餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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「名前のない餃子屋」に振られ…「りょう華」でリベンジした、三田の昼下がり

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先週。

正月出勤の代休をとった日の話。

僕は、とびきりの昼食をとるために、港区の三田まで遠征した。

僕の仕事は基本的に内勤で社食もあるため、平日外でランチを食べることは滅多にない。

だから、こういった機会は非常に貴重だった。

平日休暇の日、僕は、もっぱら、東池袋の東亭に行くのが常だったのだけれど、たまには、違う店に遠征もしてみたくなった。

なのでこの日は、「名前のない餃子屋」を目指すことにした。

この店も、土日祝は休日。

東亭と異なり、夜のイートインも可能だが、カウンターのみ8席しかなく、予約もできないため、なかなかハードルが高い。

だから、これまでは行くことができなかったのだ。

ということで、こういった機会を生かして訪問することにした。

「名前のない餃子屋」…と言っても、これは正式名称ではない。単に、店の看板も名前もないから、そう呼ばれているだけなのだ。いわば俗称であり、誰がそう呼び始めたのかも不明。

何しろ名前が存在しないので、餃子本や雑誌などの餃子特集には掲載されず、いわば幻のような店。

しかし、今や、俗称が一人歩きしており、食べログでもその名前で出てくるし…。 

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Googleマップでの検索も可能。

こんなインターネット時代でなければ、探し出すことが困難だっただろうから、いい時代になったものだ。

ということで、初訪問となる僕は、Googleマップの地図を頼りに、店を目指した。

しかし…。

最初は全く見つけることができなかった。マップ上では、このあたりだろうと思えるような場所にいる筈なのに、店が見当たらないのだ。

困ってしまった僕は、Googleの画像検索で、「名前のない餃子屋」と入力。

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この画像を見て、ようやく、見つからなかった理由がわかった。

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 店が閉まっていたからだorz

前述の通り、「名前のない餃子屋」は、看板も店名もないので、暖簾がかかっていなければ、見過ごしてしまうのも無理はなかったかもしれない。

僕は大いに落ち込んだ。事前の調査では、11時開店という情報だったが、すでに11時半を過ぎていたため、これは突然の休業なのだろうと理解。そして、「折角、休みをとって訪れたのに…。」と大いに落胆した。

ただ、おかみさんひとりでの営業店だから、体調不良などの理由で、こういうケースもあり得るだろう…と諦めることにした。

三田周辺は、魅惑的な定食屋が数多く存在しているエリアだったが、僕の心は完全に餃子モードだったので、もちろん餃子店を目指すことにした。

最初は、「大連」にしようかと思ったのだけれど、折角だから、初訪問の店の方がいいかなぁと思い、以前、その情報を目にして、ちょっと気になっていた店を目指した。

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 上海餃子の店、「りょう華」だ。

「名前のない店」からは、徒歩5分程度。店頭でも大々的に餃子をPRしており、ちょっと期待が持てる気がした。

入店。

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メニューを見ると、美味しそうな麺が並んでいる。

カウンターにいる先客たちも、皆、麺を食べていた。

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ランチメニューとして、半麺と餃子のセットになったものもあったので、ちょっと惹かれたのだけれど、僕は餃子にこだわりたかったので、グッと我慢。

焼餃子と水餃子を注文した。

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テーブルの上には、豆板醤、酢、胡椒、のみ。

醤油は置いていなかった。餃子メニューの解説として、「お酢と豆板醤をつけて召し上がってください」と書かれている。

醤油ではなく豆板醤、というのがこの店のこだわりであるようだった。

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 まずは、水餃子が到着。

隣にあるiPhone SEは例によってサイズ比較用。ちょっと小ぶりな餃子だ。

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 「ニンニク・ニラが入っていない肉餃子」という紹介通り、具は、肉とニラ程度。

皮の弾力が強くて、非常にもちもち。小麦粉の旨みと肉の味わいがマッチして、これぞ主食系の餃子という趣がある。f:id:ICHIZO:20170117202536j:plain

続いて、焼餃子も登場。

通常、焼餃子は、焼けた面を上にして提供される店が多いと思う*1のだけれど、この店の焼餃子は、焼けた面を下向きにして提供。

但し、1個だけは上に。水餃子と区別がつかなくなってしまうのを避けるためだろうか?

提供時に「熱いので気をつけてください」と言われた。そう言えば、メニューにも、一口目熱い」と、書かれている。

本当だろうか…と思い、軽く一口囓ってみると、確かにとっても熱かった。小ぶりな餃子だからと、気軽に丸ごと頬張ってしまうと、やけどするんじゃないかと思うようなレベルだ。

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具は、主に肉とニラで、水餃子と同じ。

但し、ごま油がアクセントになっていて、水餃子とは違った味わいを醸し出している。

肉汁ジューっというようなことはないのだけれど、肉の味わいが十分に感じられる餃子だ。

水餃子と焼餃子。あわせて10個食べたが、まだまだお腹には余力があった。

僕は、折角三田まで来たのだから…と、もう1軒餃子店をハシゴするつもりで、「りょう華」を出た。

次はやっぱり「大連」かなぁと思いながら、でも、少しだけ気になることがあったので、寄り道を計画。

すると…。

 

(以下、続く。)

 

 

餃子Walker (ウォーカームック)

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*1:西巣鴨「華興」のように、例外もある。


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