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世界史の勉強をしてから見るべきだった「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」

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鑑賞前の期待は、とても大きかった。

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2018年オスカー(アカデミー賞)で、「主演男優賞」「メイクアップ&ヘアスタイリング賞」受賞。

他、作品賞や撮影賞などにもノミネートされており、今年のオスカー主要作品のひとつだ。

僕は、例年、オスカーの主要作を可能な限り見ることにしている。

今でも余韻が薄れない、「シェイプ・オブ・ウォーター」の作品賞、監督賞など4部門受賞は、当然だと思っているし…。

「スリー・ビルボード」の、主演女優賞(フランシス・マクドーマンド)と助演男優賞(サム・ロックウェル)は、実に納得のいくものだった。

だから、主演男優賞を受賞しているこの作品も、きっと、僕の期待に応えてくれると思ったのだ。

この映画の舞台は、第二次世界大戦中のイギリス。

その戦争のまっただ中、首相に選出された、ウィンストン・チャーチルの姿を描いたものだった。

ただ…僕は、恥ずかしながら、この人物に関する知識が殆どなかった。

もちろん、その名前だけは聞いたことがあったけれど、イギリスの首相、という知識のみ。

もともと僕は、歴史や世界史に疎く、戦争映画も殆ど見ていないため、チャーチルの「人となり」をまるで知らずに、まるで知らずにこの映画に臨んでしまったことになる。

それが、大失敗だった。

もちろん、こういった僕のような人にもわかりやすいよう、丁寧にストーリーは綴られている。

映画は2時間5分の長尺で、最後まで飽きずに見ることができたので、いい作品なのだろう…とは思う。

しかし、もしも映画を心から楽しみたいなら、少なくとも、第二次世界大戦初期におけるヨーロッパ情勢と、イギリスの状況ぐらいは、しっかりと把握しておくべきだった。

そうでないと、この時代、首相職に就いたウィンストン・チャーチルの、心の葛藤を理解するのは困難だからだ。

僕は、理解不足ゆえに、途中まで、どうにもストーリーに没頭できなかった。

後半に描かれる、チャーチルと市民たちのエピソードには、ちょっと胸が熱くなったし、歴史に残る大演説を含め、最終的には、チャーチルという人物に大きく引き込まれた。

ただ…だからこそ、前半に感じた違和感が、どうにもちょっと悔しかった。

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ということで、パンフレットも購入。

こういった、実話系の映画においては、その時代背景がしっかり書かれていることが多く、勉強・復習のために買っておこうと思ったのだ。

f:id:ICHIZO:20180415204045j:plain案の定、ストーリーは、時系列でしっかりと記載されていた。

この映画の舞台になっているのは、チャーチルが首相に就任してから、わずか1ヶ月足らずの出来事。そう考えると、実に濃密な映画だ。

日別に記載されているストーリーや、その他の関連情報を読み、僕は、「あぁ、そういうことだったのか」と唸ること多数。

やっぱり、こういった、濃厚な実話系の映画を見る場合、その舞台背景に関する知識は必須だと実感した。

もしもそれが足りないのなら、最低限の予習をしてから見るべきだった。

そうすれば、もっと楽しめただろうになぁ…。

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そういった状況を理解した上で、映画の内容を思い返し、写真を眺めていると、今年のオスカー受賞にも納得がいく。

ゲイリー・オールドマンは「ウィンストン・チャーチル」になりきっており、だからこそ、主演男優賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞できたのだ、と。


『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』予告編

ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男 (角川文庫)

ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男 (角川文庫)

 

 


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