ショックなニュースが飛び込んできた。
アメリカを発着する旅客機の機内に、大型電子機器が持ち込めなくなるかもしれない…というニュースだ。
このブログは、一応、電子機器関連(?)のブログでもあるので、見逃すわけにはいかない。
ニューヨーク(CNNMoney) 米国土安全保障省のケリー長官は28日、旅客機の機内にノートパソコンや電子書籍リーダーなどの大型電子機器を持ち込むことを禁止する措置について、米国発と米国行きの国際便全便に拡大する可能性があることを明らかにした。
その理由は、テロリスト対策。
大型の電子機器には、爆薬などを仕掛けられる可能性があり、航空機は、常にその脅威にさらされているというのが理由だ。
現状でも、中東を出発する米国行きの便では、大型電子機器の持ち込みが制限されている。
その制限が、米国発着の国際線全便に拡大するかもしれないというのだ。これは由々しきニュースではないか。
現時点では、あくまで、その可能性が示唆されているに過ぎないけれど、世界情勢を考えると、実施されることも十分あり得る。
ただ、ここでよくわからないのが、機内に持ち込めない「電子機器」の定義。
記事では、以下のように紹介されているところだ。
- ノートパソコンや電子書籍リーダーなど
- スマートフォンより大きい電子機器
ノートパソコン、という区分は明白だが、そのほかの定義が、僕には、曖昧に思えて仕方がない*1。
電子書籍リーダーなど…と一口に言われても、そのサイズは多々あるし、「スマートフォンより大きい」という区分も、明確なようでいて、実は曖昧。
「スマートフォン」というのは、あくまで、電子機器のひとつのジャンルであって、そのサイズを示すものではないと思うからだ。
例えば、日本で最も普及しているタブレットのiPad miniは、7.9インチサイズ。
それに対して…。
ASUS ZenFone 3 Ultra シルバー ZU680KL
この「スマートフォン」は6.8インチ。
液晶サイズでは、1インチ程度の違いしかない。本体の高さと幅を正確に比較すると…。
ipad mini 4 | ZenFone 3 Ultra | |
高さ | 203.2mm | 186.4mm |
幅 | 134.8mm | 93.9mm |
こんな違いになる。
幅は、4cmほど差があるが、高さは1.7cmの違いしかなく、かなり接近している印象。
今後、スマートフォンの巨大化(?)が、さらに進む可能性もあるので、となると、いったいどこまでが持ち込みとして許される範囲なのか、僕には、ちょっとわからない。
ただ、いずれにしても、もしもこの制限が適用されてしまったら…。僕の持っている、これらの電子機器は、米国行きの機内に持ち込めなくなってしまう。
iPad Air 2、Miix 2 8、BlackBerry PlayBook、Kindle Fire。4種4様のタブレットたちだ。
僕は、日常的にはもっぱらiPad Air2を使っているが、他の
去年の秋、シカゴマラソンに遠征した時…。
僕は、iPad Air 2を持参し忘れてしまい、痛恨の思いを抱いたけれど、Miix 2 8が思った以上に活躍してくれた。
Miix 2 8は、ちょっと使い勝手に難のある端末だが、液晶の大きさは、なんと言っても魅力で、動画鑑賞や電子書籍の閲覧には向いている。
日本から米国までは、10時間超のロングフライト。その時間つぶしとしては、映画や読書、そして、ちょっとした仕事(しないけど)まで、マルチにこなすタブレットが最高なのだ。
特に、国際線機内のWi-Fiサービスと連携すれば、その効果は絶大。長くて辛いコノミーのフライトでも、あっという間に時間が過ぎていく。
今回、規制が適用されて、機内でタブレットが使えなくなってしまうとなると、ショックがとても大きい。
もしもそうなってしまったら、とてもつらいので、ASUS ZenFone 3 を買っておくかなぁw
*1:もしかすると、サイズなど明確に規定されているのかもしれないが、記事上は不明。