昨年の秋以来。僕のランニング人生は大きく変わった。
クイーンの素晴らしい音楽に出会ったからである。
いい歳をしたオッさんが、今更、「クイーンの音楽に出会った」と書くのは奇妙だけれど、事実なのだから仕方がない。
あの日、「ボヘミアン・ラプソディ」を見た瞬間から、僕の、第2の人生が始まったのだ。
僕は、それまで、ジョギング時にさまざまな音楽を聴き続けてきて、何の不自由もなく快適だった。
しかし、今はもう、クイーンの音楽なしでは走れない、生きていけない。それぐらい惚れ込んでいる。
Amazon music unlimitedでは、クイーンの歌が聴き放題なので、僕は、かれこれ300曲以上をダウンロードした。
いちいちCDをレンタルして、インストールして、返却…などという手間がかからないので、ズボラな僕にも楽勝。
これが本当に素晴らしくて素晴らしくて…。(何度でも言うw)
僕は、これだけでも、Amazon music unlimitedに入って良かったなぁという思いでいっぱいだ。
300曲超のクイーン・ミュージックについて、僕は、さまざまなシチュエーションに合わせたプレイリストを作成している。
試行錯誤を繰り返しながら、ランニング専用のものも作成。
その名も…。
ランニング・クイーン!だ。
和訳すると「走っているクイーン」になってしまうので、ちょっと意味不明なのだけれど、語呂重視w
Amazon music unlimitedなら、この曲だってすぐに再生可能。やっぱりほんとに素晴らしい。
と。また話がそれた。
僕は最近、常に、この「ランニング・クイーン!」プレイリストとともに走っている。
ジョギング時はもちろん、ガチの練習においても、クイーンミュージックがお供。
だから当然、峠走においても、僕の大きな力になった。
今回、上りではやっぱり歩いてしまったが、僕にしては珍しく、最後まで心が切れず…。
久しぶりに、キロ5分30秒台で走れた。
数年前には、5分半を切るタイムで走れていたので、それに比べればまだまだだけれど、最近の中では圧倒的に早い。
クイーンの素晴らしい歌声は、上り坂で辛い時、大きな心の支えになったし、下り坂では、僕に勢いをつけてくれた。
だからこそ、このタイムで峠走を走り抜けたことは間違いない。
やっぱり僕は、もう、クイーンミュージックなしで、走れない、生きていけないのだ。
今回の峠走後、僕は、当初、アフターランの予定がなかった。
だから、例によって、帰り道に餃子探訪でもしていくか…などと思っていた。
しかし、峠走に向かう電車の中で、ふと、あることに気がつく。
そう言えば、今日は、「あの日」じゃないか!と。
僕は、何としてもそこに行きたい!と。
それに気がつくと、僕は、いてもたってもいられなくなった。
あいにく僕は、そこに行く権利を有していなかったが、峠走の間じゅう、僕は、ずっと、そのことばかりを考えていた。
クイーンの音楽を聴きながら、きっと、クイーンが夢を叶えてくれる。そう信じながら走り続けた。
信じるものは救われる。
下山後、僕に嬉しいサプライズが待っていた。