先週土曜。10月1日。
僕は、夜明け前の荒川河川敷に赴いた。9月のランは、雨ばかりだったけれど、10月に入っても、また、雨だった。
ただ 、僕は、1週間後にはレースが控えているので、ペースランをしておきたかった。
ラン後に出勤することを考えると、家の近くで走る方が手軽なので、少し迷った。
しかし、そうすると、猫ウオッチしながらの、ゆったりランになってしまうのが常なので、ペースラン練習ができない。
ということで、ストイックに走れる河川敷を選んだのだ。
河川敷に着いたのは午前5時少し前。
まだ夜が長くて、真っ暗だ。今回は上流方面へ向かって走ることにした。
小雨が降りしきる中、ストイックに走り続けていると…。
橋の下、道の真ん中に何かがいる。
猫だ!
荒川河川敷で猫を見かけることは珍しいことではないのだけど、大抵は道の端にいて、すぐ草むらに隠れてしまうのが、いつものパターンだった。
河川敷は、ランナーや自転車が多いため、いつもは密かに過ごしているのだろう。
ただ、この日は雨で、しかもまだ早朝だったため、猫も油断(?)していたのか、道の真ん中でくつろいでいた。
そして、それを見て僕もなんだか心が安らいだ。レースペースで走って、ちょっと疲れていたので、絶好の猫エイドだ!
僕が喜んで近づいていくと、猫は、ささっと道の端に逃げてしまった。
でも、そういうときのために、望遠カメラがある。僕は、猫を刺激しないように遠くから、ズームで寄って…。
撮影に成功。
つぶらな瞳の可愛い猫だった。その後、少し近づいていくと、やっぱり猫は遠くへ逃げ込んでしまった
その後、さらに雨脚は強まって、帰り道はずぶ濡れに。
しかし、もともとシャワーランは嫌いじゃないし、雨粒が冷たくて、気持ちよく走れた。
猫に癒されたのはよかったけれど、結局猫の写真を撮って走るなら、河川敷じゃなく、近所を走っても同じだったかもしれないw