めっきり、夜が長くなってきた。
僕は、たいてい午前4時台から走り始めるのだけれど、この時間は、まだ真っ暗。
しかし、平日、近所を走っている分には、それでも何ら困らない。近所のランニングロード往来だけなら、各所で街灯が光っているからだ。
無灯火自転車*1や、車などへの自衛のために、アームライトをつけているが、それで必要十分。
これがとにかく明るくて目立つ。
最近は、さらに、シカゴマラソングッズのシューライトも装着しているので、自衛は万全だ。
ただ…。平日はこれで十分でも、休日は少し悩ましいことがあった。
僕は、週末になるとロングランを行うのが常で、夜明け前から各所へ遠征する。その中で、特に気に入っているコースが、荒川河川敷。
しかし、河川敷に着いても、まだ4時台だったりすると、ちょっと困った。
河川敷には、街灯など全くないので、この時期の4時台は、本当に真っ暗闇になってしまうからだ。
暗闇の中を走ったこともあったけれど、やっぱりちょっと怖いし、ウォーキングしていたりする人もいるので、危険だった。
ということで、去年までは、この時期の河川敷コースを避けるようにしていたのだけれど、今年は、避けずに走ることにした。
と言っても、まっ暗闇の中を走るわけではない。
「ヘッドライトをつけて走ろう!」と思ったのだ。
もちろん、以前からヘッドライトの存在は知っていたが、僕の場合、普段のストリートランでは必要ないので、トレラン用などのアイテムだと認識していた。
ヘッドライトを頭に巻き付けて走るのは、重くて疲れそうだというのも、避けていた理由だった。
ただ、どうしても今年は、夜明け前の河川敷を走りたかったので、購入を決断。
ヘッドライトの種類はさまざまだったけれど、僕は、「安価」で「それなりに明るく」て、そして何より、「軽い」ことを重視して選択。
僕が選んだのは、これだった。
Litom LEDヘッドライト スポットライト【明るさ100ルーメン/実用点灯8時間】 防水仕様 6つの点灯モード キャンプ/サイクリング/ハイキングなどのアウトドア活動に適用
- 出版社/メーカー: Litom
- メディア: その他
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定価は3,500円。
僕が確認した時は、1,450円というリーズナブルな価格になっていたため、ためらわずゲット。
すぐに届いた。
安価な商品だったけれど、簡易包装ではなく、しっかりした箱に入っていた。
日本語解説もついているので、とても安心。
本体は、実に軽い。
単3電池1本込みで66gしかないので、頭に巻いても、殆ど違和感を感じない。
河川敷で、ある程度スピードを上げて走ることを考えると、「軽い」というのはとても重要な要素だと思う。
明るさも、十分な気がした。
ということで、実際に暗闇の河川敷で装着して試してみると…。
こんな真っ暗で、怖い道が…。
一気に明るくなる。
想像以上の明るさで、僕はとっても嬉しくなった。たった単3電池1本で、まさかここまで明るくなるとは!
しかも、それが8時間も保つというのだ。
無段階に90度まで照射角度を調節できるので使いやすいし、点灯モードも6段階で、点滅や赤ライト点灯もできる。しかも、IPX6防水仕様だから、雨の日だって大丈夫。
とにかくとっても軽いので、装着していることを忘れてしまうほど。スピードを上げてみても、全く気にならなかった。
暗闇のトレランレースなどでは、もっと強力なパワーが必要なのかもしれないけれど、僕の用途では、これで十分。
ということで、僕は、とても楽しく、夜明け前の河川敷ランを堪能することができた。
こんなことなら、もっと早く購入しておけばよかった、と思うほど気に入った。
ナイトランをする人にとっては、「今更何言ってるんだ?」と笑われるかもしれないが、それでも推奨せずにはいられない。
暗闇の河川敷に限らず、暗い道を走る可能性があるランナーならば、持っていて絶対に損はない一品。
超オススメ。
*1:何度も書いているけれど、本当に許せない。無灯火の上に、スマホをいじっていたりすることもある。実に腹立たしい。