餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

BlackBerry KEY2「デュアルSIM」モデルのプラスマイナス

スポンサーリンク

BlackBerry KEY2を使い始めて、1ヶ月になろうとしている。

もはや僕は、この端末なしではいられない。

何よりも素晴らしいのは、キーボードの進化っぷりだが、それとともに、僕にとって大きなポイントとなったのが、デュアルSIMだった。

日本版のKEY2には、ブラックモデルとシルバーモデルがあるが、僕が選んだのは、シルバーの方。

見た目的には、一面漆黒のブラックモデルの方が、BBっぽくて格好いいと思えたし、HD容量も多い。一般的には上位モデルとされていたので、こちらを選んだ方が無難にも思えた。

しかし、僕は「あえて」シルバーモデルを選択。

そう。

f:id:ICHIZO:20181003045143j:plain

KEY2のシルバーモデルは、デュアルSIMスロットを搭載していたからだ。

日本版のブラックモデルは、シングルSIMスロットなので、これは、シルバーモデルでしか得られないメリット*1

入手当時のエントリーでも書いたが、デュアルSIMモデルの大きな魅力は以下の通り。

docomoの通話専用SIMで電話を待ち受けしながら、格安SIMで通信ができる!

こと。

実際使い始めてみると、やっぱり、最高のメリットだった。

KEYoneの時代は、モバイルルーターにぶら下げて使っていたが、たまにルーターを持参し忘れて、困ったことがあった。

また、放置状態が続くと、ルーターとの接続が切れていたりするので、繋ぎ直さなければいけないのが難点。ちょっと面倒だったことを思い出す。

しかし、KEY2では、その心配はなくなった。

KEY2のシルバーモデルは、DSDS(デュアルスタンバイ)対応なので、2回線同時に待ち受けが可能だからだ。

格安SIM側では常時通信しているから、いつでもどこでも、思いたったら、すぐにメールやWeb閲覧できる。メールを取り逃すこともない。

それでいて、docomoの通話専用SIMが併用できるため、お得な、通話かけ放題プランが利用できる。

これはやっぱり、デュアルSIM機の計り知れない魅力だと思う。

もちろん、キャリアのSIMひとつでも、「通話かけ放題&パケットプラン」を使えば同じことはできる。

いや、むしろ日本では、その使い方が標準だろう。

キャリアの強要する、法外なパケットプラン契約を許容できるのならば、その方が普通に便利。

しかし僕は、キャリアの2年縛りやパケットプラン契約に不満を感じていたから、SIMフリーモデルで自由にスマートフォンを使いたかった。

そんな僕にとって、BlackBerry KEY2のシルバーモデルは、本当に自由で快適な通信・通話環境を構築してくれる。

デュアルSIM万歳、だ。

ただ…。

一ヶ月使ってみて、少しだけ気になる点も出てきている。

何より気になるのは、KEYone時代よりも、圧倒的にバッテリの「もち」が悪くなったこと。

KEYoneの場合、僕の使い方だと、満充電から数日経っても、まだ、バッテリ容量は50%以上残っていた。

しかし、KEY2では、数日使うと、ほぼバッテリ切れになってしまうのだ。この差は、結構大きい。

おそらくこれは、デュアルSIMモデルならではの現象だろう。

2つのSIMで同時に待ち受けしているのだから、当然、バッテリの減りは早くなるからだ。

KEY2であっても、シングルSIMのブラックを選んでいれば、きっと、KEYoneと同じように、驚異的なスタミナを享受できていた、筈。

デュアルSIMモデルゆえのトレードオフ。

ブラックかシルバーで迷った場合、このトレードオフを受け入れられるかどうかが、モデル選択の鍵になると思う。

まぁ、他のスマホユーザーから見ると、数日持てば十分じゃないか…と思われるかもしれない。

確かに、併用しているiPhone SE(データ通信専用SIM)と比べても、断然持つ。

しかし、僕は、まだちょっと戸惑っている。

「新しいBBは、とにかくバッテリがもつ」という意識が強かったからだ。

まぁ、マメに充電を心がければいいことなのだけれど…。 

*1:海外版のブラックモデルには、デュアルSIMスロットを搭載しているものもあるようだ。なんで日本版にはそれがないのかなぁ…。


マラソン・ジョギングランキングへ