昨晩。平成元号として最後の夜。
僕は、やっぱりここで過ごすことにした。
立川だ。
僕は、立川に来ると、必ずここで写真を撮っている。
そのため、だんだん、立川市のご当地キャラである「くるりん」が愛おしく感じるようになってきた。
ということで、僕は叫んだ。
「くるりん、また来たよ。」
もちろん、心の中での叫び(ここ重要)だ。
声に出して叫んでしまうと、危ない人として連行されてしまうかもしれないからである。
立川は非常に魅力的な街なので、折角行くなら、色々行きたいところもあった。
しかし、ちょっとバタバタして時間がなくなってしまったため、「本来の目的」だけに絞ることにした。
それはもちろん…。
シネマシティで開催される…。
「ボヘミアン・ラプソディ」のライブ上映だった。
そのチケットは、いつものように、発売開始から数分で瞬殺となっていた。
今回は、ライブ上映のみならず、午前中に上映されていた通常回も満席。
ロードショーの開始から半年も経っているのに…しかも先月には、ディスク発売&デジタル配信もされているのに…だ。
いやはやこれは凄い。本当に凄すぎる。
この映画が、いかに「劇場でこそ見るべき」ものだということがよくわかる。
僕は、今回も、前列中央の良席をゲットできたため、平成最後のライブを思う存分堪能することができた。
スタッフの方による前説。
掛け合い漫才風のトークに、会場は大いに盛り上がった。
今回は、平成とクイーンの繋がりなどについても、非常に興味深いお話を聞かせていただいた。
僕は、そんな話を聞きながら、感慨深い思いに耽った。
フレディ・マーキュリーがこの世を去ったのは、1991年。平成3年のことになる。もう、28年も前の話だ。
クイーンの来日ツアーは、1985年(昭和60年)が最後なので、フレディは、「平成」という元号を知らなかったかもしれない。*1
しかし、日本をこよなく愛したフレディ・マーキュリーだから、きっと、「平成最後の日」のウェンブリーライブも、天国から見守ってくれているに違いない。
そして。
前説での【コール&レスポンス】*2に続いて、すぐに、「あの」オープニングファンファーレ(ブライアン・メイとロジャー・テイラーが新録したクイーン・バージョン)が流れる。
この流れは本当に興奮するし、感動的だ。
いつも思うのだけれど、立川でのライブ上映は、「前説」から予告編なしでオープニングという流れが実に素晴らしい。
他の映画館では、いくら「前説」で盛り上がっても、予告編で興ざめしてしまうことが多いからだ。
これは、是非、他の映画館も踏襲してもらいたいと思う。
ライブ内容の素晴らしさについては、今回も申し分なかった。
僕にとっては、13回目のボヘミアン・ラプソディ鑑賞。立川のスタンディングライブ上映も5回目となったが、それでもやっぱり感動した。
上映後…平成最後の日を示すクレジットがスクリーンに表示され、胸が熱くなる。
ここで再び、スタッフの方が登場。
スタンディングライブ上映は、少なくとも5月いっぱいぐらいまでは実施予定と告知され、万雷の拍手が起きた。
令和の時代になっても、まだ、「ボヘミアン・ラプソディ」は不滅なのだ。
今回の入場者特典。
本来は、映画館の「敵」である筈の、《ディスク発売、デジタル配信》が堂々と告知されているステッカーだ。
シネマシティから言わせれば「こんなものは敵じゃない」という自信のあらわれだろうか。
僕は、まさにその通りだと思うし、昨日の満員御礼がそれを証明している。
令和になっても、また、是非ライブに参加したい。
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