来年は、幸先のいい年になりそうだ。
僕の母校である中央大学が、2018年箱根駅伝の予選会を突破!してくれたからだ。
1年前の僕は、失意に沈んでいた。
10位の日大とは、わずか44秒差での予選落ち。本当に悔しかったことを思い出す。
まさか、中大が、箱根駅伝から姿を消す日が来るなんて…。本当に信じられなかった。
中大は、それまでの箱根駅伝において、優勝(14回)、連続優勝(6回)、出場回数(90回)において最多を誇り、かつ、87回連続出場という記録まで保持していたからだ。
だから、本当にショックで、今年の箱根駅伝は、テレビ観戦さえしなったほど。
昨年までの僕は、ずっと、沿道で中大選手の応援を続けてきた。
僕自身がランニングを始めたのは2010年だけれど、それよりもずっと前から、母校中大のランナーたちを応援していたのだ。
僕が観戦を始めた頃、中央大学は、シードが当たり前、上位争いが当たり前…だったのに、年を経るごとに戦力は弱化。
上位争いから脱落、シード権も失い、そして、昨年は、ついに予選会も通過できなくなってしまったのである。
だから、今年の返り咲きには、喜びもひとしおだ。
中大Webサイトでの予選会報告も、嬉しさがにじみ出ている。
中央大学は10時間06分03秒の3位で、上位10校に与えられる本戦出場権を獲得しました。
2年ぶり91回目の出場となります。沿道でたくさんの方々が旗を振るなど応援いただく中、12名の選手は20キロを駆け抜けました。
皆様からの温かいご声援、誠にありがとうございました。
いやぁ、僕も本当に嬉しい。
自分自身は、脚の調子が未だに良くないし、仕事もバタバタで、色々なイベントにも参加できない、哀しい日々が続いている。
ベルリンで走っているのだから、贅沢を言うなと言われそうだけれど、でも、思うように身体が動かないのは、やっぱり辛くて切ない。
しかし、今はきっと我慢の時期…。
来年は、母校にとっても、僕にとっても、復活の年になるよう、祈りたい。
中大にとって、駅伝本戦への復活は、とりあえずの第一ステップ。次の大きな目標は、シード権の復活。
それが来年叶えられるよう、沿道で、声を上げて応援しようと思う。