餃子
東京に《令和の禁酒令》が出る直前。まん防が施行されていた頃。 僕は、以前から気になっていた店を訪れることにした。 店の名は「宝龍」。 この店の場所をひとくちに説明するのは、非常に難しい。 食べログなどの情報によると、最寄り駅は、北区の十条とな…
史上三度目の緊急事態宣言が発令された。 東京・大阪・兵庫・京都が対象で、この25日から実施。 大型連休を挟んで5月11日までの適用になる。 2年連続で、緊急事態宣言下のGWになってしまうが、現状の感染状況を考えると、仕方がないとは思う。 そもそも、二…
【前回のあらすじ】 東京メトロ、葛西駅から徒歩約5分。僕が訪れた店「鮮菜」は、豊富なメニューが売りの町中華店だった。メニューには、店側のおすすめ度合いを示す「金」「銀」「銅」の印が付与されていた。餃子の種類もバラエティに飛んでおり、その全て…
東京メトロ東西線、葛西駅。 駅のすぐ近くには、餃界で有名な名店「独一処餃子」がある。 そう言えば、遙か15年ぐらい前に、ここで、モバイラー仲間とイベントをしたんだよなぁ。 …などということを僕は思い出した。 久しぶりに、この店の餃子も食べたくなっ…
夢に見た「清ちゃん」での餃ビーを堪能して、店を出ても、まだ空は明るかった。 それはそうだろう。 時刻はまだ5時半過ぎ。広島屈指の歓楽街も、まだそれほど賑わっていなかった。 そんな中、僕らが向かったのは、薬研堀(やげんぼり)通りにある、この店。 …
【前回のあらすじw】 広島に旅行する以上、絶対に行きたいと思っていた店。「清ちゃん」。 僕は、旅行の日程が決まるや否や、店に予約の電話をかけた。 ただ、広島屈指の人気店だけに、当月は全て予約で満杯で、僕はいったん断られた。 しかし、落胆した僕…
時は今年の3月中旬に遡る。 東京の緊急事態宣言が明けたことを受けて、僕は、「旅をしよう!」と思いたち、【どこかにマイル】を申し込んだ。 【どこかにマイル】とは、JALマイル6,000マイルを使って、日本の【どこか】への往復特典航空券が得られるという、…
【前回のあらすじw】 僕にとっては、9年ぶり3回目の広島訪問。 到着日のランチで行こうと決めていた店「壽ゑ廣餃子」が、臨時休業となっていたため、僕は、餃子難民になりそうだった。 しかし、広島の街をさまよい歩いているうちに、偶然、町中華の店を発見…
先月下旬。 僕は、9年ぶり、3回目の広島訪問をした。 JAL「どこかにマイル」のおかげで実現した、格安旅行だ。 僕が初めて広島を訪れたのは、高校の修学旅行時に遡る。もう、数十年前のことで、殆ど記憶がない。 2回目に訪れたのは、9年前。 この時は、かな…
前回までのあらすじw 東京都豊島区。明治通りにある老舗「中華楼」に、僕はようやく訪れた。 ザーサイをアテに、ビールで喉を潤していると、おつまみとして注文したニラ玉とキャベ玉がまとめてやってきた。 ニラ玉は、ケチャップがかかっていてオムレツ風味…
2年前の夏。「餃子の王将」は、突如、《にんにくゼロ生姜餃子》を発売した。 当時、僕は、釈然としない気分になったことを思い出す。 ニンニクにはどうしても「臭い」がつきものだから、それを避けたい人がいることは承知している。 しかし、王将の餃子は、…
以前から気になっていた店に、ようやく訪れた。 板橋区大山にある町中華の名店。「丸鶴」だ。 チャーハンが有名な老舗で、以前から、各種メディアにも数多く取り上げられていた。 とりわけ、2015年の「マツコの知らない世界」で《板橋しっとりチャーハン》と…
【前回のあらすじw】 都営新宿線の篠崎駅から、歩いて20分。住宅街の中に、突然出現する「菊亭」で、僕は、「皮から手造り」餃子とビールを注文。 満を持して出てきた焼餃子は、野菜のザクザク感をしっかり残した具と、強烈なニンニクパンチ、カリカリでも…
最寄り駅は、都営新宿線の篠崎駅。 僕は、Googleマップの地図を頼りに店へ向かったが、もしもそれがなかったら不安に感じていたかもしれない。 いや。 それであっても、僕は、道すがら不安を覚えていた。 目指した店は、駅から1.4kmもある上、駅前通りを抜け…
小田急線の豪徳寺駅から徒歩約5分。 夕刻の開店時刻である17時直後に、僕は、目的の店へ辿り着いた。 店の名前は「代一元 山下店」。 「代一元」という名前で、都内に系列店がいくつかあるが、そのメニューは、店によってかなり異なるようだ。 この店の名物…
「大阪王将」監修の《餃子味》ピザサンドは、ほぼ餃子だ。 「ほぼ餃子」と「餃子」の間には、超えられない壁が存在するものの、例えば、餃子ドッグのような「なんちゃって餃子」よりは、餃子度が高い、と僕は思う。 世間において、手羽餃子なる「エセ餃子」…
東京都中央区日本橋。 日比谷線小伝馬町駅前交差点の一等地に、その店はひっそりと存在している。 店名を示す看板もなければ、のれんの掲示も不完全で、「中華料理」の筈が「中○○理」となってしまっている。 入口は磨りガラスになっているから、店内の様子を…
餃子の魅力は、小麦粉の「皮」と多彩な「具」が織りなすハーモニーだ。 だから僕は、小麦粉要素ゼロの《手羽餃子》なるものは、断固として餃子だと認めないし、《餃子××》と名づけられた食べ物にも疑問を呈し続けている。 餃子まんや餃子ドッグなどは、一応…
今朝。 いつものようにアレクサに「おはよう」と挨拶すると、今日、2月12日は《レトルトカレーの日》だと教えてくれた。 僕は普段あまりレトルトカレーを食べないのだけれど、ふと、こんな商品を買っていたことを思いだした。 Amazon | 宇都宮 野菜餃子 カレ…
昨晩。 帰宅後僕は、机に座りながら、専用スタンドに立てかけたFire HD 8 Plusタブレットの画面を、つらつらと眺めていた。 このガジェットは、Showモードにしておくと、さながらEcho Show 8のように、アレクサデバイスとして振る舞う。 机上に置いておけば…
【前回のあらすじw】 都電荒川線「新庚申塚」駅から、徒歩1分。マンションの1Fに、さりげなくその店は存在していた。 青菜と枝豆でビールを堪能した後、ニラ玉炒めを注文。 僕は、ニラと玉子がたっぷりのニラ玉が大好きなのだけれど、この店のニラ玉は、野…
高円寺は、商店街のパラダイスだ。 駅を降りれば、右も左も商店街。北も南も商店街。なんと、大小14もの商店街があるというのだから驚くばかり。 どの商店街にも特色があり、いつ訪れても飽きない。 僕は商店街が大好きなので、この街を訪れるたびにワクワク…
練馬駅から、徒歩10分以上。 寒空の下で歩き続けた僕は、身体がすっかり冷え切っていた。 しかしようやく、目指していた店に辿り着いてホッとした。 店の名前は、「多来福」(たらふく)。 創業は、昭和四十年。練馬の地に根付いた、町中華の老舗だ。 食事時…
2020年。 僕は、沢山の町中華で、《ひとり餃ビー》を続けてきた。 新規開拓した店たちについて、僕なりに順位付けをさせていただき、そのうち、6位までの店については、先日のエントリーで書かせていただいた。 とりまとめるのが遅れて、2021年になってしま…
まるで悪夢のようだった2020年が、もうすぐ終わる。 今年は、年初には想像もつかないような1年になってしまった。 本当ならば、日本じゅうが、東京オリンピックの狂騒に包まれていた筈だった。誰も彼もが、お祭り騒ぎに酔いしれていた筈だった。 しかし、実…
小田急線下北沢駅から徒歩約10分。 華やかな駅前商店街を抜けて、ちょっと寂しくなった道の角に、その店は現れる。 店の名は、「中華 丸長」。昭和30年創業の町中華店だ。 《丸長》というと、ラーメン通の間では、つけ麺の店ということになっているようで、…
胸のどきどきが止まらない。 僕のようなオッサンがそんなことを言うと、「不整脈だろ?」と思われるかもしれないが、違う。 いくつになっても、胸はときめくのだ。 そう。 広がれ! 餃子キングダム (NHK趣味どきっ!) | パラダイス山元 この本をゲットしたから…
先週末、僕は、久しぶりに新宿へ出かけた。 その主目的は、東口駅前にある酸素カプセル店を利用するためだった。 最近、僕は不眠症の症状がひどく、眠れない日々が続いている。酸素の効用で、それを少しでも改善しようと思ったのだ。 僕がカプセルを予約した…
その店の場所は、東京都墨田区京島。 下町の中の下町と言える場所にあった。 最寄りの駅は、東武亀戸線の小村井だが、個人的にはアクセスしにくい路線なので、僕は、押上(スカイツリー前)駅から、歩くことにした。 Googleマップ頼りに、人気のない道を15分…
江東区、清澄白河。 東京マラソンのコースにもなっている、下町情緒に溢れた街だ。 この地には、餃子の美味しい居酒屋、「だるま」がある。 そんな「だるま」を訪れた帰り道、僕は、この店もチェックしていた。 居酒屋「魚めい」だ。 店の佇まいと店名からの…