勝田全国マラソンまで、あと1週間。
諸般の事情で、出場できるかどうかは微妙なところなのだけれど、でも、できる限りの準備はしておきたい。
ということで、今回も、岩本能史先生の練習バイブルに従うことにした。
限界突破マラソン練習帳 「サブ4」「サブ3.5」「サブ315」「サブ3」書き込み式10週間完全メニュー
- 作者: 岩本能史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/10/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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練習メニューは、レース10週前からみっちりと組まれており、僕は全然その通りに走れていないのだけれど、せめて1週前ぐらいは…と、思った。
この本での練習メニューによれば、レース1週前の土曜日は、《タイムトライアル10km》の日。
サブ3.5を目指すなら、47分30秒。サブ4を目指すならば、53分30秒で走る必要があった。
一昨年までの僕は、47分30秒でも余裕でこなせる自信があったのだけれど、座骨神経痛発症、老化に加えて練習不足の今は、53分30秒でも怪しい。
でも、勝田全国マラソンの場合、4時間を切れないと、最後に歩道を走らされてしまうため、それだけは避けたかった。
今の自分には、その力があるのだろうか。
僕は、それを確かめるため、例によって、荒川河川敷に向かった。
コースが広くて、信号待ちなどもない河川敷は、スピードを確かめるには、もってこいの舞台だからだ。
僕は、もっぱら夜明け前に走るのが常なのだけれど、昨日は、身体が温まるのを待って(?)走ることにした。
日中の河川敷は、マラソン大会や練習会などが行われることも多く、そうなると走りにくいのだけれど、昨日は、それがないことを確認済みだった。
ということで…。午前10時。
僕は、河川敷に佇み、Bluetoothヘッドホンを装備。iPhoneで、Amazon Musicのプレイリストをセットした。
スピードを出しても、気持ちよく走るために、音楽は大事な相棒になるからだ。
現在の相棒は、もちろん、クイーンの音楽。
僕は、Amazon Musicで、300以上の曲をダウンロード済みだったが、その中でも特にお気に入りの曲をプレイリストにしている。
42曲、2時間50分のラインナップ。
今回は、これらの曲たちをシャッフルしながら走ろう!と思った。
再生ボタンをクリックし、いざ、僕は走り出す。最近、スピード練習が殆どできていなかったこともあり、最初はかなり苦しかった。
でも、クイーンの音楽が大きな救いとなり、僕は、だんだんとスピードを上げることができるようになり、そして…。
タイムトライアル10km、完走!
今回の練習では、全力で走ることを重点においたため、できるだけ、途中で時計を見ないようにした。
だから僕は、ガーミンの測定結果にちょっと驚いた。なんと、48分で走れていたからである。
サブ3.5メニューでの47分30秒には届かなかったものの、今の僕としては十分すぎるタイムと言える。
昨日の河川敷は、もの凄い風が吹いていて、折り返してからは、本当にきつかったのだけれど、それでも、何とか耐えながら走れた。
それができたのは、間違いなく、耳から僕を支えてくれた、クイーンミュージック。
クイーンはやっぱり素晴らしい、最高だ。
快晴で素晴らしかった、朝の河川敷。
僕は、クイーンの音楽に浸りながら、幸せな気分でダウンジョグを行った。
そして。