僕が世界で一番好きな都市は、ニューヨーク。マンハッタン。
今後の旅を経て、もっと好きな都市が出てくる可能性もゼロではないけれど、たぶん、一生変わらないと思う。
2001年9月11日。
僕は、マンハッタンにいて、「あの」瞬間をリアルタイムで体験し、一生忘れられない時を過ごした。
その後しばらくは、毎年、追悼の意味も含め、9月に休暇をとって出かけていた。
未曾有の悲惨な事件から立ち直り、再びエネルギーを取り戻した街に、僕は心から惚れ込んだのだ。
だから、7年前に、このレースを走れた時は、本当に感動したことを思い出す。
この後は、諸般の事情で、たった1回しか行くことができていないが、これから一生の間には、何度も行こうと心に決めている。
マンハッタンは、特に目的もなく訪れても素敵な街だけれど、死ぬまでに、是非果たしたいと思っている目的が3つある。
それは…。
- タイムズスクエアでの新年カウントダウン
- ニューヨークシティマラソン、アゲイン
そして。
- マンハッタンヘンジを生で見る!
ことだ。
マンハッタンヘンジとは…。
この、神秘的な美しい情景。
僕は、死ぬまでに、絶対この光景を生で見たいと願っている。
「見たければ、すぐに見ればいいじゃん?」と突っ込まれそうだけれど、この光景を見るのは、実に至難の業なのだ。
それがなぜかということを説明するため、アレクサに、「マンハッタンヘンジって何?」と、尋ねてみた。
しかし、彼女の反応は芳しくなかった。
「すみません、よくわかりません」「ちょっとよくわからなかったです。ごめんなさい」の繰り返し。
どうやら、アレクサの語彙には登録されていないようだ。
ならば、Siriはどうだろう?と思い、聞いてみると…。
マンハッタン返事って何なんだw
しかも、そんな情報がWebで見つかることに驚いた。
ということで、ここは、Wikipediaの解説を引用させていただこう。
ニューヨーク市マンハッタン区の碁盤の目状の大通りの東西方向の通りにちょうど沿って太陽が沈むという1年に2回起こる現象である。
1年間にたった2回、5月28日頃と7月12日~13日あたりしか眺めるチャンスがないという、実に貴重な光景なのである。
たとえ、その日付に、マンハッタンにいたとしても、天候が悪ければ見ることはできなくなってしまうので、運も左右される。
だから、本当にその鑑賞は至難を極めるのだ。
僕は、久しく、マンハッタンヘンジのことも失念してしまっていたのだけれど、今から3週間前、急に、「行きたい欲」が持ち上がってきた。
今年、職場に置いている、超お気に入りの日めくりカレンダーが、その存在を思い起こさせてくれたからだ。
僕は、この日、しばしこの写真に見惚れ続けた。
「あぁ、行きたい、今年行きたい!」という思いで、いてもたってもいられなくなってしまったことを思い出す。
そんなことを、なぜ、今日のエントリーで書いているかと言うと…
どうやら、昨日は、素晴らしいマンハッタンヘンジを見ることができたとのニュースが入ったからである。
インスタグラムには、このような素晴らしい情景の数々が多数上がっている。
それもその筈、この情景の出現時、ニューヨーカーや観光客たちは、こぞって…。
その写真を撮りまくっているw
あぁ、僕もこの流れに加わりたかったなぁ。今年は絶好の撮影チャンスだったのに。残念。
でも、いつか必ず、死ぬまでには、絶対にこの情景を生で鑑賞したい。
New York Gallery 2019 Calendar
- 作者: Workman
- 出版社/メーカー: Workman Pub Co
- 発売日: 2018/08/07
- メディア: カレンダー
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今年、8年ぶりの刊行で歓喜した、とびきりお気に入りのニューヨークカレンダー。
来年も発売されることがわかって、とても嬉しい。もちろん、即予約。
2019年版にも、マンハッタンヘンジの情景が載るといいのだけれどなぁ。