが、たっぷりと詰まっていて、最高。

厚めの皮との相性が抜群で、カレーの味を引き立てる。

よく考えてみれば、餃子の皮は、《ナン》などと同じく粉もんなのだから、カレーとの相性はいいに決まっているのだ。

同様の理由で、ピザを彷彿させるチートマ(チーズとトマト海鮮入りピッツァ味)餃子も良かった。

カレー餃子やチートマ餃子には、特製調味料である《鮮吉》《鮮次》が入ったバージョンもあり、これがまた、微妙な味変化を生み出していた。

いやはや本当に、この店はこだわりの店だ。

そして、餃子盛り合わせスペシャルの、真打ちとも言える餃子がこれ。

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カニクリーム餃子。

1個で280円もするため、この店で圧倒的に高い餃子だったが、それに相応しい、本格的なカニクリームがたっぷり詰まっていた。

いわば、カニクリームコロッケの餃子版。

コロッケとして食べた方が美味しい具だとは思うけれど、これはこれで悪くない。

いや、なかなか美味しい。厚めで食べ応えのある皮が、濃厚な具の味を、しっかりと受け止めているからだ。

合計8個。1個1個の餃子が大きく、そして、具は本格的でたっぷり詰まっているので、僕のお腹は十分に満たされた。

…が、この日特別メニューとして掲示されていた「ラム焼餃子」も食べずにはいられなかった。

ラム焼餃子は4個で390円という価格設定だったが、店主によると、「一部他の餃子に変更も可」ということだった。

そのため僕は、ラム焼餃子を2個にし、カレー焼餃子と売焼餃子をおかわりすることにした。

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到着。

オーソドックスな色合いの2個がラム焼餃子、裏返しになっているのがカレー餃子、そして、赤色の皮が売焼餃子だ。

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ラム焼餃子は、肉の味わいがしっかりと感じられる本格的な餃子で、これもまた素晴らしかった。

出てくる餃子ひとつひとつに個性があり、本格的。

僕は、最高に気に入ってしまった。

ボリュームたっぷりの焼餃子12個と生ビールで、僕は、もうお腹いっぱい。

この店には、他に水餃子類もいくつかあり、《ひすい海鮮すい餃子》は気になったのだけれど、それは、次回訪問の楽しみに残しておくことにした。

バラエティに富んだ餃子を、1個単位で自由にチョイスできるから、餃子好き仲間で集まって食べれば、もっと楽しめる店だと思う。

こんな時代じゃなければなぁ…。

【葛西】「中国料理 鮮菜」メニュー《金・銀・銅》《鮮一/鮮次/鮮吉》の読み解きかた

東京メトロ東西線、葛西駅。

駅のすぐ近くには、餃界で有名な名店「独一処餃子」がある。

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そう言えば、遙か15年ぐらい前に、ここで、モバイラー仲間とイベントをしたんだよなぁ。

…などということを僕は思い出した。

久しぶりに、この店の餃子も食べたくなったが、この日の僕には、別の目的地があった。

それは、駅から5分ぐらい歩いた、この店。

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「中国料理 鮮菜」だった。

SNSで、この店の餃子がバラエティに富んでいて美味しい、という情報を得たからだ。

店の外観は、ちょっと小洒落た感じの町中華と言った趣だった。

入店。

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店の中は、テーブル中心のゆったりした造り。

感染症対策はとられていなかったが、僕がこの店にいる間、他に食べている客は誰もいなかったので、そういった意味では安心だった。

テイクアウトの客は、何人も訪れていたから、決して寂れているというわけではなく、地元の人たちには、それなりに人気がある店なのだとは思う。

食事のメニューは、結構豊富。

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大陸系の本格中華料理的なものが多く、いわゆる町中華とは一線を画している感じだった。

料理名の前には、「金」「銀」「銅」などの印がついたものがあり、それが、どうやらこの店のオススメ料理のようだ。

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炒飯や麺類も、凝ったものが並んでいて、楽しい。

こういったメニューに心惹かれつつも、僕は、目的のものを探して、ページをめくる。

すると…。

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餃子を発見!

その種類も、実にバラエティに富んだものだった。僕は思わずワクワクする。

餃子名の前には、「金」「銀」のオンパレード。餃子がこの店の自慢料理であることの証明だ。

それぞれの餃子は、1個単位の価格が書かれており、組み合わせ自由で3個から作れるという。何という自由度の高さ。

僕は色々目移りしたが、まずは、8種類の餃子が1個ずつ食べられる「餃子盛り合わせスペシャル」を注文してみることにした。

その中で、気に入った物を追加注文すればいいと思ったからだ。

料理名で気になったのは、《鮮一入り》《鮮次入り》《鮮吉入り》という表記。

いったいこれは何なのだろう…?と思い、注文を取りに来た店主に聞いてみると、それについての説明書を持ってきてくれた。

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それは、野菜やフルーツをミキサーでブレンドし、特製スープで溶いた、この店独自の食材ということだった。

この店では、塩味以外のメニューに、これをオプションで加えることができるようだ。

《鮮菜》という店名通り、この店は、新鮮な野菜やフルーツにこだわる店なのだろう。

そんな自慢の食材が入った餃子ということなので、これは期待できる気がした。

餃子が焼き上がるまでの繋ぎとして…。

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ザーサイを注文。

これが、パンチの効いた塩味で、なかなか美味しかった。その量は多くなかったが、100円という価格を考えれば妥当。

僕は、気に入っておかわりをしてしまったほどだ。

本当は、これと633(瓶ビール)で楽しみたかったのだけれど、残念ながらこの店は、生ビールしかないということなので、グッと我慢。

生ビールだと、餃子が焼き上がるまでに気が抜けてしまうし、飲みきってしまいそうだからだ。

まずはザーサイで1杯飲んで、餃子が出てきたら追加すればいいじゃないか、とも思ったが、そうすると、餃子の前にお腹が膨れてしまう可能性がある。

この日僕は、餃子に集中したい気分だったから、そこはグッとこらえることにした。

結果的に、その作戦(?)は成功だったと思う。

店主は予約が入っていたテイクアウト料理作りに忙しいようで、僕が注文した餃子が出てくるまでには、かなり時間がかかったからだ。

僕は、塩っぱいザーサイの投入で、ビールを待ち侘びている喉を何とかなだめつつ、店内を観察。

店主に許可をもらって、写真も撮らせてもらうことにした。

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ズラリと揃った「美味しんぼ」。

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舞の海や石川遼選手のサインがあった。

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本日のおすすめ。メニューには掲載されていない特別料理のようだ。ラムは大好きなので、追加注文決定。

二種焼餃子の具材は、山芋と納豆海鮮。

餃子の具としては異色だから、食べてみる価値はありそうだが、どちらも、僕の天敵と言えるネバネバ系食材というのがネック。

これは見送りかなぁ…などと考えていると、店主が、僕の注文した餃子を持ってやってきた。

(以下、続くw)

餃子専門店「王(わん)@広島 薬研堀」で、揚げ焼き餃子5種と水餃子を満喫

夢に見た「清ちゃん」での餃ビーを堪能して、店を出ても、まだ空は明るかった。

それはそうだろう。

時刻はまだ5時半過ぎ。広島屈指の歓楽街も、まだそれほど賑わっていなかった。

そんな中、僕らが向かったのは、薬研堀(やげんぼり)通りにある、この店。

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餃子専門店「王」だ。

ここは、広島在住のラン仲間が薦めてくれた店なので、大いに期待して扉を開いた。

店内に入ると、誰一人客がいなかったので、僕は一瞬だけ不安な気持ちになったが、それもその筈、まだ、開店時刻前だったw

店員によると、18:00開店とのことだったので、まだ20分以上も時間があったのだけれど、「準備はできているから」とのことで、僕らは、席に案内された。

フライング入店だったにも関わらず、臨機応変に対応してくれたことに感謝。

席に座り、メニューを眺める。

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餃子の種類が多い!

オリジナル餃子は、「昭和32年創業の伝統の味」と書かれており、この店が地元に根づいた老舗であることを語っている。

これは実に楽しみだ。

ラン仲間は、僕と違って餃子ランナーではないため、餃子ばかり注文するのは気が引けたのだけれど、この日は、餃子三昧につきあってくれるということなので、その言葉に甘えて、上から順番に注文していくことにした。

まず、何はともあれ…。

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乾杯!

広島の地で、最高のラン仲間と飲んで語らえる幸せ。僕は本当に、嬉しくてたまらなかった。

その結果、どういうことになったかというと、僕にしては結構飲み過ぎてしまった。

いつもなら、ブログ用に餃子の写真をとりまくり、メモも残しておくのだけれど、それがおろそかな状態に。

ということで、今回は、ちょっと雑なレポートとなってしまうことをご容赦いただきたい。(雑なのはいつものことじゃん、と言われそうだけど^^;)

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まずは、オリジナル餃子が出てきた。

全体がキツネ色に染まった、揚げ焼き系の餃子だ。

「清ちゃん」の餃子よりは一回り大きいが、かなり小ぶりのサイズで、一口系。

広島餃子の大きな特徴である、ネギダレも一緒についてきたが、写真を撮り忘れてしまった。

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カリカリ薄皮の中には、具がたっぷりと詰まっていた。

ネギの主張が強く、ニンニクも効いている。小ぶりながら、パンチ力があり、そして、ビールが進む餃子だ。

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つづいて「しそ餃子」が出てきたが、外見上は、オリジナルと全く区別がつかない。

その後も次々と餃子が登場したが、僕は、話に夢中で、それらの写真を撮り忘れ、あわてて撮ったらこんな感じに。

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どれがどれやら状態w

餃子グルメ系ランナー(?)としては痛恨の極みなのだが、まぁ、どれも美味しかったことは間違いない。

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個人的には、チーズ餃子が特に気に入ったので、これについては、しっかり断面写真が残っていた。

ねっとりとしたチーズがたっぷりと含まれており、薄皮とのバランスも絶妙。

この後、餃子以外も1品ぐらいは食べてみようということで…。

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ニラ玉を注文。

塩味がしっかりと効いており、ニラのシャキシャキ感も見事。僕の大好きなタイプのニラ玉だった。

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この店の締めとして、水餃子を注文。

餃子自体は、オリジナル焼餃子と同じものだと思うけれど、コクのあるスープで食べると、また違った味わいがあった。

僕らは大いに満足して店を出た。

広島の夜はまだまだ長く、ましてやここは歓楽街のど真ん中。

その後も僕らは、最高に楽しい夜を満喫したが、餃子系ブログとは関係ない話なので、ご紹介は割愛させていただくw

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「清ちゃん@広島」の餃子とビールで語らう幸せ

【前回のあらすじw】

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広島に旅行する以上、絶対に行きたいと思っていた店。「清ちゃん」。

僕は、旅行の日程が決まるや否や、店に予約の電話をかけた。

ただ、広島屈指の人気店だけに、当月は全て予約で満杯で、僕はいったん断られた。

しかし、落胆した僕の声に同情してくれたのか、女将さんは「開店直後の17:00に来てくれるなら」ということで、特別に予約を受け付けてくれた。

広島旅行当日、僕は、昼間下見に出かけると、歓楽街のど真ん中にあることに衝撃を受ける。しかし、この店こそが、僕にとっての夢であり、歓楽であるという思いで、大いに胸がときめいた。

僕は、その後しばらく、広島の街を観光し、16:50に店の前へ戻ってくると、既に暖簾がかかっていた。

【広島】夢に見た「清ちゃん」へ!-

この日僕は、広島在住のラン仲間と、ここで久しぶりに再会することになっていた。

ラン仲間から、「少し遅れそうなので、先に店へ入っていてください」というメッセージを受けたので、暖簾をくぐって入店すると、既に先客がいた。

開店前の時間だったのに、結構ビールを飲み進んでいる感じで、女将さんと楽しそうに談笑中。

僕は、かなり常連の方なのだろうなぁ、と思った。

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女将さんに、「17:00から予約させていただきました○○です」と告げると、女将さんは、優しい笑顔で、暖かく迎え入れてくれた。

僕は、ラン仲間が到着するまでの間、軽く店内を眺めて時間をつぶすことにする。 

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壁には、広島カープ選手のカレンダーと切り抜き記事などが掲示されており、テレビでは、マツダスタジアムでの野球中継。

あぁ、広島に来たんだなぁということを感じさせてくれる情景だった。

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店内には、紙皿に書かれた、有名人たちのサインが多数。

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カウンターの隅には、今は懐かしいピンクの電話が置かれていた。

この電話は、店への直通電話になっているようで、僕の滞在中、ひっきりなしに鳴りまくっていた。

しかし、女将さんは、1本もそれをとることはなかった。

ワンオペレーションで対応している以上、営業時間中に電話対応している暇はない、ということだろう。

僕は、東京から予約電話を入れる際、「開店後は電話をとってもらえない可能性が高い」と考え、開店時間前の《仕込み時間》を狙って電話をしたのだが、その作戦が当たっていたようだ。

僕が店内をつらつらと眺め、いくつか写真を撮っていると、ラン仲間が到着。

となれば、まずは、何より…。

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ビールで乾杯!

いやぁ、嬉しい。嬉しかったなぁ。

コロナ禍に伴い、東京では、久しく友人と飲んだりしていなかったため、旅先で乾杯できる幸せを、僕は、心から噛みしめた。

満を持して、女将さんに餃子を注文することにする。

この店のメニューは、瓶ビールと餃子だけ。しかし、それだけあれば、僕に撮っては十分だった。

女将さんに、「餃子をお願いします」「お皿に円形にして並べてほしいのですが…」と告げると、「じゃぁ、4人前焼きましょう」とのこと。

僕は一瞬驚いたが、「2人なら余裕で食べられるわよ」とのことだったので、オススメに従って、4人前を頼んだ。

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女将さんは、僕らの目の前で、丁寧にそれを焼き始め、そして…。

f:id:ICHIZO:20210410161903j:plain出てきた!

圧巻だ。

揚げ焼きタイプの餃子で、手前の方は、さらに《よく焼き》気味になっているけれど、そんなところも味があっていい。

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最強の相棒、ビールとの競演。

グラスとの対比で、その「小ささ」がおわかりいただけるだろうか。

このサイズならば、確かに、4人前でも余裕だ。

専用のツケダレには、ネギが浮かべてあった。この日の昼間に訪れた店「平和園」の餃子ツケダレにも、ネギが浮かんでいたので、それが《広島流》ということなのかもしれない。

ラン仲間との久しぶりの再会、そして話が最高だったため、写真を撮り忘れてしまったのだけれど、餃子には、丼いっぱいの「もやし」が一緒についてきた。

前述の通り、餃子が《揚げ焼き》スタイルであるため、皮のかりかり感が大きな特徴。

女将さん曰く、もやしと一緒に食べることで、その食感がより心地よく感じられるとのこと。

ということで、実践してみる。

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そう、こんな感じだ。

もやしのシャキシャキ感と、皮のかりかり感が絶妙に調和して、ネギダレとともに、最高の味わいを醸し出す。

餃子の具は、肉、にんにく、ニラだけで、キャベツや白菜も入っておらず、実にシンプル。

でも、それがいい。

具が大きく主張しないことで、皮の味わいともやしの爽やかさを引き立てている気がするからだ。

一口食べると、その後は、箸が止まらなくなる。そしてもちろん、最高にビールに合う餃子だった。

いつまでもリピートできそうな餃子だったが、この日僕らは、餃子店をハシゴする予定だったため、4人前で打ち止めにすることにした。

女将さんに注文終了を告げると…。 

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冷蔵庫から井村屋のあずきバーを取り出し、黒飴と一緒に出してくれた。

どうやら、注文の最後には、必ずこれがもらえるようだ。

僕は、お酒を飲んでいる時は、基本的に甘い物を食べないのだけれど、断るのも気がひけたので、アイスを囓ってみると、なかなか美味しかった。

たまには、こういった締めのスタイルもいい。

と言っても、僕らはこの後、また、餃子を食べることになるのだけれどw

(以下、続く。)

【広島】夢に見た「清ちゃん」へ!

時は今年の3月中旬に遡る。

東京の緊急事態宣言が明けたことを受けて、僕は、「旅をしよう!」と思いたち、【どこかにマイル】を申し込んだ。

【どこかにマイル】とは、JALマイル6,000マイルを使って、日本の【どこか】への往復特典航空券が得られるという、日本航空の大ヒット企画。

【どこか】の候補は、ランダムに4つ提示され、何度でも選び直しが可能だが、僕は、「山口宇部、広島、出雲、沖縄」の4都市で選択。

この4都市ならば、どこに当たっても、最高に楽しい旅ができると思ったからだ。

その結果。

広島行きの航空券をゲット!

僕は、大喜びで宿泊ホテルを押さえたが、加えてもうひとつ、準備しておきたいことがあった。

それは…。

「清ちゃん」の予約をとることだった。

「清ちゃん」は、広島の餃子が紹介される際、欠かさずとりあげられる有名店だ。

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広島で人気の餃子 ランキングTOP20 | 食べログ

食べログの広島餃子ランキングでも、堂々1位を飾っている。

折角広島に行く以上、この店だけは絶対に外せない。と、思った。

ただ、絶大な人気を誇っているだけに、訪店にあたっては、大きな壁があった。

「店に行っても、中に入れない」という壁である。

ここは、カウンター8席だけの狭い店であることに加えて、予約も受けつけているから、「ふらっ」と行って入れる店ではないのだ。

口コミには、数ヶ月先まで、予約で埋まっているという情報もあった。

だから僕は、一瞬たじろいだのだけれど、数ある口コミの中には、「直前予約がとれた!」という情報も散見。

僕は、突発的なキャンセル発生による空きがあるのかもしれない、と思い、それに期待して、ダメ元で電話してみることにした。

女将さんひとりで営業している店であるため、開店(17:00)時刻以降は、電話をとってもらえない可能性が高い。

ただ、開店直前の《仕込み時間》ならば大丈夫かもしれないと思い、広島行1週前のとある日、16:00過ぎに電話をしてみると…繋がった!

女将さんに、「予約をお願いしたいんですが…」と告げると、「いつですか?」と聞かれた。

僕が、「3月の…」と言おうとすると、その途端、「3月…?3月はダメよぉ。もういっぱいです。」という返事が返ってきた。

僕は、一気に落ち込んで「そうですか…」と言った。

流石は屈指の人気店。

訪店の1週間前では、予約などとれるわけがなかったのだ。仕方がないこととはいえ、落胆の響きは抑えきれない。

しかし、そんな僕の暗い思いを汲み取ってくれたのか、女将さんは、さらにこう告げた。

「3月の、いつ?開店早々の17:00なら入れるかもしれないわ」と言ってくれた。

僕が、希望日は3月27日の土曜日であることを告げると、確認のためか、少しだけ間を置いた後、「17:00なら大丈夫よ」という回答が返ってきた。

おぉぉぉー。

僕は思わず歓喜の声を上げそうになった。

よっしゃ。「清ちゃん」に行ける!

俄然、広島行きが待ち遠しくなり、僕の心は大きく弾んだ。

僕は、電話の向こうの女将さんに何度も何度も感謝し、「よろしくお願いします!」と告げた。

そして。運命の3月27日がやってくる。

僕は、午前中に広島入りし、ランチでは、偶然見つけた町中華で、餃ビーを堪能した。

この店の餃子は、なかなか気に入ったので、何皿でも食べ続けたくなったが、17:00から「清ちゃん」が待っていることを考えて、グッと我慢。

食後は、腹ごなしもかねて、店の下見をしておくことにした。

Googleマップを参考に、店を目指してさまよっていると、怪しいゾーンに突入。

まっ昼間だというのに、「お兄さん、どこを探してるの?」「いい娘いるよ」などという言葉が飛んでくる。

僕は、「餃子屋を探してるんです」と言うわけにもいかず、早足でその場を立ち去った。

本当に、この辺りでいいんだろうか?と思いながら、Googleマップの指示に従って、店を目指していくと…。

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見つけた! 

その場所は、まさに歓楽街の中。

どうしてこんなところに餃子屋が…?という感じで、異彩を放っていた。

店の隣には、無料案内所「ドリーム」があり、快楽を求める人たちに、夢を与えてくれるようだ。

しかし、僕には、そんな案内所など必要なかった。

僕が夢に見ていたのは、「清ちゃん」だったからだ。

下見が終わった僕は、その後しばらく、広島の街を散策し…。

17:00近くなった頃、再度、「清ちゃん」へ向かった。

流石歓楽街だけあって、昼間より活気づいてきたように見える通りを抜け、店の前まで来ると…。

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暖簾が出ていた!

時刻は16:50。

開店時刻まではまだ10分あったが、少し早めに開いたようだ。

僕は、胸をときめかせながら、暖簾をくぐり、夢に見た店の扉を開けた。

(以下、続くw)

町中華「平和園@広島」で、ワイルドギョウザとビールの昼下がり

【前回のあらすじw】

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僕にとっては、9年ぶり3回目の広島訪問。

到着日のランチで行こうと決めていた店「壽ゑ廣餃子」が、臨時休業となっていたため、僕は、餃子難民になりそうだった。

しかし、広島の街をさまよい歩いているうちに、偶然、町中華の店を発見。

店頭の暖簾が、あまりにもいい加減な感じでかかっていたので、「大丈夫か?」と思ったが、食べログの過去写真によると、それがデフォルトであることがわかった。

僕は、細かいことを気にしない店なんだと納得し、ワイルドな暖簾をくぐった。

【広島】「壽ゑ廣餃子」にフラれて、町中華「平和園」に救われた日-

店内は、いかにも昭和の町中華という趣だった。

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しかし、そんな店でも、席と席の間にはアクリル板が設置されていた。

席はカウンターのみで、しかも10席程度。

僕が入店した時刻は、13時頃だったので、昼食のピークは過ぎていたと思うが、僕の後にも、何人も入店してきて、店内はほぼ満員だった。

僕は、カウンターに座り、メニューを眺める。

眺めるまでもなく、注文する料理は決まっているのだが、念のための確認だ。

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昔ながらのオーソドックスな中華店と思いきや、天ぷら類が充実している。

何だか不思議な感じだった。

ただ、僕が注目したのは、その下に書かれていた一品料理メニューでトップを飾っていた料理だ。

ギョウザ・・・・・・480円

外はパリパリ、中はジューシー心をこめた手づくりです。

その言葉は、僕の感受性を大きく刺激した。

「外はパリパリ」…いいぞ!

「中はジューシー」…それでなくちゃ!

「心をこめた手でくりです。」…やった!

ここまで言われては、注文しないわけにはいかない。

まぁ、言われなくても注文するんだけどw

ということで、僕は、ギョウザと、そして、その最強の伴侶(ビール)も合わせて注文した。

ギョウザとビールは、同時に出して欲しいと依頼し、それが出てくるまでの間、店内をつらつらと眺めながら待っていると…。 

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まずは、餃子用のツケダレが目の前に置かれた。

タレの中に、ネギが入っている。これが広島流のタレなのだろうか。

そんなことを思いつつ、厨房を眺めていて、僕は、ちょっと衝撃を受けた。

店主は、炒飯も焼きそばも、そして僕のギョウザも、同じ中華鍋で作っていたからだ。

ギョウザは、丸い中華鍋の中で、まるで炒め物のように調理されていた。

店主は、豪快に中華鍋を振った後、ターナーでギョウザを押さえつけ、油を切って完成。

いやぁ、なんてワイルドな調理方法だろう。

僕は、この店の入店時、暖簾のかけ方があまりにもいい加減でワイルドだと思ったが、そのコンセプトは、調理においても発揮されていたわけだ。

その精神は、盛りつけにも反映。

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綺麗に並べようと意思が全く感じられないw

それはそうだろう。

店主は、ギョウザが完成すると、中華鍋から「流し込むように」皿へ乗せていたからだ。

そしてそれを、整えることもなく、そのまま僕に提供した。

人によっては気にするのかもしれないが、僕は、ここまで来ると、豪快でむしろ気持ちいいと感じた。

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最強の相棒、ビールとの競演。心が踊る。

見かけなんてどうだっていい。それよりも、ビールとの相性の方が、何倍も重要だ。

囓ってみよう。

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美味しいぞ!

かなり小ぶりのギョウザだが、揚げ焼きのような処理をされているため、食べ応えがある。

野菜中心の具とカリカリの皮が、絶妙なバランスを保っていて、後を引く味。

もちろん、ビールとの相性は抜群だ。

僕は、大いに気分がよくなり、あっという間にそれを食べきってしまった。

ということで、追加でもう一皿注文。 

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2皿目は、1皿目より、ちょっとだけ行儀良く並んで、僕の目の前に登場。

ただ、厨房を眺める限り、その調理方法も、皿への「流し込み」スタイルも変わっていなかったので、これは単なる偶然だろう。

もちろん、どんな盛りつけだろうと、味には変わりないので、僕は、この2皿目にも大いに満足した。

このサイズであれば、あと数皿ぐらいは余裕でいけそうだったが、この日、僕は、夜にも餃子を食べる予定だったので、グッと我慢。

お腹に余裕を残しておく必要があったからだ。

ということで、僕は、十分満足して、昼下がりの餃ビータイムを終えた。

さぁ、夜のメインイベントに備え、広島の街を観光して、腹ごなしをしよう。

(以下、続く。)

スギちゃん 「ワイルドだろ~」 [DVD]

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  • 発売日: 2012/07/25
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【広島】「壽ゑ廣餃子」にフラれて、町中華「平和園」に救われた日

先月下旬。

僕は、9年ぶり、3回目の広島訪問をした。

JAL「どこかにマイル」のおかげで実現した、格安旅行だ。

僕が初めて広島を訪れたのは、高校の修学旅行時に遡る。もう、数十年前のことで、殆ど記憶がない。

2回目に訪れたのは、9年前。

この時は、かなりハードスケジュールの出張だったので、殆ど自由時間がとれず、なんとか夜明けランをしただけに終わってしまった。

だから、今回の旅では、これまで楽しめなかった広島の醍醐味を満喫する予定だった。

とはいえ、週末だけの強行スケジュールだったので、行動時間は限られている。

広島に到着した日、僕は昼も夜も、行く店を決めていた。

初日のランチ店として選んだのは、薬膳を効かしたスパイス餃子が売りで、開店早々人気になっていた「壽ゑ廣餃子」。

ここは、広島中心部の立町というところにあり、僕は、そこをめざし、意気揚々と訪れたのだけれど…。

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なんと、ランチは臨時休業…。

聞いてないよ、そんなことorz

夜は通常営業のようだったが、夜は夜で別の店に行く予定だったので、大いに予定が狂った。

事前の調査によれば、僕が広島で行きたかった店は、昼間休業のところばかりだったが、ここは開いていそうだった。

だから大いに期待していたのに、開店早々臨時休業とはあんまりだ。

僕は、いきなりランチ難民になりそうな状況となり、唖然とした。

いや。

開いている店はいくらでもあったので、こだわらなければ、すぐにでも食事することは可能だった。

しかし、折角広島に来たのだから、餃子以外のものなんて食べられない。

「餃子と広島は関係ないんじゃないか?」と言われそうだが、いずれにしても、餃子脳になっている僕に、他の料理は受け付けられる筈がなかった。

ということで…。

僕は、しばしこの街をさまようことになる。

立町のすぐ近くには、本通商店街もあったから、手頃な中華料理ぐらい、いつでも見つかるだろうと思ったが、甘かった。

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商店街は、かなりの人出で賑わっていたが、食事ができるようなところは殆どなく、中華料理店に至っては、皆無に等しかった。

時刻は13時近くになっており、僕はかなりお腹が空いてきた。

この日は、17時から別の店に行く予定だったから、そう考えると、あまり時間もない。

「夜にはガッツリ食べる予定だから、ランチは諦めてお腹を空かせておくか…」と思いながら、本通商店街から、ふらっと脇道を見やると…。

突然、赤い軒先が目に入った。

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おぉ、中華料理!

僕は、開いていてくれ!と祈りながら、店に向かって走り出した。

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のれんのかけ方があまりにも適当すぎて、もはや《中華料理》とは読めない。

僕は、一瞬大丈夫だろうか?と思い、食べログで検索してみた。

すると…。

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適当なのがデフォルトのようだw

僕は、「この店の店主は、きっと、細かいことにこだわらないのだろう」と考えることにした。

まぁ、そういった店の方が、昭和の町中華っぽくていい。

食べログでの口コミ評価も悪くなかったから、僕は、この店へ入ることに決めた。

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店頭のショウウインドウには、餃子もしっかり展示されていたので、第一関門はクリア。

僕は、3回目の広島訪問にして、初めて餃子を味わえることが嬉しくて、ワイルドに掲げられた、のれんをくぐった。

(以下、続く。) 

生姜が主役!「中華楼@上池袋」薄皮カリカリ焼餃子の円熟

前回までのあらすじw

東京都豊島区。明治通りにある老舗「中華楼」に、僕はようやく訪れた。

ザーサイをアテに、ビールで喉を潤していると、おつまみとして注文したニラ玉とキャベ玉がまとめてやってきた。

ニラ玉は、ケチャップがかかっていてオムレツ風味。キャベ玉は、ざく切りキャベツの主張が強い炒め物。どちらも「卵と野菜」の組み合わせなのに、全く違ったタイプの美味しい料理になっていて、僕はとても満足し、主役の登場に期待が高まった。

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豊島区上池袋の「中華楼」で、ニラ玉とキャベ玉

満を持して、主役の料理が、僕の目の前にやってきた。

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もちろん焼餃子だ。

その表皮を見ているだけで、カリカリ感が伝わってくる。

これは旨いに違いない。ビールに合うに決まっている。そう感じさせてくれるフォルムだった。

最初に注文した瓶ビールは、ニラ玉とキャベ玉を堪能しながら飲みきってしまったので、僕は、追加で生ビールを注文。

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あぁ、どうしてこんなに餃子とビールの競演は魅力的なのだろう。

史上最強のマリアージュ。究極の運命共同体だ。

ニラ玉とキャベ玉のレベルが高かったので、当然僕の期待値も上がっていたが、その期待を裏切らない餃子、という予感がした。

いつものように、まずは、何もつけずに齧ってみる。 

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生姜だ!

と、思わず巨大フォントで叫んでしまうぐらい、生姜が強い主張をしている餃子だった。

先日ご紹介させていただいた、餃子の王将の「ニンニクゼロ生姜餃子」も、かなり生姜感が強いものだったが、この餃子は、それを凌駕するレベル。

僕がこれまで食べてきた餃子の中では、一番生姜を感じられるものとなっていた。

しかし、決して癖が強いというわけではなく、他の野菜や肉の味わいとも、絶妙なバランスで調和している。

また、その具を包む皮もいい仕事をしている。カリカリの薄皮で、具の味わいを引き立てるタイプ。

野菜の歯応えも残っており、下味もしっかりついた、僕の好きなタイプの餃子だ。

こういったタイプの餃子は《酢胡椒》が合う。そしてもちろん、ビールには最高に合う。

流石、創業五十年の伝統はダテじゃない。

そう思いながら、僕は、もう1品追加で注文することに決めた。

それは、この「おつまみメニュー」を見たとき、キャベ玉とともに気になっていた料理。

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スープ餃子である。

ノーマルな焼餃子が「おつまみメニュー」に入っていないのは、まぁ、納得できる。

焼餃子は、もちろん酒のつまみとして最高だが、つまみ扱いにとどまるものではなく、主役になり得る料理だからだ。

しかし、焼餃子の代わりにスープ餃子がおつまみメニュー扱いというのは、なんとなく違和感を感じた。

スープが酒のつまみになるのか?

という思いを抱いたのだけれど、ここで僕はハタと気がついた。

もしかしたら、タンメンみたいに、野菜がごっそり乗ったスープが出てくるのではないかと思ったのだ。ならば、ビールに合うような気がする。

スープ餃子は焼餃子よりも100円高いし、あり得ないことじゃない。

すると…。

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思いっきり普通のスープ餃子が出てきたw

うーん、やっぱりこれを「おつまみ」と呼ぶには違和感があるなぁ…という気はしたが、料理としては悪くなかった。

餃子の具は焼餃子と同じ物だから、生姜感が強い。

生姜はもともと、身体を温める効果があるので、それがスープになったことで、一層ポカポカした気分になる。

また、スープは、濃厚なニンニク風味なので、元気を与えてくれそうだ。

この日はとても寒い夜だったから、こういった料理で締めるのもアリ、という気はした。

ビールの相棒としては、やっぱり、焼餃子の方が断然向いているとは思うけれど。

餃子の王将に「にんにく激増し餃子」が登場!…したので、「ノーマル餃子」「にんにくゼロ生姜餃子」と食べ比べてみた

2年前の夏。「餃子の王将」は、突如、《にんにくゼロ生姜餃子》を発売した。

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当時、僕は、釈然としない気分になったことを思い出す。

ニンニクにはどうしても「臭い」がつきものだから、それを避けたい人がいることは承知している。

しかし、王将の餃子は、ニンニクの味わいが大きな特徴なのに、そのアイデンティティに反するような餃子を出すなんて…と思ったのだ。

発売直後に食べた印象では、生姜がガツンと効いた餃子で、「これはこれでアリ」だと感じた。

しかしやっぱり、ニンニクが入っていてこそ王将の餃子だと思ったし、邪道という気は否めなかった。

もちろん、ノーマルの王道餃子は存在しているので、選択肢が増えただけのことなのだが、なんとなく釈然としなくて、以降、僕は「餃子の王将」から足が遠ざかってしまった。

しかし、「餃子の王将」は、そんな僕を見捨てなかった。

昨日。2021年3月19日。

突如、第3の餃子が登場することになったからだ。

その名も、《にんにく激増し餃子》。

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第三の新餃子『にんにく激増し餃子』販売開始!! | お知らせ | 餃子の王将

プレスリリースによると、その登場理由は以下の通り。

テイクアウト需要やマスク着用の習慣化によりにんにくへの抵抗が少なく、にんにく料理の人気 が高まる現代のニーズに応えた餃子といえます。

現代のニーズに応えた餃子…か。

もしもコロナ禍がなければ、生まれてこなかった餃子なのかと考えると、ちょっと気分は複雑だが、でも、ニンニクを愛する僕としては、やっぱり嬉しい。

ノーマル餃子の2倍以上、ニンニクを使用した餃子ということで、これは大いに気になる。

ということで、発売初日の昨晩、早速食べに行ってみることにした。

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僕が訪れたのは、都内の水道橋店。

学生たちやサラリーマン、東京ドームの利用客などで、常に賑わっている人気店だ。

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その店頭でも、発売になったばかりの「にんにく激増し餃子」を大きくプッシュ。

やおら、期待が高まる。

店内は、テイクアウト客がひっきりなしに訪れ、入口付近こそ大混雑していたが、カウンターは空いていた。

金曜夜は、満員で行列になっていることもある店なのだけれど、現状、店内飲食が20時までという制限があるため、その影響を受けているようだ。

僕は、すぐに座れたことに感謝し、メニューを眺める。

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メニューでも、「にんにく激増し餃子」がデカデカとPRされていた。

僕はもちろん、それを食べるつもりだったのだけれど、僕にとっては、久しぶりの王将だから、それだけで終わらせるのは勿体ないと思った。

「折角だから食べ比べてみよう!」と決めたものの、いきなり3人前はちょっと重たい。

…ということで、ジャストサイズ(半分)の餃子を3種類注文することにした。

ジャストサイズは、1人前に比べて若干割高になってしまうのだけれど、今回は《食べ比べ》が主旨なのだから、その点は割り切って考えることにした。

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餃子が出てくるまでの間は、キムチで時間を繋ぐ。

このボリュームで165円だから、やっぱり王将は安い。

ビールも一緒に飲みたかったが、水道橋の王将は、生ビールのみの提供で、瓶ビールがない*1ため、餃子が出てくる前に炭酸抜けしてしまいそうだ。

瓶ビールがあれば、ちびちび飲めるのになぁ…と思ったが、仕方ない。ここはグッと我慢。

注文後、10分ぐらい経った頃だろうか。僕の目の前に、それらが運ばれてきた。

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どれがどれやら状態w

この写真だけを見て、「ノーマル餃子」「にんにくゼロ生姜餃子」「にんにく激増し餃子」を見分けられたら、あなたは、もう素敵な餃界人だ。

ちなみに…正解は以下の通り。

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よくよく眺めてみると、「ノーマル」と「にんにく激増し」は、明らかに色合いが異なっている。

しかし、公式Webサイトの写真などを見ると、外見上、3種の餃子に大きな差はみられない。

この「にんにく激増し」餃子は、なぜか、《よく焼き》仕上げになっていたから、それが影響していただけだろう。 

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待望の餃ビー。

僕は、ビールで喉を潤しながら、3種の餃子を順番に味わってみることにする。

まずは、ノーマルの王将餃子。しっかりとニンニクが効いている。

これを食べるのは久しぶりなのだけれど、かつては毎日のように食べていた味。安定した美味しさだ。

続いてにんにくゼロ生姜餃子を食べると…。

生姜の味がツーンときた。にんにくが入っていないことにより、生姜の主張が際立つ。生姜好きにはたまらないだろう。

今回は、ニンニクの効いたノーマル餃子の後に食べたことで、生姜の味が尚更際立って感じられた。

王将の餃子っぽくはないのだけれど、やっぱり「これはこれであり」だなぁと思ったし、以前食べた時ほどの違和感はなかった。

そして。

待望の「にんにく激増し餃子」を食べる時がやってきた。

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惚れ惚れするぐらいの《よく焼き》で、そのビジュアルは、僕的には満点。

僕は、このぐらいカリッと焼いた方が、餃子は絶対に美味しいと思っているからだ。

「ノーマル餃子」の直後ではなく、「にんにくゼロ生姜餃子」を経由したことで、なおさら、にんにくの激増し度が感じられる筈、と思い、大いに期待して囓ってみた。

すると…。

ん?えっ?これで激増し…?

僕は、ちょっと戸惑いを感じてしまった。

いや。もちろん、ニンニクの味はしっかりと感じられる。しかしそれは、僕の想像していたものとは、断然違っていた。

最近僕は、町中華巡りで、強烈なニンニクパンチ餃子を食べているから、それに比べると、あまりにも《上品》に感じられてしまったのだ。

例えば、阿佐ヶ谷の「三番」や、篠崎の「菊亭」のような、脳天を直撃するようなニンニクパンチに比べると、あまりにもおとなしい。

ただそれは、僕がにんにくに毒されすぎているからかもしれず、一般的には、このぐらいのにんにく感が無難なのかもしれない。

ビールにはもちろん合うので…。

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1人前を追加注文。生ビールも2杯目だ。

今回は、あらかじめ《よく焼き》と指定したので、もちろんこんがりと焼かれて出てきた。

追加分を含め、1.5人前の「にんにく激増し」餃子を食べ、僕は大いに満足した。

ただ、にんにくをこよなく愛する僕としては、「にんにく激増し」の「さらに倍」バージョンも作って欲しいなぁと思ったw

*1:「餃子の王将」Webサイトで確認してみると、東日本の王将では、ビールは「生のみ」の提供となっている。西日本では、瓶ビールがあるのに、なぜ東日本にはないのだろう?

板橋しっとりチャーハンの名店「丸鶴」で、絶品チャーハンと《金曜土曜100食限定》の焼餃子

以前から気になっていた店に、ようやく訪れた。

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板橋区大山にある町中華の名店。「丸鶴」だ。

チャーハンが有名な老舗で、以前から、各種メディアにも数多く取り上げられていた。

とりわけ、2015年の「マツコの知らない世界」で《板橋しっとりチャーハン》として紹介されてから人気が爆発。

連日超満員の店になってしまった。

番組で紹介されたチャーハンがあまりに美味しそうだったので、僕もいつか行こうと思い、チャンスを狙っていたが、なんと、餃子がない!という情報を得て、一気に意欲が失せた。

もともとはメニューにあったようなのだけれど、テレビ出演によって多忙となったため(?)か、販売休止になってしまったのだ。

しかし、最近、SNSで、「金曜と土曜限定で餃子が復活している!」という情報を得た。

僕は、ちょうど金曜日に休暇がとれたため、「これは行くしかない!」と思い、訪問を決めた。

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店頭には、看板メニューのチャーハンに加えて、「本日限定 餃子100食」の掲示がなされていた。胸が躍る。

さぁ、入店しよう!と思ったら、入口にあるこんな貼り紙が目に留まった。

店主からの【お詫び】だ。

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 テレビ出演直後は、行列が続いて、常連からクレームが出たのかもしれないなぁ…。

メディアの人気に流されず、常連を大事にしたいという、老舗のこだわりが感じられた。

僕は、そんなところもなかなかいいと思いながら入店。

開店直後の11時過ぎに訪れたにも関わらず、既に10人以上の先客がいた。

ただ、この店は45席もあるため、まだまだ余裕。

僕は、奥の席に案内され、ゆったりと腰を下ろした。

やおら、メニューを眺める。

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ごく一般的な中華料理のメニューが並んでいるが、「チャーハン」の文字がない。

その理由は、メニューを裏返してみればわかる。

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チャーハンだけは、別格扱いなのだ。

この店のメニューとしては、こちらの方が「オモテ」になるのかもしれない。

僕がメニューを眺めていると、店員さんが注文をとりに来た。

開口一番「今日は餃子がございます。」とのこと。

僕は一瞬、大いに戸惑った。餃子ランナーであることがバレたのかと思ったからだ。

いや。

バレても何も困らないし、むしろ嬉しいのだけれど、それは自意識過剰だった。

店員は、僕の斜向かいにいた客にも、「今日は餃子がございます。」と言った。

そう。

餃子は金曜土曜限定のメニューだから、店員は、入店客全てにそう尋ねているのだ。

僕は、チャーハンの種類選択で少し迷ったが、初回訪問だし、一緒に餃子も食べるし…と思い、ノーマルチャーハンを注文することにした。

ということで僕は、店員に「チャーハンと餃子」と告げ、それが登場するまでの間、店内を見渡していた。

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ずらっと並ぶ有名人たちの色紙と写真。この店の歴史と人気を感じさせる。

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この店は、元カリスマホスト城咲仁さんの実家だということで、店内には、城咲仁さんのポスターも掲載されていた。

僕が注文した料理は、それほど時間が経たずに、目の前へ運ばれてきた。

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チャーハン&餃子の黄金コンビだ!

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チャーハンは、ドーム型が崩れてしまっていて、ちょっと残念…と、一瞬思った。

しかし、その断面から豪快に顔を出すチャーシュー群を見て、僕は、「これを誇示するために、わざと崩したんじゃないか?」と思えてきたw

それぐらい、このチャーハンにはチャーシューがゴロゴロと入っていたのだ。

この店には、別途「チャーシューチャーハン」というメニューがあるが、普通のチャーハンでもこんなにチャーシューが入っているとなると、「チャーシューチャーハン」はどんだけなんだよ、と思った。

前述「マツコの知らない世界」では、チャーシューチャーハンについて、《チャーシューとご飯の割合が1:1》と紹介していたが、あながちそれも誇張ではない気がしてきた。

とりあえず、一口食べて見て、僕は、その旨さに痺れた。

いやぁ、なんという「濃い」味なのだろう。しっとりとした、つやつやのご飯は、塩胡椒がガツンと効いていて、ちょっと塩っぱいのだけれど、それがいい。実にいい。

噛みしめるたびに、ラードの味わいと謎の旨味が口内に溢れ、幸せな気分になる。

そして、ゴロゴロ入っているチャーシューがたまらない。実に柔らかく、ほろほろとしたチャーシューなので、いくらでも食べられる気がする。

僕は、チャーハンにそれほど詳しいわけではないが、これまで食べてきたチャーハンの中では、ナンバーワンクラスといえるものだった。

いやぁ、これは是非、他のチャーハンも食べてみなければ…と僕は思った。再訪決定だ。

そして。

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金曜土曜のみ、100食限定のレアな焼餃子。

ちょっと焼きすぎな気もするビジュアルだけれど、僕は、カリカリ系の餃子が好みなので、これくらいならば許容範囲だった。

囓ってみる。

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皮はもちもちカリカリで、食べ応えがある。その具は、肉の比率が結構多めだけれど、肉汁などは感じない。

どちらかと言えば淡泊な味と言えるが、濃厚なチャーハンのお供としては、ぴったりだ。

僕は、常々餃子にとって最強のお供はビールだと思っているのだけれど、この餃子は、チャーハンのお供として、最適化(?)されているような気がした。

この日、店内にいた客の殆どがチャーハンを食べていたが、そのうち半数ぐらいが餃子を注文していたことが、最強タッグの証明だろう。

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ランチタイムは、アイスコーヒーの無料サービスまで提供される。

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とにかく濃厚な味のチャーハンなので、食後には、アイスコーヒーがぴったりだ。

いやぁ、本当に僕は、このチャーハンが気に入った。

流石は、板橋しっとりチャーハンの名店として名を馳せるだけのことはある。

レタスチャーハンやエビチャーハン、そして、チャーシューチャーハンも食べて見たいので、近いうちにまた訪れるつもりだ。


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