餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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エアロバイクを漕ぎながら見た「第94回 箱根駅伝」復路

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新年早々、肋骨が、痛い。

いや、もともとは、昨年末、起き上がる時に突然痛めたものだ。

僕は、肋骨周りが弱いのか、これまでも、何度も痛めている箇所だった。座骨神経痛も全く治まっていないので、本当ならば、年末年始はおとなしく、安静につとめているべきだった。

ところが…。

「走り初め」「初日の出ラン」が、どうしても諦めきれず、僕は、元旦から走ってしまっていた。

少し走ると痛みが生じてしまったから、ウォーキング混じりではあったけれど、そんな感じであっても、やっぱり、走るべきではなかったのだ。

案の定、2日から痛みは増してきて、走るどころではなくなってきた。バカとしか言えない。

昨日も、そして今日も、とってもいい天気で、ランニング日和なのに…年末年始の食べ過ぎで減量が必要なのに…走れないというのは、どうにもこうにも、もどかしかった。

さらに…。

祈りながら見ていた「箱根駅伝」の復路における、母校中大の状況が、僕の切ない心に追い打ちをかけた。

生観戦した往路では、シード圏内の10位でレースを終えたのに、復路6区に入ってほどなく、2校にまとめて追い抜かれて12位。

それ以降、順位を全く上げることができず、シード権とのタイム差は開く一方になってしまった。

僕は、外出途中の帰宅途中の電車内で、やきもきしながらその状況を追っていたが、自宅のテレビで落ち着いてその状況を確認する気分になれなかった。

ということで、僕は、帰宅後、近所のジムへ出かけることにした。

エアロバイクを漕ぎながら、箱根駅伝を観戦する作戦(?)だ。

バイク漕ぎなら、座骨神経痛でも肋骨痛でも問題ないし、ジムで運動しながらだったら、駅伝観戦も落ち着いてできるような気がした。

しかし…。その目論見は、開始早々に崩れる。

ジムに到着し、エアロバイクに跨がり、テレビをつけたとたん、僕は衝撃的なシーンを目の当たりにした。

9区。鶴見中継所。母校中大の順位は14位にまでダウンしていた。

そればかりか…繰り上げスタート40秒前で、母校の襷を繋ぐこともできないという状況になる寸前だった。

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そのシーンは、TVの復路ハイライトシーンでも取り上げられていた。中大は、それでも何とか襷を繋げたが、その後に続いた國學院大學は…。

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あと10mまで迫っていたのに、母校の襷を繋ぐことができず、無念の繰り上げスタート。

交通規制やTV中継時間などの関係で、仕方のないことだとは思うけれど、こういったシーンを見るたび、僕は、選手の気持ちを思っていたたまれなくなる。

その後、僕は、淡々とペダルを漕ぎながら、10区の動向を眺めていた。

優勝争いは、復路に入って以降、絶対的な強さを取り戻した青山学院大学が危なげなくレースを進めて…。

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ぶっちぎりの大会新でフィニッシュ。

往路では東洋大学の後塵を拝したものの、最終的には、絶対王者ぶりを見せつけた。

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2位は、往路優勝の東海大学。

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3位は早稲田大学となり、終わってみれば、昨年と全く同じトップ3。

これだけ見ると、至って順当な結果のようにも思えるが…。

f:id:ICHIZO:20180103174549j:plain昨年4位だった順天堂大学は、10区で中央学院大学に迫ったが、14秒届かずにシード落ち。

勝負の世界の厳しさが浮き彫りになった。

そして…僕の母校は…。

10区後半では、殆ど中継で名前を呼ばれることもなくなってしまったため、いったいどうなっているのだろうと思っていたら…。

f:id:ICHIZO:20180103175142j:plain15位だった。

僕は、ちょっと切なくなったけれど、でも、気を取り直した。

去年は、この舞台に立つことさえできなかったのだ。箱根の舞台に出てくれたこと、それだけで嬉しい。

順位としては、一昨年と同じ15位だけれど、一昨年は、繰り上げスタートになり、母校の襷を最後まで繋ぐことができなかった。

しかし、今回は、ひとつの襷が最後まで繋がったし、往路10位のメンバーは、3年生以下なので、全て来年も出走が可能。

来年へ、夢を繋げるレースはできたと思うのだ。

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僕は、優勝した青山学院大学監督、選手たちのインタビューを見ながら、バイクを降りた。

気がつけば、1時間以上僕はペダルを漕ぎ続けていて、汗びっしょりになっていた。

本当は、外を走る方が断然気持ちいいし、大好きなのだけれど、走れないのだから仕方ない。

たとえ走れなくても、駅伝を見ながら汗をかくこともできたので、ジムトレーニングも悪くないなぁと思った。

 

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