全クイーンファン必見！死ぬまでに見ておくべき「フレディ・マーキュリー」像

中央ヨーロッパで2番目に大きく、スイスとフランスに跨がる三日月型の湖、レマン湖。

そんなレマン湖の東端。

スイス、ヴォー州、リヴィエラ・ペイダンオー地区にある街が、モントルーだ。

この街には、国際都市ジュネーブから、1時間の鉄道旅行で辿り着ける。

鉄道駅に降り立つと、雄大なアルプス山脈の眺望が視界に広がる。

しかし、この街が何より特別で魅力的なのは、そんなアルプスの情景だけじゃない。

そう。
もちろんレマン湖だ。

モントルーの駅を出て、駅前通りを渡り、階段を下りていくと…。

レマン湖は、すぐ目の前に広がっていた。

いやぁ、なんと雄大な情景だろう。心が和む。ここがリゾート地として愛されるのも納得だ。

レマン湖沿いには、数キロにも渡る遊歩道が広がっており、湖畔の情景に癒やされながら、至福の時を過ごすことができる。

そして。

この街の魅力は、それだけではない。

全世界のロックファン、特に、クイーンのファンにとっては、特別な場所が存在しているからだ。

それは、モントルー駅を出て、湖畔の遊歩道を500mぐらい歩くと、突然目の前に現れる。

そう。

フレディ・マーキュリーの銅像だ。

この「モントルー」という地は、クイーンが、フレディが愛した街として知られており、レコーディングスタジオも存在している。

そんな特別な地に立っているからこそ、この銅像には大きな意味がある。

どんな角度から見ても、フレディはフレディだが…。

僕は、特に、このポーズに痺れた。

フレディが、最後の歌声を残したアルバム、「メイド・イン・ヘヴン」の写真を思い出させてくれるからだ。

「メイド・イン・ヘヴン」

このアルバムに収録された曲たちは、他ならぬ、このモントルーのスタジオで収録され、フレディ亡き後に発売された。

僕は、銅像を見ている間、脳内で、フレディの歌声がリフレインしてしまった。

銅像の台座には、フレディ・マーキュリーに関する説明文も書かれている。

それを見ていたら、僕はなんだかちょっと切なくなった。

Lover of Life - Singer of Songs 

1946-1991

あぁ、フレディが亡くなってから、もう、28年も経っているのだなぁ…。

フレディ像の並びにあるベンチは、レコード盤をかたどっている。

湖畔には、不思議なオブジェ（？）もあった。

その中には、ギターがあったり、「The Show must go on」と書かれたボードが納められている。

だからこれも、もちろんクイーン関連。

僕は、やっぱりこの街は素晴らしいなぁ…という思いを抱きながら、再び、湖畔の遊歩道を進んだ。

クイーンファンとして、モントルーを訪れた以上、絶対に見逃せない場所に向かって。

（以下、続く。）

【追記】

このエントリーを書き終わって、つらつらとWebを眺めていたら、こんなニュースが流れていた。

なんと。

まだ、フレディ・マーキュリーの未発表音源があったとは！

慌ててTwitterを検索してみたら、Spotifyでは、16日から先行リリースされており、マニアの間では、既に評判になっていたようだ。

公式MVも発表されている。

この映像を見ていたら、僕は、また、フレディの銅像に会いたくなってきてしまった。

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