先週末、土曜日。
帆@馬喰町での、感動餃子尽くし明けの朝。
僕は、新宿発の特急ロマンスカー、あさぎり1号に乗って…。
富士山の見える場所に向かった。
絶好の空。そして、朝日に照らされた月に感動。
そう。僕はまたも山北を訪れたのだ。
1ヶ月前のリベンジをしたかったし、餃子でいっぱいになったお腹をこなれさせたかった。
そして何より、僕は、山北が好きだった。
前日、深夜まで飲んでいたわりには、身体は快調で、僕は気分よく上り始めた。
中腹の気温は7℃。
普通に歩いていると寒い温度だけれど、走るには最高。天気も含め、申し分のないランニング条件だった。
ということもあって、上りは、いつになく快調。
この辺りではやっぱりちょっと歩いてしまったけれど、それでも、先月よりは、かなりいいペースに思えた。
山頂、足柄万葉公園に到達!
雪を纏った富士山が、最高に美しかった。
よし。今回は順調だ。先月の峠走では、思うように走れず、スピードやスタミナが劣化しているのではないかと嘆いたけれど、もしかすると、杞憂だったかもしれない。
そう感じるほど、今回の上りは悪くなかった。もちろん、道中はめちゃめちゃきつかったが、いいトレーニングになったと思う。
さぁ、これから楽しい下りだ。心おきなくスピードを出しまくるぞ!僕は、意気揚々と急な傾斜を下り始めた。
…が、ここで思いもよらぬアクシデントに遭遇する。
胃痛だ。
このラン以降、僕を継続的に悩ませている、胃痛。
ただ、今回の峠走では、順調に上ってくることができたので、僕は、痛みのことをしばし忘れていた。治ったものかと誤解していた。
しかし、治ってなどいなかったのだ。
峠走の下り。思いっきりスピードを上げようとすると、胃の奥が痛む。だから、その分、セーブせざるを得なくなったのである。
猛烈な傾斜だから、とりあえず前には進む。
しかし、思ったようにスピードが出せないのであれば、せっかく苦労して山頂まで上った成果が無駄になる。
だから、何とか速度を上げようとしたのだけれど…ダメだった。
1か月前との比較。
全体タイムとしては悪くない。キロ当たりの平均ペースは、7秒上がっている。
ところが、ラップを比較してみると、愕然。
峠走では、12㎞あたりまでが上り。
前回は、11㎞過ぎからキロ8分ペースになり、上りの最後はキロ9分以上もかかった。
ところが今回は、それより1分以上早い。やっぱり、上りは悪くなかったのだ。
しかし…。13㎞地点以降の下りは、前回よりも明らかにラップが落ちている。
キロ当たりの最速は、4分14秒。
3年前は、余裕で3分台を出せていたし、スピードの劣化を感じた前回でさえ、4分10秒で走れているのに…。痛恨だ。
峠走後は、例によって、極楽の温泉に浸ったのだけれど、その湯の中で、僕は、痛恨の思いに駆られるばかりだった。
胃痛に苦しみながらも、とりあえず走りきれたのは、ひとつの成果だったかもしれない。
しかし、理想のスピードトレーニングができなかったことは、とても残念。
折角山北まで行ったのになぁ…。
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