餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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峠走後の身体に沁みた餃ビー

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先週末、山の日の夕暮れ。僕は、とにかく疲れていた。

足柄峠走を終え、麓の温泉「さくらの湯」に浸かりながら、僕は、アフターランの計画に頭を巡らせた。

不甲斐ないタイムだったとは言え、一応、山北峠を「完走」できたのだから、自分へのご褒美があっていい。

餃子ランナーである僕にとってのご褒美は、もちろん、餃子に決まっている。

山北駅前の「しみず」や、国府津の「餃子ショップ」も捨てがたかったけれど、今回、僕は、新規店開拓という選択肢をとった。

事前にWebでその情報を見つけてから、ずっと気になっていた店だ。

祝日も営業中であることは確認済。東京に帰る途中で、立ち寄りやすい場所にあったので、僕の心に迷いはなかった。

ということで、僕は、乗り継ぎ駅に降り立つと、Googleマップアプリを頼りに、その店を目指した。

最近は、新規店を開拓するのが、本当に楽になった。

ガイドブックや地図などを持ち歩かなくても、スマホで検索すれば、すぐに見つけることができるからだ。

僕は、本という媒体に特別な思い入れがあるので、寂しい気持ちもあるのだけれど、これも時代の流れなのだろうなぁ…と思う。

駅から、Googleマップの指示に従って歩くこと数分。

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あった!

店頭には、「中華・和食」という表示があり、中華料理店というよりは、大衆定食屋という趣。

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入店。

他の客は誰もいなくて、ちょっと不安になる。f:id:ICHIZO:20180814042837j:plain

座敷席もゼロ。

しかし、店員の人が温かい笑顔で迎えてくれたし、事前の情報から、地元の人気店であることはわかっていたので、僕は、すぐに心が落ち着いた。

祝日の夕方、お盆の時期ということもあり、たまたま閑散としていただけ…なのだろう。

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メニューを眺め、まずは、もちろん「餃子」(6個400円)を注文。

そして、灼熱の峠走で乾ききった身体を癒やすために、ビールも頼んだ。

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種類は、スーパードライの瓶ビール一択で、注文するとすぐに出てきた。

「なんで、注ぐ前の写真しか撮ってないんだよ!」と、僕は、過去の自分にツッコミを入れたくなったw

まぁ、ただ、ありふれたスーパードライの写真なので、注いでから撮ったとしても、たいしてインパクトはないのだけれど。

ビールのアテで、ちょっとしたもの(お新香など)が出てくるのかなぁと期待していたが、何も出てこなかったので、少し悩む。

餃子が焼き上がるまでの間、ビールだけを流し込むのは、少しだけ寂しい気がしたからだ。

メニュー類には、一品料理しか掲載されていなかったが、壁の手書きボードにおつまみ系の料理が記載されていた。

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うーん。

枝豆とかキムチとかザーサイとか、すぐ出てきてビールに合う、軽めのものが食べたかったんだけれどなぁ。

トマトや冷奴は、その類だと思うのだけれど、なんとなく僕の気分に合わなかった。

それならば、むしろ水餃子とも思ったが、「焼餃子」が出てくるまでに…という前提には合わなくなる。

などと、色々思案しながら、空腹のお腹にビールを流し込んでいると、厨房から、じりじりという魅力的な音が響き、ほどなく…。

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焼餃子が来た!

実に綺麗な焼き色で、軽い羽根もついている。

食べる前から、そのカリカリ感が想像できる餃子で、大いに期待できそうな気がした。

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iPhone SEとの比較。焼餃子としては、オーソドックスなサイズだと思う。

その焼き色は、写真を撮っている間も魅力的な輝きを放っており、僕はすぐに食べたくて、食べたくてたまらなくなった。

囓ってみる。

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おぉぉ、旨いぞ!

期待値のハードルを上げていたにも関わらず、この餃子は、それに見事に応えてくれた。

ざっくり野菜と挽肉がしっかり絡んでいて、ニンニクもガッツリ効いている。

そして何より、皮がいい!

カリカリに焼けた薄皮が、絶妙の食感を醸し出して、具の味わいを際立たせている。

薄皮カリカリ系の餃子は、とにかくビールに合うので、僕は、最高の餃ビーに酔いしれた。

僕は、この餃子に大いに満足し、これならば「間違いない」と確信して、メインの料理を注文した。

(以下、続くw)  

#餃子部 (エイムック 4111)

#餃子部 (エイムック 4111)

 

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