餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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足柄峠を走ったら、餃子を食べよう!

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都内から、足柄峠への道程は、ちょっと遠い。

しかも、その拠点となる「山北駅」が、なかなかの難関。

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この駅は、JR御殿場線の中に存在するのだけれど、御殿場線は、とても本数が少ない*1からである。

都内から山北に向かうには、東海道線の国府津で乗り換えるか、小田急線の新松田(→JR松田)で乗り換える必要がある。

国府津や新松田までは簡単に辿り着けるが、そこから山北までの往復が鍵。

うまく時間を計算しないと、行きも帰りも、待ちぼうけを食わされることになるからだ。

いざ山北まで辿り着いてしまえば、最高の練習環境を得られるが、途中の時間ロスが痛いために、僕は、ちょっと峠走を躊躇ってしまった時期があるほど。

しかし、今は、そんなことはない。

足柄峠走は、とてもハードな練習だから、その後は、当然お腹が空く。

都内へ戻るまでの間には、厄介な乗り継ぎ含め2時間近くかかるので、とてもそこまで、空腹のまま我慢できない。

ということで、峠走を始めた頃は、麓の山北町健康福祉センターで、菓子パンとミルクなどを食していた。

しかし、とある峠走の日、僕は、突然我に返った。

餃子ランナーのくせに、なんで菓子パンなんか食べているんだ?

ということだったw

常々、餃子が主食だと公言している癖に、僕はいったい何をやっているのだろう。

峠走で疲れた身体は、栄養を求めている。そんな時だからこそ、完全食である餃子を食べたほうがいいんじゃないか。

いや、もちろん食べるべきだ。もう、そうに決まった。

都内までの道程が遠いことは、餃子を食べない理由としては不適。

そもそも都内まで戻って食べようとするからいけない。

折角神奈川県のはずれまで来ているのだから、そこでしか食べられないものを食べれば良いのだ。

新規店の発見までできて、一石二鳥。

僕は、ようやくそれに気がついた。

ということで、以下に、これまで感動した店たちをご紹介させていただくことにしよう。

山北駅「しみず」

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峠走の疲れが癒える!「しみず@山北」の餃子とラーメンとおもてなし -

峠走の拠点である「山北駅」から、わずか徒歩30秒。

こんな素晴らしい店があったことに、僕は、何年間も気がついていなかった。痛恨。

とにかく山北駅からすぐなので、電車の発車時刻にあわせて時間を潰せるし、昼の峠走ならば、その前に食事もできる。最高だ。

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皮がさくさくで、ニンニクのガッツリ効いた野菜系餃子。下味はあまりついていない感じなので、酢醤油でオーソドックスに食べる。

めちゃめちゃ美味しいってわけではないけれど、僕好みの味だったし、峠走で疲れた身体に効く餃子だと思った。 

そう。峠走で疲れた身体に効く。

これがとても重要なポイントだ。しみずならば、峠走を終えてすぐ、帰路につく前に味わうことができる。それも、素晴らしいおもてなしとともに。

この店は、カツ丼もメチャメチャ美味しいのだけれど、いざカツ丼を食べてしまうと、餃子を食べるのがちょっと苦しくなってしまうのが、悩ましいところ。

国府津駅「餃子ショップ」

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「餃子ショップ」は裏切らない!

その名は、「餃子ショップ」。

何ともストレートで、しかし、新鮮な響きを持つ店名だ。「餃子」と「ショップ」という組み合わせの語感が、うまく効いている。

東海道線、国府津駅から徒歩1分。

御殿場線の始発駅だから、乗り継ぎの際などに調整しやすくて便利だ。

「餃子ショップ」と謳ってはいるけれど、餃子専門店というわけではなく、どちらかと言えばラーメン屋。

しかし、さまざまな定食や、一品料理も扱っており、とりわけ、餃子が大きな看板料理であることは間違いない。

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小ぶりながらも、具がたっぷり詰まっていて、食べ応えがある。

キャベツがザクザクの野菜系。ニンニクがっつり。皮は薄皮で、カリッと焼けていて、具とのバランスも絶妙。

昔懐かしい、昭和の味とも言えなくないが、その、レトロな店名には合っている。

いやぁ、この店の餃子は美味しかったなぁ。

ニンニクがガッツリ効いていて、ビールにも抜群に合うので、疲れた身体が本当に癒やされる。

峠走のついでじゃなくても、国府津まで遠征したいぐらいの餃子だ。

松田(新松田)駅「丸嶋」

JR御殿場線の「松田」駅は、小田急線「新松田」駅への乗り換え駅となっている。

新宿方面から山北を目指すには、小田急線の方が便利なため、峠走ランナーにとって、ここは重要な拠点。

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峠走後の身体に沁みた餃ビー

そんな両駅の近くに、ひっそりとこの店は存在していた。

この店の大きな売りは、餃子の具をたっぷり詰め込んだ「餃子ラーメン」で、マスコミなどでもよく取り上げられるようだ。

しかし、僕は、生粋の餃子を愛している立場なので、そういったキワモノ目当てではなく、焼餃子を食べるために訪れた。

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期待値のハードルを上げていたにも関わらず、この餃子は、それに見事に応えてくれた。

ざっくり野菜と挽肉がしっかり絡んでいて、ニンニクもガッツリ効いている。そして何より、皮がいい!

カリカリに焼けた薄皮が、絶妙の食感を醸し出して、具の味わいを際立たせている。

これもまた、僕好みの、ビールによく合うタイプの餃子だった。

餃子がとても美味しかったので、看板料理の餃子ラーメンも注文してみたところ…。

いやはや、これが強烈だった。

1人前以上ある餃子の具が、もやしやニラとともに、たっぷりと麺の上に乗っているため、とにかく凄いボリューム。

まぁ、悪くはなかったのだけれど、ある意味、ネタ的な、出オチ料理なので、1回食べれば十分w

次に訪問するときは、餃子とビールだけでゆったり堪能しようと思っている。

山北駅、国府津駅、松田駅。

峠走の際、大きな拠点となる駅周辺での餃子は、一通り制覇した。

これらの駅の近くには、他にも餃子が食べられる店はあるようだったけれど、ラーメンのおまけ的な位置づけのものが多く、わざわざ訪れるのもなぁ…と思った。

ということで、先週末の峠走後は、違う選択肢をとることにした。

(以下、続くw)

おとなの週末 2018年10月号 [雑誌]

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*1:朝晩は1日2本。早朝、深夜、日中などは1本しかない。


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