餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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ギプス消滅、てぬぐい拝受!で、夢が膨らんだ夜

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昨晩は、整形外科に赴いた。

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診察までの順番を待っている間、僕は左手を見つめていた。

数週間装着し続けたことで、ギプスは黄ばみ、包帯も薄汚れている。

ちょっと慣れてきたとは言え、やっぱり、色々と不自由を強いられてきた。だから、それを外してもらえる筈の機会に、僕は、胸がときめくのを感じていた。

僕の名前が呼ばれた。

我慢の生活がついに終わる。僕は、大いに喜びを感じながら、診察室に入った。

診察が始まると、当初の約束通り、先生は、「ギプスを外しましょう」と言って下さった。

僕の症状であれば、5週間程度装着が必要とのことだったので、本来ならば、2週間近く早い。

しかし、先生は、「ギプスのままじゃ、東京マラソンで走りにくいですよね。」ということで、外してくださると言ってくれていたのだ。

ただ、現段階でのギプス切断が、手首の回復にとってプラスである筈はない。

そのため、先生からは、「あくまで一時的なものです。たぶん、もう一度ギプスをしていただくことになります」と釘を刺されていた。

電動ノコギリ登場。

いや、正確にはギプスカッターと呼ばれるもので、「ギプスは切れるが、腕は切れない」らしく、先生は、その安全性を強調した。

しかし、ギプスを切断されている間、もしも先生の腕が滑ったら、僕の腕も真っ二つになってしまうんじゃないか…と思ってしまったのは内緒だ。

それにしても…。

こんな凄いものを使わなければ、取り外すことができないとは。

いやはや、ギプスって強力な代物なんだなぁと、僕はあらためて感服してしまった。

ギプスが外れたあと、手首の状態を見るために、レントゲン撮影。

その写真と3週間前の写真を見比べながら、先生は、僕にこう言った。

「すぐに固定した効果かもしれませんが、かなり良くなっています。完治したわけではないですが、無理さえしなければ、もう一度ギプスをしなくても、自然に治ると思います。」

やった!もう、ギプスに戻る必要はないんだ!

僕は、心の中で叫びたいほど嬉しくなった。

そして…。

「手首固定用のバンドを用意しましたので、しばらくは、これで生活してください。」

ということで、先生は、僕にそれを装着してくれた。

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手首部分に、堅いアルミニウムの板が入っているもので、一応、固定効果はあるらしい。

ただ、ギプスに比べて腕の自由度は段違いに高く、その分、固定効果は格段に落ちてしまうようだ。

先生は、「気休め程度にしかならないですし、激しい運動をすると、再度、痛めてしまう心配も残ります。レースが終わったら、また状態を見せてください」と言った。

僕は、「はい、わかりました。」と答え、何とか再ギプスの状況にだけはならないよう、祈った。

それぐらい、久しぶりに自由になった腕は軽くて、快適だったのだ。

よし、これで東京マラソンでも、きっと気持ちよく走れる!

と思いながら、僕は、宴の場に向かった。

昨晩は、東京マラソンに出走するラン仲間から、「東京がひとつになる3日前。」という、ワクワクイベントに招待していただいていたからだ。

いつもなら、乾杯写真などを含め、さまざまな写真を撮るところなのだけれど、昨晩は(ギプスがとれたとはいえ)まだ、左手の調子が良くないため、撮影はほどほどにとどめた。

気が置けない仲間たちと、最高に美味しいビールや料理で、ラン関係、怪我関係(?)の四方山話に花が咲く。いやはや、至福の3時間だった。

そんな宴の場で…僕はラン仲間から、素晴らしいサプライズプレゼントをいただいた。

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ぎょうざてぬぐい!

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宇都宮でしか買えない逸品だ。

ラン仲間曰く、「怪我で走れなくて、落ち込んでいるんじゃないかと思って…」とのことで、宇都宮遠征の際、僕のために購入してくれたとのことだった。

いやぁ、嬉しい。最高に嬉しい。僕は心から感激した。

僕は、そのラン仲間に、「東京マラソンで使わせてもらいます!」と宣言した。

僕は、もともと餃子ランナー装備で東京マラソンを走る予定だったが、その際に、これは、本当に大きな武器になると思った。

まさに僕はこういったものを探していて、Webなどでは見つからなかったので、入手を諦めていたところだったのだ。

いやぁ、最高。本当に最高。とっても優しいラン仲間の心遣いに、あらためて感謝したい。

夢が膨らむ東京マラソンまで、あと2日。


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