SF
表紙に驚いた。 S―Fマガジン2014年10月号:ハヤカワ・オンライン: なんと、SFマガジン史上初のカバーガール登場だ。
少し前の僕だったら、ちょっとガッカリしていたかもしれない巻頭特集だった。 S―Fマガジン2014年9月号:ハヤカワ・オンライン: SFマガジンは、雑誌という媒体なのだから「旬の小説やエッセイ、情報が載ってこそ」価値があると思っていたので、ブックガイ…
(承前) 今回、SFの国で何としても入手したかったのはこれだった。 iPhoneは、例によってサイズ比較用。 見ての通りのミニブックだが、小さいながらもその内容は凄い。帯の惹句通り、「日本SF御三家 夢の共演!」の「超」豆本なのだ。 「きつねこあり」とい…
(承前) 「SFの国」探訪に、パスポートは不要。 このチケットさえあればいい。 入国代は800円かかってしまうが、それだけの価値があるイベントだと思うし、SFファンならば、絶対に後悔しない、筈。
京王線、芦花公園駅。 京王線は、学生時代に毎日利用していた。 だから、僕にとっては、とても懐かしく、愛着のある路線だったが、この駅で降り立つのは、今回が初めてだった。 降りた理由は、ただひとつ。この駅の近くで、とあるイベントが開催されていたか…
怒濤の2ヶ月だった。 先々月発売のミステリマガジン6月号、そして、先月発売のSFマガジン7月号が、それぞれ700号記念の特大号だったからだ。 どちらも、これまでの歴史を振り返ることができる圧巻の誌面構成で、まさしく完全保存版と言えた。 そんなお祭り期…
「SFマガジン」誌が築き上げてきた700冊の歴史は、とてつもなく重い。その素晴らしさの一端は、記念特大号に掲載されたアーカイブで感じ取ることができるが、それらは、ルポ、コラム、インタビュウなどの記事を主としたものだった。700冊の歴史を飾ってきた…
これは、一生の宝物だ。 あまりの感動で、簡単には読み進められない。 もちろん発売日(5/24)に入手しているし、記念特大号でもあるので、今回ばかりはすぐにエントリーを書こうと思っていた。 しかし、つらつらとページを繰っていたら、興奮が冷めらやなく…
今号は、ミステリマガジン700号の影に隠れてしまったが、もちろん発売日に購入済み。 S―Fマガジン2014年6月号:ハヤカワ・オンライン: 表紙を見た時は、「正直、この歳になってジュヴナイルはなぁ…。」と思った。 今月も積ん読になってしまうような気が…
すっかり紹介が遅れてしまったが、先月25日の発売日に購入済。 S―Fマガジン2014年5月号:ハヤカワ・オンライン: SFマガジンの特集は、非英語圏SFだった。 編集後記によれば、「非英語圏SF」と銘打っての特集は、なんと11年ぶりとのことらしい。11年前と…
…と、実感させてくれる2014年4月号だった。 S―Fマガジン2014年4月号:ハヤカワ・オンライン: 毎年恒例、「SFが読みたい!」との完全連動企画特集。 まさに、SFマガジンだからこそ、できる企画だ。2013年のベストSFに輝いた作家たちによる厳選作品。旬で…
毎月25日は、「SFマガジン」「ミステリマガジン」の発売日。 だから僕は、退勤後、大手書店に寄って購入するのを楽しみにしているのだけれど、昨日は、それ以上に期待していることがあった。 僕がこよなく尊敬してやまない筒井康隆先生の最新刊、「創作の極…
すっかり紹介を忘れていた。 S―Fマガジン2014年3月号:ハヤカワ・オンライン: SFマガジン2014年3月号。恒例の英米SF受賞作特集だ。 先月25日発売。僕は発売日に買っているが、例によって購入後放置していたため、いつの間にか2週間以上が経過。昨日、書…
またしても紹介が遅れてしまったけれど、今月も発売日(25日)に購入済み。 S―Fマガジン2014年2月号:ハヤカワ・オンライン 例によってまだ全く読み込めていないのだけれど、年末年始のドタバタで忘れそうな気がするため、日曜の夜にひっそりとエントリ…
すっかり紹介が遅くなってしまったが、先月25日の発売日に購入済。 S―Fマガジン2014年1月号:ハヤカワ・オンライン 1月号の目玉は、何といっても、生まれ変わって再開されたハヤカワSFコンテストだ。
本当に涼しくなってきた。 季節は、もう、すっかり秋。絶好のランニングシーズンになったので、時間がとれると、つい走りだしたくなってしまうのだけれど、秋は走るためだけの季節だけじゃない。 そう、「読書の秋」でもあるのだ。だから、たまには、大好き…
追悼特集は切ない。 S―Fマガジン2013年12月号:ハヤカワ・オンライン 今月号のSFマガジン誌面には、そんな特集がふたつ並んだ。 メイン特集は、SF界の巨匠、ジャック・ヴァンスの追悼特集。記念すべきデビュー作を含め、本邦初訳の3篇が掲載されている…
またしても紹介が遅くなってしまったが、先月25日の発売日に購入済。 同時に買った今回はミステリマガジンが特大号だったため、そのエントリーを先に書いたら、うっかり忘れてしまっていた。 S―Fマガジン2013年11月号:ハヤカワ・オンライン 今回の特集…
すっかり紹介が遅くなってしまった。 S―Fマガジン2013年10月号:ハヤカワ・オンライン 発売日から10日以上経っており、今更感がたっぷりだ。誰得という気もする。 しかし、まぁ、ここは僕の言い捨て用ブログだし、個人的備忘録も兼ねているので、臆せず…
そう言えば、毎月恒例(?)*1のSFマガジンネタをまだ書いていない。 もちろん発売日に購入済みだし、書きたいこともほぼまとまっているのだけれど、SFファンとして、今月は、それよりも先に取り上げたい本がある。 *1:誰も気にしてないと思うけれど、昨晩、…
時は1週間前に遡る。 いつものように僕は、仕事帰りに大手書店へ出かけた。 S―Fマガジン2013年9月号:ハヤカワ・オンライン 「SFマガジン」「ミステリマガジン」をゲットするためだ。 その日はかなり遅い時間になってしまったのだけれど、何とか発売日に…
指折り数えて、この日を待っていた。 雑誌の発売日でこんなにワクワクするのは久しぶりのことだ。だから、昨晩無事ゲットできた時は本当に嬉しかった。 大手書店の文芸誌コーナーでも、この雑誌だけがやたらと売れているようで、もう数冊しか残っていなかっ…
発売日から、既に10日も経ってしまっていた。 S―Fマガジン2013年8月号:ハヤカワ・オンライン もちろん、いつものように発売日ゲット。しかし、例によって全く読んでいない(汗) だから、今更のタイミングで紹介することに、いったいどんな意味があるの…
昨日は、筒井康隆先生の新刊「偽文士日碌」の出版取次搬入日。 通常の書籍の場合、一般的にはその翌々日ぐらいから書店店頭に並び始めるのだけれど、都内大手書店では、取次搬入と同日に入荷しているので、僕は「聖痕」の時と同様、当日入手に走った。 昨晩…
(承前) 懇親会での席の配置は、このようなものだった。 「筒井康隆症候群」のメンバーである、かんぱちさん、ジョナさん、鯖雄さん、ぼく。そして、ジョナさんの友人というメンバーで固まっていた。 ここから遠巻きに、筒井康隆先生の姿を拝見させていただ…
(承前) あれから1週間以上経った今でも、まだ、鮮明に思い出せる。 僕にとっては、一生の思い出、財産。思い出すたびに、まだ心がドキドキするほど。だから気軽に書き出せなかった。それほどまでに興奮してしまったのだ。 その僥倖は、「筒井康隆症候群」…
(承前) 開演時刻。午後3時。 司会者による簡単な挨拶が終わると、万雷の拍手の中、筒井先生が登場された。 あぁ、また憧れ筒井さんを生で拝見させていただくことができる!お話を聞かせていただくことができる!僕は興奮で胸が震えた。「現代語裏辞典ライ…
あやうく遅刻するところだった。 そんなことは許されない。講演の途中で途中入場なんてしたら、筒井先生に大迷惑がかかるし、そもそも非常に失礼だ。 だから僕は走った。午後から突然本降りになった雨の御堂筋を走りまくった。普段から、走るのは慣れている…
嬉しくてたまらない。 あぁ、この日をどんなに待ち侘びたことか。 発売元である新潮社のWebサイトによると、「聖痕」の発売日は5月31日になっている。しかし、取次会社搬入が5月29日という情報を掴んでいたので、都内大手書店であれば、同日から店頭に並ぶ筈…
毎月25日は、SFマガジンの発売日。 日曜と重ならない限り、これは不変だ*1。だから、毎月僕は、この日が来るとワクワクする。そして、可能な限り発売日に買い求めている。 ただ、書店営業時間の関係で、閉店時間間際に駆け込んで買うこともしばしばだった。…