餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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東京マラソン2018「餃子仮装」における感動と今後の課題

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レース序盤。

反対車線の歩道から、突然大きな声が聞こえた。

「餃子ランナー!」

いやはや、これには本当に驚いた。

道の向こう側ということで、かなり距離が離れていたし、後ろの方から聞こえたので、僕は、どんな人が声をかけてくれたのか確認できなかった。

が、この時僕は、いよいよ餃子ランナーというネーミングもメジャーになったのだろうかと思った。

「餃子の仮装で走っている人=餃子ランナー」として、そう呼ばれたのかと思ったからだ。

しかし、それは大きな錯覚。

レース後、これは、友人からの声かけであることがわかった。

最初は、僕の名前を呼んでくれたようなのだけれど、気がつかれなかったので、「餃子ランナー」と叫び直したとの旨。

そういうことだったのか…と思うと同時に、反対車線からでも、僕を判別できるということは、この装備もそれなりに目立っていたんだろうなぁと思った。

レース中のサプライズは、もうひとつ。

確か、25km地点過ぎ…だったと思う。ちょっとバテ気味になっていた僕に、背中から声がかけられた。

ん?

いったい誰だろう…と、思って振り向くと、全く知らない人だった。

その人は、僕を颯爽と抜いていったが、抜きざまにこう言った。

「いつも、ブログ見てます。頑張ってくださいね。」

おぉぉ、なんと。

僕のブログを読んでくださっている人だった。

餃子装備は、事前には公開していなかったため、まさか読者の方から声をかけてもらえるとは思わず、だからちょっと驚いた。

しかし、よく考えてみれば納得だった。

僕は、「はてブロT&餃子のぼり&ICHIZOゼッケン」というスタイルで走っていたため、読者の方であれば、僕を僕だと特定することは容易だったのかもしれないからだ。

今回、道中での大声援は、僕の大きな力になったが、レース中、見ず知らずのランナーから声をかけてもらえるというのは、想定していなかったので、望外の喜びだった。

ということで、今回、僕の餃子装備はそれなりに目立って、効果をあげてくれたのだと思う。

ただ、レース後、ラン仲間が撮ってくれていた写真を見て、大きな課題があるなぁと思った。

仮装がちょっと中途半端…だったからだ。

昨日のエントリーで書かせていただいた通り、僕の装備はこんな感じ。

f:id:ICHIZO:20180228051242j:plain

このうち、Tシャツ部分については、それなりに目立って、効果を上げてくれたような気がする。

問題は、頭頂部。

といっても、髪の毛の話(それはそれで問題はあるが、別の話w)ではなく、帽子につけたアイテムのこと。

僕は、焼き餃子スクイーズなるものを発見し、ランニング帽に接着した。

つけてみたときは、「これはいい!」と思ったのだけれど、いざ、じっくりと眺めてみると、付け方を間違えたことに気がついた。

f:id:ICHIZO:20180228052331j:plain

餃子に見えない…。

安物のおもちゃだから仕方ないのだけれど、焼き色部分があまりにもチープすぎるのだ。

しかもそれを、横に並べてしまったことが大失敗。

僕と餃子の関わりを知らない人が見たら、なんだか「意味不明の耳」がついているだけのようにも見えるからだ。

レース後、メダルをかけてもらう際にも、ボランティアの女性から、「可愛い耳ですねー」と言われたし、餃子と認識されていなかった可能性が高いのではないかと思う。

しかも。僕はさらに装備の失敗を重ねていた。

レース3日前、ラン仲間から、「ぎょうざてぬぐい」という素晴らしいアイテムをプレゼントしてもらったので、それももちろんつけて走ったのだけれど…。

f:id:ICHIZO:20180228052344j:plain

こんな感じで、おでこに巻いて走ってしまった。

これだと、折角の餃子デザインが、帽子のつばに隠れてしまって殆ど見えない。

実際、応援の友人が撮ってくれていた僕の写真を見ても、てぬぐいは全く目立たない状態となってしまっていた。

このてぬぐいのデザインを生かすのであれば、おでこに直接巻くのではなく…。

f:id:ICHIZO:20180228052358j:plain

帽子の上から、このように巻くべきだった。

そうすれば、てぬぐいのイラスト効果もあって、頭頂部の耳も餃子と認識してもらえる可能性が高かった筈。

あるいは、帽子をやめて、てぬぐいを広げて巻くという作戦もあった。餃子スクイーズは無駄になってしまうけれど、それよりも断然、「餃子的には」目立ったと思う。

ということで、僕の、東京マラソン2018における仮装(と言えるかどうか…。)には、大きな課題が残った。

この教訓を生かして、次回の仮装ランでは、もっと餃子ランナー度(?)を高めていけるようにしたい。


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