餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

「山の日」なので、足柄峠走!してはみたものの…。

スポンサーリンク

 去年の「山の日」。

僕は、痛恨の休日出勤となったため、夜明け前に河川敷を走った。

「山の日」ならぬ、「川の日」などとうそぶいて、お茶を濁したのである。

しかし、今年の「山の日」は、何とか休みが取れることになったので、ならば、足柄峠走に行こう!と、決めた。

まだ、身体は完調ではなく、スピードもまるで出ないけれど、だからこそ、山の力を借りたい、ということもあった。

水曜日、東京の最高気温が37℃にもなった時は、一瞬、峠への思いがくじけそうになった。

僕は、暑さが嫌いではないが、流石に、そんな気温で峠を登るのは、自殺行為になるような気もしたからだ。

しかし、そこから気温は急降下。

山の日当日の天気は、あいにくの小雨だったが、かんかん照りよりは断然マシだと思ったので、予定通り決行に踏み切った。

例によって、始発に乗って山北へ。朝8時過ぎに、荷物預け&ラン後の寛ぎ拠点となる「山北町健康福祉センター」に到着。

すると、僕の後ろから、同じ列車に乗っていたらしいランナーたちが続々やってきた。

おそらく、50人以上はいたのではなかろうか。

僕はこれまで、十数回、朝の峠走*1を実施しているけれど、こんなにランナーがいるのは初めてだった。

流石は、「山の日」だ。

みな、考えることは同じなんだなぁ…と、思った。

もしも昨日、始発に乗れなかったら…山北駅からのんびり歩いていたら…貸ロッカーを使うことさえできなかったほどの状態*2だったので、早めに行動して正解。

ということで、僕は、ロッカーに荷物を収めると、やおら走り出した。

f:id:ICHIZO:20170812045255j:plain

峠の中腹。

気温は、20℃。奇しくも、2ヶ月前に走った時と同じ気温だった。

このときは、絶好の天気だったが、暑くて少し苦しかったことを思い出す。

ただ、今の時期に20℃ならば文句なく快適。特に最近は、猛烈な暑さが続いていたので、涼しいと感じるほどだった。

時折小雨もぱらついていたけれど、走るならば、呼吸が楽になる分、むしろプラス。絶好のランニング日和だ。

しかし…。僕の身体は、どうにもこうにも重たかった。

ただでさえ上りは苦しむのに、昨日はいつも以上にスピードが出ず、歩き出すタイミングも早かった。正直、心が折れそうになったほど。

ただ、この日は、多数のランナーたちに救われた。

上りに苦しむ僕は、次々と後続のランナーたちに抜かれたが、それで何とか力を振り絞って走り(歩き)続けることができたからだ。

f:id:ICHIZO:20170812045712j:plain

山頂、足柄万葉公園に到着!

f:id:ICHIZO:20170811095609j:plain

2ヶ月前、くっきりと鮮やかに見えた富士山は、影も形も確認できなかった。残念。

麓からここまで12km。さぁ、あとは、下って戻るだけだ。

峠走の素晴らしいところは、上りが苦しい分、下りは楽に感じることで、僕の苦手なスピード練習も、難なく行うことができるのが最高だった。

キロ4分を切るようなタイムとなると、僕は、インターバルトレーニングでさえ苦しいが、峠走ならば、これまで何度も実現してきた。

心臓に負担をかけず、かつ、思いっきりスピードも出せる、それが峠走「下り」の最大のメリットだった。

ところが、昨日は…。

f:id:ICHIZO:20170812045830j:plain

最速のラップ(下り14km~15km)で、キロ4分42秒。

スリップによる転倒が怖くて*3、多少スピードを抑制してしまった部分もあるが、それにしても遅い。遅すぎる。

上り下りを合わせてのトータルラップは、6分6秒。

僕は、かれこれ足かけ7年峠走を行っているが、最も悪いタイムなのではなかろうか。

去年の秋。

3年前からの劣化を嘆いた時でさえ、キロ当たりのラップは5分49秒で走れている*4のだ。

そう考えると、あまりの遅さに愕然とする。

尾てい骨痛を発症して以来、身体が万全でないことは確かなのだけれど、それも含めて、かなり、ガタがきているのかもしれないなぁ…と、思った。

ただ、とはいえ、一応走り切れたことは収穫。

2週間後の北海道マラソンに向け、ろくな練習ができていなかったので、とりあえずはホッとした。

f:id:ICHIZO:20170812045756j:plain

下山後は、いつものように、さくらの湯へ。

浴場内は、峠走中に僕を追い抜いていったランナーたちで賑わっていたが、それでも、洗い場が埋まるほどではなく、ゆったりと湯につかることはできた。

f:id:ICHIZO:20170812045812j:plain

湯上がりの牛乳も最高。

いつもだと、これと一緒にパンなども食べるのだけれど、昨日は、ぐっと我慢した。

昨日の遠征には、峠走とは別の目的もあったからだ。

(以下、続くw) 

 

 

 

*1:昼から来て、「さくらの湯」に荷物を預けて走る場合もある。

*2:山北町健康福祉センター内の貸しロッカーは20個程度なので、僕の後ろに並んでいた人たちはいったいどうなったのだろう…と思う。

*3:傾斜の大きな地点では、雨でかなり道が濡れていた。

*4:ちなみに、3年前のラップは、キロ5分28秒。あの頃が僕のランニング人生のピークだったのかもしれないw


マラソン・ジョギングランキングへ