餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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札幌・豊平峡のONSEN食堂で、「餃子の具」入りのナンに出会った!

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北海道マラソン翌日の朝。

僕は、ラン仲間の友人とともに、レンタカーで札幌市の郊外へ出かけた。レースの疲れを癒すべく、温泉&美味しい食事を堪能しようと思ったのだ。

僕らが向かった先は、一大温泉地として有名な定山渓温泉の少し先にある…。

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豊平峡温泉だった。

温泉だけを堪能するのであれば、おそらく、定山渓温泉の方が堪能できると思う。

しかし、ここには、他の温泉街では味わえない、唯一無二の魅力がある。

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ONSEN食堂だ。

「食事のみでもご利用下さい」と書かれているコメントが、その実力を物語っている。そして、その看板料理がインド料理というのもポイント。

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豊平峡温泉の敷地に入るとすぐ、数々のカレー、そしてナンのディスプレイが並んでおり、その奥では、インド人のシェフたちが料理の準備に入っていた。

今回、一緒に出かけたラン仲間の友人は、昨年もこの食堂に寄っていて、カレーの味を激賞していたので、カレーが美味しいことはわかっていた。

だからもちろん、それは楽しみだったが、僕にとっては、もうひとつ、大きな期待があった。

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なんと、ここには、餃子の具入りのナン(モモチャ)があるのだ!

友人も、去年の訪問時はこれを食べておらず、その味は未知数、未経験ということだったので、僕らは、ともに、とても楽しみだった。

ただ…。お楽しみは、ほんの少しだけお預け。

豊平峡温泉の営業開始は10時からで、僕らは開始と同時に入場したのだけれど、ONSEN食堂は、その1時間後、11時からのオープンとなっていたからだ。

ということで、僕らは、食堂営業開始までの間、温泉に入ることにした。

温泉は、内風呂と、とても大きな露天風呂。

この露天風呂が、とても広く、かつ、素晴らしい景色を眺めながらゆったり入れて最高だった。

お湯もぬるめだったので、ずっと浸かっていたいぐらいの極楽。

僕は、友人とともに、北海道マラソンの疲れを、ゆったり癒しながら、温泉を堪能した。

が…。あんまりのんびりもしていられない。

そう、ONSEN食堂が開店してしまうからだ。ピーク時間の12時過ぎには、行列ができるということも聞いていたので、僕らは、慌てて温泉から上がり、食堂を目指した。

まずは、フロントで、メニューから注文。番号札をもらって、料理ができたらコールされるので、それを受け取って食べるシステムだ。

席は、母屋内に30席ぐらいあり、さらに…。

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外の風景を眺められる部屋があった。

開店早々だったというのに、すでにここには先客がいた。流石の人気だ。

僕らは、期待に胸を膨らませながら、料理が出来上がるのを待った。席に座って、15分ぐらいたった頃…。

僕らの番号が呼ばれた!

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ということで、カウンターまで取りに行き…。

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ゲットーーーーっ!!

カレーを注文すると、デフォルトでシンプルなナンがついてくるのだけれど…。このナンが素晴らしかった。

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大きさもさることながら、味が絶品!

ほんのり塩味がついていて、もっちり感とさっくり感のバランスも完璧。カレーがなくても、単品で十分に美味しい。

それもその筈…。

豊平峡温泉では、その「ナン」にこだわり、試行錯誤を重ね「特製セラミック釜」を使用して焼き上げることに辿り着きました。
もっちりふわふわに焼きあがった「ナン」と、数十種類のスパイスとたっぷり入った「玉ねぎ」を使用したインドカリーは癖になり、リピーターも多い至極の一品です。

[インドカレー]豊平峡温泉

こだわり溢れる、究極のナンだったのだ。

f:id:ICHIZO:20160904175430j:plainもちろん、カレーも最高。

僕は、キーマカレーを注文したのだけれど、濃厚なコクがあって、実に本格的な、味わい深いカレーだった。

そして、ついに…。f:id:ICHIZO:20160904175506j:plain

餃子の具入りのナン!モモチャ!!を食べる時がやってきた。

テーブルに置いた時から、韮の香ばしい香りが漂っていて、シンプルナンを食べている時から、ずっと気になっていたのだ。

「具入り」というよりも、「具のせ」という雰囲気だけれど、そんなことはどうでもいい。

f:id:ICHIZO:20160904175528j:plain 実食してみると、想像していたよりも、実に本格的な餃子のナンだった。

ニラ、挽肉、そして、ニンニクもしっかり利いていて最高。

よく考えてみれば、ナンは、餃子同様小麦をベースとしているので、餃子の具と相性がいいのは必然。

しかも、絶品のナンなのだから、それに餃子の具が加われば、最高の餃子ナンとなるに決まっている。

包んではいないので、もちろん餃子ではないのだけれど、手羽餃子だとかいうまがいものよりは、よっぽど餃子に近い、と僕は思った。

いやぁ、今回、これを食べられて、本当に幸せだ。

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 デザート(?)は、「あんナン」をチョイス。

これは、ナンの中に、餡が入っている。

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餡の量はそれほど多くないけれど、これまたナンと合っている。

友人は、「たい焼きみたいだ」と言っていたけれど、素材と中身は、たい焼きと類似しているため、同じような味になるのも、これまた必然だった。

絶品の料理を堪能し、気がついてみたら、もう12時を過ぎており、ONSE食堂は満員御礼、行列状態になっていた。

いやぁ、とにかく素晴らしい店。

他のカレーやナンも味わいたいので、来年の北海道マラソン後には、また是非行きたいし、それ以外でも、札幌に行く機会があれば、絶対にここへ行こうと心に決めた。

温泉好き、カレー好き、餃子好きの人には、超オススメの店だ。


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