餃子来たーーーーーっ!
豚八戒の看板メニュー、 「華餃子」(羽根つき焼餃子)の登場だ。
何度見ても、やっぱりこのビジュアルはインパクトがある。
僕は、昨年の営業再開時に訪れて以来、約1年ぶりの再会になるので、たまらなかった。
それからあとも、感動の餃子群が次々と登場。
「天蓬餃子」(豆腐水餃子)
「八戒餃子」(精進蒸餃子)
「明蝦餃子」(海老水餃子)
こうやって並べてみると、また食べたくてたまらなくなる。
餃子系イベントで写真を撮って紹介させていただく場合、大抵、「どれがどれやら…」というケースになることが多い。
具の種類はさまざまであっても、外見的には同じ、ということが多いからだ。
しかし、この豚八戒の餃子は、違う。餃子の種類としては5種類なのだけれど、そのどれもが、外見・味ともにがらっと変わって個性的。
この日のトリを飾ったのは、ビジュアル的に、華餃子と双璧をなす、僕のお気に入りの、これだった。
四川風麻辣水餃子。
「華餃子」「八戒餃子」など、他の餃子には、それぞれ特有の名前がつけられているのだけれど、この餃子だけはなぜかストレートな餃子名のみ。いったいなぜなのだろう…?
と、それは、今だからこそ気がついた疑問。この日はただ、美味しい餃子に舌鼓を打っていた。
5種5様の餃子の味がいったいどういうものかということについては…。
過去のエントリーで、家族になぞらえて(?)紹介させていただているので、興味のある方はご参照いただければと思う。
餃子のフルコースを堪能した僕らは、やおら、次のステージに向かうことにした。
さぁ、火鍋のスタートだ。
具材の野菜やきのこ、太春雨などは、あらかじめ会場の隅に用意されていた。
まずは、それをテーブル上の火鍋に入れていく。
スープは、薬膳風味の白、と、麻辣がたっぷり効いた赤。そのコントラストも美しい。
火鍋開始!を1Fの厨房に向けて宣言すると、下からは、リフトを通じて、新鮮な具材が上がってくる。
焼き豆腐、厚揚げ、がんも、湯葉、そして、つくね。
海老、ホタテ、と各種魚介類など。
肉類各種。蜂の巣。
それらがぐつぐつ煮込まれていく。
赤いスープが実に辛くて、食べると汗がとまらない。しかし、それがまたいい。
白いスープはとっても優しい味。赤いスープのあとに食べると、身体がほっこり和んだ気がする。
そして。
追加の肉がやってきた!
いやはや凄いボリュームだ。
この日、僕らは7人で訪れたのだけれど、4人前でお腹いっぱい。もしも人数分を頼んでいたら、大変なことになるところだった。
質量ともに申し分なく、もしも、看板餃子がなくとも、火鍋メインでやっていけるんじゃないかと思うほど。
メイン具材が一通り出てきて、それらをほぼ食べ切った後、僕らは、「火鍋の終了」を厨房にアナウンスした。
すると…。
締めの麺が登場した。
お腹いっぱいになったとは前述したが、麺は別腹だw
具材からの旨みが加わった、超絶スープで味わう麺。美味しいに決まっている。これを食べずにいられるものか。
これを投入して、スープとともに味わっていたら…。
鍋の底が見えるような状態になってしまったw
途中で、スープを1瓶づつ追加投入したにも関わらず、だ。
いかにこの鍋が美味しかったか、ということの証明だと思う。
デザートは杏仁豆腐。これまたクリーミーで最高。
気がつけば、時刻は10時半を過ぎていた。会は19時に始まったので、いつしか3時間半も過ごしていたことになる。
しかし、絶品餃子と超絶火鍋をつまみに、WMMの興味深い話に酔いしれまくっていたので、本当にあっという間。夢のような3時間半だった。
豚八戒は、とにかく予約を取るのが困難なので、なかなか訪れることができないのだけれど、その困難を克服できれば、夢のような時間が待っている。
いつかまた訪れることができるよう、頑張って予約競争を勝ち抜きたい。