危うく見逃すところだった。
JALに搭乗した時、僕は、もっぱら、JALの機内誌「SKYWARD」を読んで時間をつぶすのが常だったのだけれど、今回は…。
このサービスがあまりに快適すぎて、そんな機内誌のことを忘れていたのだ。
しかし、帰りの機内で、ふと手に取ったとき、その表紙に驚愕。
ブルックリン橋じゃないか!
そして、メイン特集もニューヨーク。これは読まずにいられない。そう思って、僕はしばし読み耽ってしまった。
NYは、僕にとって、特別な都市。911の衝撃を実体験して以来、毎年のように訪れ続けた。
まだ、マラソンも始めていなかった頃の話だ。
その後、僕はランニングにはまり、ひとつの夢を実現する。
ニューヨークシティマラソン出走。
あの時の感動は、もちろん今でも忘れていない。
おととしのNY行でも、セントラルパークを走りながら、その余韻を反芻していたほど。
だから尚更、JAL機内誌の特集には痺れた。
各種雑誌において、ニューヨークの特集が組まれるのは、特に珍しいことではないと思うけれど、今回は、特別だった。
NY RUN!
ニューヨークでの、ランニング特集だったからだ。
美しいグラビアの数々、そして、味わいのあるエッセイ。いやはやたまらない。
もちろん、ニューヨークシティマラソンのことも書かれていた。
あの素晴らしい情景と狂騒の中、夢心地で走り抜けた記憶が蘇ってくる。あぁ。また出たい。出たいなぁ…。
たった13ページだけの特集ではあるけれど、全編がランニングの写真と記事なので、ランナーならばきっと痺れると思うし、NY好きであれば、永久保存版の記事だと思う。
この雑誌は、書店での一般販売を行っておらず、機内以外での入手は困難*1なため、今月JALに乗る機会があれば、あるいは、JALに乗る知り合いがいるなら(頼んで)ゲットしておきたい。
毎月1日発売(機内誌的には「入替」)の雑誌なので、今月いっぱいは、JALの機内に常備されている筈だ。
「機内誌」ではあるが、持ち帰りは自由。それは、表紙にも明記されている。
ただ、実際は持ち帰らない人が多いため、機内で《使い回し》され、誌面がボロボロになっている場合もある。
その場合も心配いらない。
CAに頼んで、「機内誌(SKYWARD)の綺麗なやつが欲しいんですけど…。」と言えばいい。
実際、今回、僕の座席に配備されていた機内誌は、かなり皺だらけになっていたため、CAに新品をもらった。
お願いしたとき、「国内線版ですか?国際線版ですか?」と言われたので、国際線版をもらうこともできるようだ。
今回僕は、もちろん国内線版をもらったが、後から調べてみると、国際線版にも同じ特集が掲載されていることがわかった。
折角ならば両方もらうべきだったかと、ちょっと後悔しているw*2