ついに、夢見ていた日がやってきた。
待望の発送連絡を受けてから1週間あまり。輸送ステータスが、海外の中継点から進まなくてやきもきしていたのだけれど、一昨日から急に進展。
日本国内に到着してからは、あっという間に運ばれてきた。
GPD。
この英文字を、僕は、これまでいったいどれだけ書いたろう。最初に僕が、エントリーで綴ったのは、6ヶ月前のことだった。
GPD社が、クラウドファンディングで投資を募って開発することになった、画期的なモバイルPC「GPD Pocket」が登場。
僕は、この情報を知った際に、ビビッと痺れて…。
その数日後に、この端末のクラウドファンディングサイトである、INDIEGOGOへの投資を決定した。
しかし、今から思えば、僕の対応は遅かった。遅すぎた。情報に気がつくのも遅れたし、さらに、投資までに少し手間取った。
我ながら痛恨。自分の甘さが悔しくて仕方がない。
なぜここまで悔しいかというと、最初の出遅れが、後に大きく響くことになったからだ。
このプロジェクトは、予定を大幅に超える資金を調達したこともあり、順調に開発され、6月中旬には、初回ロットの出荷が始まった。
日本ユーザーへの出荷は、技適取得の関係があり、若干遅れたものの、それでも、初期に投資した人たちは、6月にしっかりとゲットしている。
ただ、出荷報告は毎日のように流れてきていたので、僕の分もほどなく届くだろうと思っていた。
しかし、ここで事態は暗転。急にINDIEGOGOからの出荷報告がなくなったのだ。
僕は、急に不安になって問い合わせてみると、衝撃的な事実がわかった。
なんと、最初のロットに不具合のあったことが発覚したため、それを修正するために、出荷が停止されてしまっているというのだ。
ただ、初回ロットで入手した人たちの中には、特に問題なくレビューをあげている人もいたし、この時点では、Aliexpress.comなどで、普通に販売も始まっていた。
それなのに、なぜ…?と、僕はとても悔しかったが、それもクラウドファンディングのリスクであり、出遅れた自分の甘さだと思って耐えた。
その後、7月中旬から出荷が始まったものの、僕の注文ナンバーはなかなか出てこなくて、本当に切なかった。
しかし…。
下旬になってようやく僕の注文分が出荷され、そして、ついに、届いた。
半年間待ち焦がれ続けたため、感動もひとしお。僕はもう、嬉しくて嬉しくて仕方がない。
さぁ、いよいよ開封だ。