昨日、郵便で届いていた。
北海道マラソンの参加案内だ。
悔恨のサロマ以降、僕は、身体も心も、なんとなく調子が良くない感じなのだけれど、でも、あんまり休んでいる暇はなかった。
まだまだ先だと思っていた北海道マラソンまで、気がつけば、もう、1ヶ月を切っている。
僕は、今年で7年連続7回目の出場になる。僕のマラソン人生で、最も長く出続けている大会だ。
今を遡ること6年前の2011年。僕がマラソンを始めて2年目の年。
僕は、初フルだった1月の勝田全国マラソン以降も、さまざまなレースに申し込んでいた。
しかし…。
3月に発生した東日本大震災の影響で、軒並みレースは中止。
5月の洞爺湖マラソンは予定通り開催されたので、はるばる遠征したものの、なんと、レース前日の雨で崖崩れが発生。20kmのレースに短縮されてしまった。
だから、その後に控えていた北海道マラソンだけは、無事に開催されることを願い、そして…。
なんとか完走できた時の感動は、今でも忘れない。
当時は、スタート時刻が正午。その時点で、既に気温が28.9℃もあったので、本当にきつかった。
ゴールした直後、頭がクラクラになり、倒れ込んでしばらく動けなくなってしまったが、それだけに、完走できた時の喜びもひとしおだった。
僕にとっては、忘れられない、特別なレースになったので、その後も僕は、この時期だけは何とか休暇を取得して、遠征出走を続けているのだ。
参加案内とは別便で届いた、ナンバーカード引換証。
今年もCブロック。以前は、陸連登録しているとA,Bブロックで出走することができたのだけれど、その恩恵がなくなってしまったのは、ちょっと残念。
引換証(ハガキ)の裏面は、誓約書になっている。
北海道マラソンは、炎天下で行われる非常に過酷な大会です。下記内容をよく読み、同意の上、ご参加をお願いいたします。
以前、初めてこの文面を読んだ時は、ちょっとびびってしまったけれど、今ではもうすっかり慣れてしまっている。
そう、僕は、「暑くなければ北海道マラソンじゃない」と思っているからだ。
炎天下の中、どこまでもどこまでも続く給水テーブルごとに、水をかぶりまくりながら走る。
それが、まさに、北海道マラソンの醍醐味だと思っている。
ただ、僕ももう歳だし、過信は禁物。熱中症にかかったこともあるので、暑さ対策は十分にしておく必要がある。
ということで…。
今日は、いつもの夜明け前ランではなく、日が昇りきってから走った。朝から日差しが強く、身体に結構応えたが、僕には大きな武器があった。
はてブロ、ノースリーブだ。
着心地最高。腕を抜ける風がきもちいい。北海道マラソンの日も、これを着て走れるんだなぁと思うと嬉しくて、身体の痛みを少し忘れた。
今日はこれから出勤なので、あまりロングランはできなかったけれど、でも、着心地を確かめるには十分で、そして満足だった。
ちょっと失敗だったのは、バックパックで走ってしまったこと。これでは、背中の、素晴らしいデザインが見えなくなってしまうではないか。
もちろん、北海道マラソン当日は、バックパックなどは使わないが、練習においても、はてブロシャツを着る際は、装備にも気をつけて走ろうと思う(^^;