今日は、マラソン大会が花盛りの日だ。
一般世間的な注目度からすると、大阪国際女子マラソンがダントツだと思うけれど、これは、エリート女子限定のレースだから、僕とっては、いわば「見るレース」。
今日は、この他に、身近なラン仲間たちが走るレースも多数開催されていて、そちらの方が、気になるレース、応援するレースとなっている。
フルマラソンだけでも、勝田、館山若潮、天草、石垣島があるし、ハーフの新宿シティ、10マイルの湘南藤沢市民マラソンなど、全国各地で目白押しだ。
既に、SNSやブログでは、さまざまな気象条件にも負けず、頑張ったラン仲間たちの報告が上がってきている。
だから僕は、皆の完走報告を読み耽って、それぞれに、お祝いやねぎらいのメッセージなどを考え、そして発信しようとしているところだ。
力の限り頑張って、自己ベストや目標を達成するラン仲間の人たちを、僕は本当に尊敬している。
目標には達しなくても、現段階の力を出し切って、楽しく完走するラン仲間たちも、素晴らしいと思う。
ただ、僕は、少し寂しさも感じている。
皆を凄いと思うたびに、「力を出せなくなっている」自分の不甲斐なさも感じてしまうからだ。
最近、僕はレースに出るたびにタイムを落としていて、そのたびにモチベーションが下がっていく。
そもそも、出走する状態にさえ仕上げることができず、出走回避するレースも増えている。どうにもこうにも情けない。
座骨の具合は(鍼のおかげで少し良くなってきているとは言え)完調ではなく、さらには、突発的な嘔吐症状まで生じて、週末の練習さえもまともにできない有様。
そうこうしているうちに、筋力低下も老化も進んでくるから、僕はもう、きっと、以前のようには戻れない。
レースに出ても、記録を求めることなんてできないんだよなぁ…。
などと、見苦しい愚痴(自分で書いていても嫌になる)を書いてしまうのには、理由がある。
今日、レースが行われていて、沢山のラン仲間が出走している「勝田全国マラソン」が、僕にとって、とても思い出深いレースだからだ。
今から7年前。
僕にとって、初めてのフルマラソン。
4時間で交通規制解除となり、歩道を走らされたりしたけれど、とても温かくて素晴らしい大会だった記憶がある。
翌年出場した時は、「もう、歩道なんて走りたくない!」「だから4時間を切りたい」という思いで精一杯走った。
結果…。
筋肉痛に苦しみながらも、何とか、前年のタイムを20分程度縮め、歩道を走る屈辱を味わずに済ますことができた。
3年目。
僕は、再び勝田の自己レコードを更新。ネットタイムで3時間半を切ることができた。
レース中もレース後も、とても楽しいレースだったことを思い出す。
今から考えれば、あの頃が僕のピークだったのかもしれないなぁ…w
ナンバーカードと記録証。
記録が伸び続けていた時期だったんだなぁ、ということを、あらためて思う。あの頃は僕もまだ40歳代だったし…。
第61回以降、僕は、勝田全国マラソンには出場していない。
ここ最近は、勝田翌週の別大に出ていたから、スケジュール的に厳しかったのだけれど、別大に出ることはもうないと思うので、来年は、勝田に復帰してみようかなぁ…とも思っている。
ただ、今の状況だと、最後は歩道を走らなければいけなくなりそうだけれどw