診断を受けるのが遅すぎた。
今から思えば、座骨周りの痛みは、北海道マラソン前からあって、レースでは何とか走り切れたものの、その後も尾を引いた。
ただ、僕は、その痛みを甘く見ていた。時が解決してくれると思っていたのだ。
そんな状態でありながら、毎日ジョグや、峠走まで行っていたのだから、身体が良くなるわけがない。
最近は、ふくらはぎまで痺れるようになり、走るどころではない状態になってしまったため、ウォーキングに切り替えていたものの、そうなる前に、しっかりと、整形外科医にかかるべきだった。
…と、思ってもあとの祭り。
各部のレントゲン写真を撮影し、身体の痛い部分などを触ってもらい、僕の症状を一通り確認した医師は、僕にこう告げた。
「座骨神経痛の症状ですね。」
医師によると、左足をかばって、右腰周りも少し曲がっているので、このまま無理をすると、今度は腰痛も発生する可能性があるとのこと。
いやはや、そんな状態まで進んでいたのか。僕は目の前が真っ暗になった。
医師は、さらに言い募った。
「椎間板ヘルニアの疑いもありますので、念のため、MRIも受診してください。」
ということで、明後日、MRIまで受診することになってしまった。
僕が、あまりに落ち込んだ表情を見せていたからか、馴染みの医師は、僕に救いの言葉をかけてくれた。
この医師は、僕の趣味がランニングで、毎日走っていたことを知っている。その前提に基づいた言葉だ。
「走れないのはつらいですよね…。日常生活で大きな痛みが出ていない状態であれば、同じ状態で座ったばかりというのも身体に良くありません。時々歩いて…軽いジョグ程度でしたら、してもいいと思います。」…と。
僕は、《ランニング禁止》という最悪の通告を受けるものかと思っていたので、この発言はちょっと意外だった。
ただ、それは、あくまで「日常生活で大きな痛みが出ていない状態であれば」というのが前提。
そもそも、今は「走ると痛い」状態なので、しばし安静にして、回復に努めていくつもりだ。
MRIの結果次第では、絶対禁止になることもあり得るので、まだ安心はできないけれど、休養をとることで、何とかこの痛みが治まっていくことを祈りたい。
坐骨神経痛 自力で治す!シビレをとる!実践DVD (英和ムック)
- 作者: 小林篤史,栗原友介
- 出版社/メーカー: 英和出版社
- 発売日: 2016/10/21
- メディア: ムック
- この商品を含むブログを見る