餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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立川《極上爆音》劇場に君臨した「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」のド迫力

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先週末。

僕は立川シネマシティで映画「アラジン」のマジックワールドに陶酔したが、 それから1時間も経たないうちに、僕は、別世界に引きずり込まれていた。

そう。

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「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」

を見たからだ。

と、思わず活字を大きくしたくなってしまうぐらい、この映画の迫力は凄かった。

いやはや、《極上爆音》上映の冠はダテじゃない。

オープニングの地響きのシーンから、僕の全身に、重低音サウンドが襲いかかってくる。身体が震える。

それぐらい強烈で、圧倒的な、爆音攻撃だった。

この日の僕は、シネマシティにおいて、2つの映画を、同じスクリーンの、ほぼ同じ場所の席で鑑賞した。

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「アラジン」がG-14で、「ゴジラ KOM(キング・オブ・モンスターズ)」がF-13。

列は1列違うだけだし、席番号も1つ違い。客席から見たスクリーンの印象は、殆ど重なる。

だから、サウンドも同じように響いてくるのかと思ったが、全く違った。

2つの映画は、その上映方式が全く異なっていたからだ。

アラジンは、極上音響上映であり、ゴジラは、極上爆音上映。

映画を見るまで、僕は、単に作品によって表現を変えているだけなのかと思っていたのだけれど、それは大きな誤解だった。

昨日のエントリーでも書かせていただいた通り、「アラジン」は、その音楽面が素晴らしく、歌声が心に染み渡る映画となっている。

作品が醸し出す音楽を、ライブ感覚で、心から堪能できる音響に仕上がっているのだ。

そう言えば、僕が、ここ立川シネマシティで何度も体験している「ボヘミアン・ラプソディ」ライブスタイル上映も、極上音響だった。

対して、爆音上映は、全く違う。

そのサウンドは、心、というよりも、僕の身体に、肉体に直接に響いてくる。

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僕が座ったF-13席から見た情景。(上映前に撮影)

極上爆音を味わうには、これ以上ないほど、最高の席だ。

スクリーン下に設置されたサブウーファー。ここから、地響きのような重低音が、強烈に響いてくる。

いやはや、なんというド迫力だろう。

こんな体験は、ここでなければ味わえないし、そしてそれは、凄まじい怪獣映画である「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」に、ふさわしいものだった。

そう言えば…と、僕は今更思い出した。

3年前の「シン・ゴジラ」も、僕は、ここ立川のシネマシティで見ていたのだった。

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極上の爆音に痺れながら見た、2回目の「シン・ゴジラ」 - 餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

この時、僕は、シネマ2のaスタジオ、かつG-14で見ているので、鑑賞条件も今回とほぼ同じ*1だった。

その時も、僕は、戦闘シーンなどの爆音に痺れまくったことを書いている。

あれから3年。

シネマシティが誇る、その爆音は、さらに見直され、改良が加えられているという。

今回僕は、そんな極上の舞台で、最強の怪獣映画を堪能、体感することができ、本当に幸せだ。

ストーリーの深さや重みなどは、「シン・ゴジラ」と比較してしまうと酷になる。

僕は、この映画を見に来る前に、自宅で、前作の「ハリウッド版 GODZILLA ゴジラ」を予習したが、その時、こう呟いた。

この時、僕は既に「ゴジラ KOM」のチケットを確保していた。

しかし、立川シネマシティは、上映20分前までキャンセル可能であるため、鑑賞を止めることも考えた。

それぐらい、あんまりにも酷い映画だった(と僕は思った)のだ。

しかし、僕はやっぱり「ゴジラ KOM」を見ることにした。

僕が心から信頼している映画通の方から、Twitterで、貴重なアドバイスをいただいたからだ。

曰く…。

ゴジラKOMには賛否両論あるが、ゴジラとギドラの激闘は大画面、大音響で体験する価値がある。そして、立川シネマシティは、理想に近い鑑賞環境である、とのこと。

ならばやっぱり、極上爆音で体験したい!と思ったのだ。

鑑賞後…僕は、映画通の方の言葉が至言だったことを実感した。

まさにこれは、大画面、大音響の映画館で見るべき映画、そしてその舞台として、立川極上爆音は、最強だと実感。

細かいストーリーについては、あまり書いても意味がない。

画面全般は暗いし、ツッコミどころも満載。

ハリウッドの怪獣映画特有とも言える、ご都合主義的展開も、僕にはどうにも引っかかる。

本当の人類の敵は、怪獣よりも、あのオバさんなんじゃないか?(謎)と思ったりもした。

しかし、こういったマイナス点を差し引いても、この映画は、劇場で見る価値がある。

それくらい、怪獣同士のバトルは壮絶で凄まじく、特に、クライマックスは圧巻。

「ゴジラ」は、前作と異なり、しっかり主役として輝いていた。

敵役となる「ギドラ」の強さもハンパじゃなく、まさに最強決戦バトル。

ゴジラを助ける、「モスラ」の美しさにも感動した。

怪獣たちのバトル好きならば、きっと楽しめる筈だし、立川極上爆音スクリーンは、それを味わうための、最高の舞台だと思う。

シン・ゴジラ

シン・ゴジラ

 

*1:今回「アラジン」を見た席と全く同じ。ということは、1列違い&1番違い。


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