今日の夜明け前は、ロングランをすることに決めていた。
5週間ぶりに左手の自由を得たし、恒例の休日出勤も逃れた。毎週通っている激痛鍼のおかげで、座骨神経痛も緩和傾向。
そんな休日なのだから、走るしかないではないか。
久しぶりの完全休日なので、午前中から別の予定も入っていたのだけれど、夜明け前ならば問題ない。
ということで、僕はまだ真っ暗な道を走り出した。
昨日から、ずっと降り続いていた雨もちょうど止んでいて、ラッキーだった。
起きてすぐ、何も食べずに飛び出したが、5km走ったところで、小腹が空いてきたので、家から持参したこれを食べることにした。
Enemoti (エネもち)
僕に、ロングランのエネルギーを与えてくれる、クルミ餅だ。
僕はこれを、東京マラソン2018のEXPOブースで発見。
試食した時の美味しさに感動し、購入していたのである。
東京マラソンのレース時は、VESPA PROという秘密兵器があったため、これは食べなかったけれど、いずれロングランの時に使おうと思っていたのだ。
裏面の説明書きにも書いてあるが、「ゆっくり吸収される糖質パラチノース」を使っているのがポイントだった。
味もしっかり美味しくて、くるみのアクセントもいい。
僕はお腹がしっかり満たされるのを感じながら、走り続けた。
荒川河川敷に到着。
補正しているから、若干明るいようにも見えるけれど、実際はまだ真っ暗だった。
この日は上流方面に走ったのだけれど、例によって水はけが悪く、靴がびしょびしょになってしまった。
笹目橋から見た荒川の情景。だんだんと空が明るくなってきている。
今日は、この橋を渡って、対岸へ向かうことにした。
荒川左岸。
僕は、河川敷ランでは、たいてい右岸ばかりを走っているが、今日は、左岸に渡るべき理由があった。
そう。
左岸沿いにある、彩湖公園を久しぶりに走りたくなったからだ。
彩湖はちょうど日の出の時刻となっており、水面に映る太陽の光がとても美しかった。
だから僕は、そんな湖の情景を眺めながら、ゆったりのんびり走ろうと思っていたのだけれど、そうもいかない状況であることがわかった。
今日の彩湖では、こんなレースが開催されることになっていたからだ。
ただ、僕の走っている早朝は問題ないだろう…と思っていたのだけれど、そうではなかった。
係員に尋ねたところ、大会は朝7時から始まるとのこと。
まさかそんな早い時間からスタートするとは思わなかったので、僕はちょっと驚いた。
これは、のんびりなんか走っていられない。
レースが始まってしまう前に、とっとと退却するに限る。僕は、ちょっと気合を入れなければ…と思った。
Enemotiのおかげで、空腹感は感じていなかったが、20km超を走っていたため、そこからギアを上げるのは、少し厳しかった。
ならば、補給食の追加が必要だ。
僕にとって、ポパイのホウレンソウ的な、とっておきのアイテムが。
こんなこともあろうかと、僕は、河川敷に向かう道すがら…。
ミニストップに寄って、「あれ」をゲットしていたのである。
そう。
僕がここで購入したのは、もちろん…。
餃子ライスおにぎりだった。
その感想や、ロングラン時の効用(?)については、3日前のエントリーで書いた通り。
彩湖にきらめく朝日を眺めつつ、走りながら、ワンハンドで餃子ライスを食べられる。なんて幸せなランだろう。
がっつりニンニクが効いており、僕は、疲れた身体に、一気にパワーが漲るのを感じていた。
いやぁ、これは最高の補給食だ。
気がつけば、いつの間にやら、30kmラン。
やっぱり、ロングランでの「補給食」は重要なんだなぁと実感した1日だった。
今後も、このペアでロングランを行っていきたいのだけれど、それが困難な状況なのは、ちょっと残念。
Enemotiはともかくとして、餃子ライスおにぎりは、すぐに消えてしまうことが確実だと思うからだ。
あぁ、レギュラーメニューにならないかなぁ…
(できれば、値段ももう少し下げて欲しい。さらに無理っぽいけどw)