餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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iPhone<Nokia E71だ!と、興奮していた10年前

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昨日。7月11日は、みんな大好きセブン-イレブンの日。

…であると同時に、モバイラーにとっては、とても重要な日だった。

そう。

みんな大好きiPhoneが、日本に上陸した日でもあったからだ。

iPhoneそのものの誕生は2007年6月29日で、昨年が10周年。各種イベントで賑わった。記念モデルのiPhone Xも出た。

しかし、日本への上陸は、意外に(?)遅く、1年遅れの2008年7月11日。

ということで、昨日は、日本上陸10周年だった…ということになる。

だから本当は、昨日書くべきだったエントリーだったのだけれど、最近、モバイル熱が薄れている僕は、それをすっかり失念。

アレクサが教えてくれていたらなぁ…と思ったが、よく考えたら、ライバルSiriの関連情報だから、提供してくれる筈がなかったw

ということで、僕は、Webのニュースで、上陸10周年を知って焦った。恥ずかしい限りだ。

しかし、こと10年前に遡れば、僕は、バリバリのモバイラーだった。

だから、このブログでも、当然、その日のエントリーで、iPhoneについて言及している。

チャンスがあれば購入もしたいと考えていたが、10年前の昨日は平日だったし…。

こんな状態になっていては、とても購入どころじゃない。

僕はもともと行列が大嫌いだし、これは我慢のレベルを超えている。発売前日から800人も並ぶような状況につきあっていられるものか。

ただ、僕は、全く悔しい思いはなかった。

10年前の同日。僕は、iPhoneよりも、ワクワクドキドキする端末をゲットしていたからだ。

海外から輸入して、未明に郵便局の本局で受けとった。

その週末は、興奮しながら開封したことを思い出す。

当時、僕がiPhoneよりも断然惚れ込んでいた端末は…。

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Nokia E71だった。

僕は、興奮しながら、このエントリーを書いた。

とにかく、持っているだけで、幸せを感じるような端末だったのだ。

世間の話題は、iPhoneに染まっていたけれど、iPhoneは、みんなに任せた。僕にとっては、この端末がナンバーワンだ!とまで思っていた。

僕は、その質感も、色(Gray Steel)も気に入っていたが、その後、新色(All Black)が発売され、さらに格好よくなった筐体に痺れる。

ただ、もう1台購入するまでの予算がなかったため、外装部品を購入し、筐体を換装し、All Blackに変身させることにした。

自慢じゃないが、僕の不器用っぷりはハンパじゃないため、かなり苦労はしたけれど、なんとか…。

夢が叶った!

これは、僕にとって究極の、思い出深い端末なのだ。

だから、ずっと愛でて、使い続けていくつもりだったのだけれど、それは叶わぬ夢になった。

当時、Nokiaの端末は、謎の再起動を繰り返すという大問題が発生し、E71にも、その波がやってくることになったからだ。

いやぁ、本当にこれは地獄だった。

どんなに素晴らしい端末、惚れ込んだ筐体であっても、実用的に使えなければ、意味がない。

ということで、僕は、いったんこの端末から離れてしまうこととなったのである。

その後、WILLCOM CORE 3G(WC3G)のFOMA SIMで利用が可能になり、何とか復活。

さらに、docomo、SoftBankの2社から、日本版が正式に発売されるという情報を知り、大いに興奮したのだけれど、なんと…。

「docomo PRO series Nokia E71」の発売中止について |  NTTドコモ

「Nokia E71」の発売中止について | ソフトバンク

相次いで発売中止になってしまった。

なぜか突然、製造元であるノキアが日本独自の製品の販売および販売活動を打ち切ることに決定してしまったからだ。

今思い出しても、無念で無念でたまらない。

あぁ、この端末が、日本で普通に発売され、かつ、docomoとソフトバンクが、しっかりその魅力をPRできていれば(ここ重要*1)、スマホ市場における、ひとつの「軸」になり得たと思うのだけれどなぁ…。

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*1:日本市場に合う「筈」だったBlackBerryが生き残れなかったのは、docomoの販売戦略ミスだと確信している。


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