餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

「餃子の丸満@古河」で餃子尽くしのアフターラン!(後編)

スポンサーリンク

(承前)

焼餃子が来た!

f:id:ICHIZO:20170314041335j:plain

黄金色のフォルムが美しい。

ただ、いわゆる普通の餃子とは、ビジュアルが全く異なっていて、ホワイト餃子に近い。…というか、ホワイト餃子そのものという感じもする。

巣鴨にあるファイト餃子のように、名前の異なる支店/技術連鎖店*1なのかと思ったら、そうではないらしい。

気になったので、店舗を訪問する前にも後にも、色々調べて見たのだけれど、ホワイト餃子と関係があるようなないような…という感じでよくわからなかった。

以前は技術連鎖店だったという情報も見かけたので、何か大人の事情があるのかもしれない。

まぁ、そんなことはともかく、実食だ。

…と、思ったのだけれど、まだ、ビールが来ていなかった。

すぐに餃子を食べたいのはやまやまだが、まずは何より、乾杯ビールが必要。

そもそも、焼餃子とビールは同時に注文したのに、まさか餃子が先に出てくるとは思わなかったので、僕はちょっと驚いてしまった。

ホワイト餃子系は焼き上がりに時間のかかるのが常なのだけれど、この焼餃子は、ちょうど焼き上がるタイミングだったのか、あっという間に出てきてしまったのだ。

ということで、やきもきしながら待っていると…。

f:id:ICHIZO:20170314041348j:plainビールが来た!

キンキンに冷えていて、素晴らしい。

ということで、ラン仲間と乾杯。そして、待望の丸満餃子に齧りついた。 

f:id:ICHIZO:20170314041402j:plain

うん、やっぱりこれはホワイト餃子だ。

本家のホワイト餃子を、久しく食べていないので、味の詳細な比較はできないのだけれど、昔食べた時の印象によく似ている。

とにかく特徴的なのは皮。焼餃子とも揚げ餃子とも違う、独特の食感で、ピロシキ的。そして、微かに香るシナモンの風味。

具は、下味が殆どついておらず、細かく砕かれているため、食感も乏しい。だから、そのまま食べると、ちょっと味気ないようにも思える。

正直、第一印象は、それほど良くなかった。

しかし、それもその筈だったのだ。その理由は、餃子が出てくるまでに読んでいた、説明書(?)に書いてあった。

f:id:ICHIZO:20170314041448j:plain

この焼餃子は、焼きたてが命。

だから、店舗では、焼きたて30秒で提供されているらしい。そんな餃子を、僕らは、ビールが出てくるまでの間、数分も寝かせてしまった。痛恨だ。

さらに…。

まずはタレも何もつけずに味わったため、味気ないのも当然。この焼餃子は、タレとセットで考えるべきだったのである。

ということで、タレをつけて食べてみると、確かに印象が変わった。

醤油ベースのタレも悪くなかったが…。

f:id:ICHIZO:20170314041500j:plain

この、「特製餃子のタレ」が素晴らしかった。

餃子の皮が厚くて、独特なこともあり、マヨネーズベースの濃厚な風味がとても合う。

だから、僕は、この後、このタレばかりつけて食べてしまったほどだ。

僕らは、焼餃子以外にもいくつかの餃子を注文した。

f:id:ICHIZO:20170314041520j:plain

マヨジャン・水餃子サラダ。

ノーマル水餃子に、韓国ヤンニョムドレッシングをかけて、サラダを添えたもの。

水餃子の具材も至ってシンプルで、加えて、ドレッシングの味も薄いような気がしたので、僕はこれにも「特製餃子のタレ」をつけて食べた。

f:id:ICHIZO:20170314041729j:plain

 蒸餃子。

メニューには、「新鮮や海老や貝柱を包んで蒸し上げました」と書かれていたので、ちょっと違った味わいを期待した。

プリプリの海老や貝柱の食感が楽しめると思ったのだ。

が…。

具はプロセッサーで細かく砕かれてしまっており、そんな食感を味わうことはできなかった。海鮮の風味も思ったより感じなかったので、ちょっと残念。

丸満の餃子は、基本的にベースの味が薄めなのかもしれない。

だからこそ、なのか、やっぱり「特製餃子のタレ」をつけて食べると、とても美味しかった。

僕は、このソースを持ち帰りたいと思ってしまったほどだ。 

ここまで、焼餃子、水餃子、蒸餃子と続いたので、今度は他の料理を頼もう。

…などということは全く考えず、僕らが次に注文したのは、これだった。

f:id:ICHIZO:20170315053316j:plain

丸満ミニ餃子。

店舗のWebサイトでは、まだ紹介されていない新メニューだ。

名物焼餃子とは全く違ったビジュアルで、いわゆる「普通の」焼餃子っぽい。10個420円と、かなり値段が安いこともあって、極小餃子なのだろうなぁ、と、思いながら僕は焼き上がりを待った。

f:id:ICHIZO:20170314041805j:plain

ミニ餃子、登場!

個人的には、これが結構ヒットだった。

比較用にiPhone SEを置いてみたが、ミニといっても極小というわけではなく、若干小ぶり、といった感じ。

f:id:ICHIZO:20170314041818j:plain

皮のサクサク感と、具のバランスが良くて、おつまみとしては最高。

この餃子は、特製餃子のタレでなく、醤油ベースのタレで食べても、とても美味しかった。

今回、僕らが餃子「以外」に注文したのは、たった一品だけ。

f:id:ICHIZO:20170314041703j:plain

ほんとん。

聞き慣れない名前のメニューだったが、写真でおわかりの通り、見た目は完全に「わんたん」だ。

店舗Webサイトの説明では、ほんとんについて、「繊細な皮で肉汁たっぷりの具材を包んだわんたんです。」と書かれているので、間違いなくこれは、わんたんだった。

そして確かに…。

f:id:ICHIZO:20170314041717j:plain

繊細な皮、肉汁たっぷりの具材。そして、味わい深いスープ。

レース後の、疲れた身体に染み渡る優しい美味しさだった。

わんたんも、広義の意味で言えば(?)餃子の仲間と言えるので、この日の僕らは、まさに餃子尽くしを堪能した。

各種餃子には、まだまださまざまなバリエーションがあるので、来年また、古河はなももマラソンに出場することになれば、是非ここにも再訪して、他の種類も味わってみたい。

 

 

*1:ホワイト餃子のWebサイトによると、以下の説明がなされている。(支店)ホワイト餃子店本部において所定の技術を取得して、のれん分け方式に従い、本店経営に準じた営業を続けている店舗」(技術連鎖店)技術の取得およびその後のグループ活動等は支店と変わりはありませんが、環境や立地条件等により、「餃子専門店としての経営が難しい」「グループと同一価格で販売できない」など、特別に本部から認められた店舗


マラソン・ジョギングランキングへ