餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

夜明け前の天空を堪能!荒川河川敷セットラン、2日目の感動

スポンサーリンク

(承前)

週末セットランなんて、いつ以来だろう。

以前は、30km+30kmなんていうのも普通に行っていたのだけれど、最近は、全くご無沙汰になっていた。

だから不安は募ったものの、いったん走ると決めた以上は、走る。

脚の具合は気になったが、「2日合計で、フル距離を走る」というのが僕の最低目標だったからだ。

久しぶりのロングラン翌日ではあったが、身体は、思ったほど疲れていなかった。

しかも、前日から一転して、空は晴れている。ならば、走るしかないではないか。

f:id:ICHIZO:20171111064638j:plain

ということで、僕は夜明け前の河川敷に佇んでいた。

天空に煌々と輝く満月。とても素敵だ。

河川敷には街灯などはないため、道は、まだ仄暗い。僕は、一応ヘッドランプも持参してきてはいたが、とりあえず、それを使わず走ることにした。

月明かりだけの、仄かな光がとても幻想的で、その下で走りたい、と思った。

天空には、月だけでなく、さまざまな星も輝いていて、走りながら僕は、ちょっと感動。ということで、デジカメで写真を撮ってみたのだけれど…。

f:id:ICHIZO:20171111065757j:plain

何の写真だか全くわからない状態w

肉眼では、星空の素晴らしさをくっきりと確認できていたのに…。

人間の「目」というのは、本当に凄いものなのだということを、僕は実感した。

そもそも、星空をしっかり撮りたいのであれば、僕のコンデジでは非力すぎる。もっといいカメラを探さないとなぁ…。

そんなことを考えながら走り続けていると、空が白く、そして紅く変わってきた。

この、だんだんと空の色が変わっていく情景というのが、僕は最高に好きで、だからこそ夜明け前ランはやめられない。

そして、その変化を思う存分楽しめるのが、荒川河川敷なのだ。

f:id:ICHIZO:20171111070613j:plain

朝焼けの空に輝く、明けの明星。

金星はいつだって、夜明けランの心強い相棒だ。

f:id:ICHIZO:20171111070721j:plain

スカイツリーも、まだ点灯中。

なんだかちょっとボケボケ写真になってしまったけれど、雰囲気だけは伝わっていると思う。

僕は、空の素晴らしさに酔いしれながら、ここまであっという間に走ってきた。

まだまだ走れる気分ではあったが、ここで折り返すことに決めた。

スタート地点からここまでは、6km強。引き返すと、往復で12.5kmぐらいにはなる。

僕の目標は、週末2日間でフル距離を走ること…だったため、あとは、帰るだけで目標達成だ。

帰り道の情景も、これまた素敵だった。

f:id:ICHIZO:20171111071236j:plain

上り始めてきた太陽の光で、明るくなっていく空の中、沈んでいく月。

月と太陽の、主役交代イベントまで楽しめる、最高の天空ショーだ。

僕は、あらためて、その下で走れる喜びを噛みしめていた。だから本当に、夜明け前からのランは素晴らしい。

f:id:ICHIZO:20171111100807j:plain

スカイツリーの遠景。

既にライトは消えていたが、朝焼けを背にした佇まいが、とても美しかった。

f:id:ICHIZO:20171111071520j:plain

終わってみれば、あっという間の12km超。週末ひとりフルマラソン、完走だ。

のべ2日間もかかっているし、のんびり走っていただけなので、効果に疑問は残るものの、とりあえず、「走り切れた」という思い込みが重要だと思う。

次のレースまでは、あと2週。

未だに引かない座骨神経痛の具合が気になるので、出走を決めたわけではない。正直、まだ迷っている。

しかし、何とかメドはついたような気がする。レース中苦しくなったら、この日の河川敷ランを、天空の感動を思い出そう。

そして、何とか完走を目指したい。


マラソン・ジョギングランキングへ