餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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推奨つけダレで美味しさ倍加!「SAPPORO餃子製造所」の餃子たち

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(承前)

焼餃子来たーーーっ!

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そのビジュアルだけで、僕は、その美味しさを確信した。

こんがりと美しい焼き色。具がぷっくりと詰まったフォルム。流石「SAPPORO餃子製造所」の看板はダテじゃない、と思った。

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水餃子も登場!

もちもち感が伝わってくる。いやはやこれも美味しそうだ。

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サイズ感は、こんな感じ。

僕のiPhone SEは、この時点で、液晶に大きなダメージを受けていたため、電源オフの状態にしていたが、サイズ比較で使う分には、何の問題もなかった。

僕は、すぐにでも齧りつきたい気持ちになったのだけれど、じっと我慢。

まず、その前に、やるべきことがあったからだ。

それは…。

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店の壁に掲げられていた、このポスターの教えを実施することだった。

ポスターには、《「大粒餃子」通(ツウ)な食べ方》と書かれているが、大粒でない、ノーマルな焼餃子も、この食べ方が推奨されるようだ。

ポイントは、千鳥酢。ただの酢じゃなく、千鳥酢。それが、この店の大きな主張。

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各テーブルの前には、ドカンと千鳥酢が置かれていたため、僕はまず、それを使って、つけダレ作りにとりかかることにした。

店舗から提供された小皿には、予めネギが入っていたため、それに、千鳥酢、醤油、辣油などを入れて作るのだ。

ポスターには、その割合などについて、さらにアドバイスが書かれていた。

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餃子単品で味わう場合と、定食として味わう場合では、パターンが違うようだ。

確かに、「餃子オンライス」して食べるときは、醤油や辣油をつけた方が、(ご飯に味がついて)いいのかもしれない。

 ただ、僕は、餃子単品で注文しているため、「千鳥酢1」=「100%千鳥酢」のパターンで味わうことにした。

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ということで、タレを作って…いざ、実食。

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おぉぉ、旨いぞ!

一口囓ると、ジューシーな肉汁がしっかり溢れ出る。ざく切りの野菜ともちもち、カリカリの皮とのバランスも絶妙。
しっかりと下味がついていて、何もつけなくても十分に美味しい餃子だ。

こういった餃子には、確かに、その味わい深さと喧嘩しない「酢」が合う。

ということで、店舗推奨の千鳥酢につけて食べてみると、その味わい深さが増して、僕はとても幸せな気分になった。

こうなると、水餃子にも期待が高まる。

壁のポスターによると、水餃子は、焼餃子と食べ方が異なっていて、「きざみネギ」と「ごま油」をたっぷりつけて食べるのが良いらしい。 

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 餃子が出てくる前、テーブルの上を確認したところ、ごま油は置いていなかったので、店員に確認しようと思っていたら…。

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水餃子と一緒に出てきたw

店員からも、「水餃子は、こちらにつけて召し上がりください」との旨。ならば話は簡単だ。

ということで、ごま油につけて食べてみる。

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 これは、合う!

焼餃子&千鳥酢も好相性だったが、これは、それ以上ではないかと思えた。

水餃子と焼餃子は、基本的に同じ具を使っているようだけれど、味付けが違うのか、水餃子の方は肉汁が出ず、あっさりとした味わい。

そして、だからこそ濃厚なごま油と合うのだろう。

焼餃子、水餃子を各1人前。

最高のつけダレとともに、僕は、その両方を堪能したが、どちらの餃子も美味しかったので、少し欲が出てきた。

やっぱり、この店の「売り」である大粒餃子も食べておくべきだよなぁと思ったのだ。

ただ、ビールも含めて、お腹は結構膨らんでいたため、ここから大粒4個はキツいなぁなどと思いながら、つらつらとメニューを眺めていると…。

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なんと、大粒餃子は、バラ売りもしているではないか!
流石は大粒。貫禄の販売形態だ。

ということで、僕は、大粒餃子を追加することにした。お腹の具合と相談の上、2個注文。

店員の人から、「大粒餃子」と「ノーマル餃子」の具は全く同じ、と聞いていたので、新鮮さはないだろう。

ただ、やっぱり、その大きさがどれくらいのものか、というのは、味わっておきたかった。

待つこと10分。

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大粒餃子、来たーっ。

ただ、僕は、この瞬間、少しだけ拍子抜け。大粒と言う以上、もう少し巨大なイメージのものが出てくると思っていたからだ。

確かに、大きいと言えば大きいが、銀座天龍餃子などと比べると、いまひひとつインパクトに欠けるような気がした。

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とはいえ、流石は大粒。具の「ぎっしり具合」は凄かった。

具のボリューム感がとにかく凄くて、皮の味わいが霞む。これは、きっと具の凄さを味わう餃子なのだろう。

僕は、「皮と具のバランス重視」派なので、ノーマル餃子の方が好みだが、これはこれで悪くない。

焼餃子、水餃子、大粒餃子。

三種三様の餃子を、絶妙のツケダレで堪能し、僕は、その余韻に浸っていたが、ふと、時計を見て我に返った。

この危機を救うために、一刻も早い措置が必要だ。

僕の大事なiPhone SEは、「餃子とのサイズ比較専用」端末じゃない。

僕は、店を出るや否や、駅に向かって足を早めた。

(以下、続く)

おとなの週末 2018年10月号 [雑誌]

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