突発的に思いついた、早朝からのひとり餃子ラン企画。
そんな時間に開いている餃子店は限られているので、僕は、予め3軒だけは決めていた。
その1軒目が…。
24時間営業の中国茶房@新宿。ここでたっぷり水餃子を堪能。
そして、2軒目が…。
朝7時から営業している、鶯谷の東瀛(とうえい)。
ここまでのエントリーでは、単に餃子を食べたことしかご報告していないが、その間はちゃんと走っている。
最初の中国茶房に着くまでに、10km近く走っているし、そこからも、ストリートをしばらく走った。
そして。
皇居に到着。
この、半蔵門から眺める風景は、いつ見ても素敵だ。皇居のお濠が、朝日に輝いて、本当に素晴らしかった。
朝早い時間だと、皇居外周も人が少なくて、本当に走りやすい。だから、朝ランは最高なのだ。
皇居を半周で抜け、僕は、再びストリートランへ。
上野公園に到着。
皇居から上野公園は、意外と近い。
この公園は、日陰が多いので、とっても走りやすい。夏場には、とてもいいコースだと思う。
ちょうどこの時は、「若冲展」が開催されており、とにかく凄い人、人、人の大行列。
まだ朝8時を過ぎたばかりだったというのに、千人以上が並んでいたのではなかろうか。いやはや驚いた。
そんな行列を眺めながら、僕は鶯谷に向かい、そして、東瀛に辿り着いたのである。
東瀛に着いた時、時刻は9時になろうとしていた。事前の計画では8時頃に到着するつもりだったのだけれど、スタートが少し遅れた上に、鶯谷駅で迷ったのが誤算。
ということで、東瀛では、そそくさと食べてすぐに出発することにした*1。
それから先、僕は、ゴール地点、餃子ランの打ち上げ会場を目指して、ひたすら走り続けていく。
銀座四丁目交差点、通過!
僕は、ここを走り抜けるたびに、東京マラソンの感動を思い出す。大歓声の中、ランナーたちがすれ違う、東京マラソン最大の熱狂スポットだ。
あぁ、来年は、またここを走りたいなぁ…と思いながら、僕はひたすら走り続けた。
ここから、ゴール地点に決めていた3軒目までは、まだ15km近くの距離がある。だから僕は、できれば、ゴール前にもう1軒ぐらい餃子エイドを挟みたかった。
だが…。
9時台、10時台は、餃子を食べられるような店を、全く見つけることができなかった。やっぱり、朝から餃子を食べられる店など、そうそうないのだなぁということを実感。
ゴールまで残り5kmになったころには、11時を過ぎており、その頃になると、ランチ営業を始めている中華料理店を幾つか見かけた。
しかし、ここまで来たら、もう、途中の餃子エイドは不要。
フィニッシュすれば、僕が、東京ナンバーワンだと思っている餃子が待っているのだ。予定よりも到着が遅れているので、安穏と他の店などに寄って、その店の餃子が売り切れになってしまったら、目もあてられない。
僕は、そこまで45km超を走ってきており、暑さもかなり身体に応えてきていたが、至福の餃子を目指して、足を速めた。
そして。
*1:それが原因で、海老入り餃子の存在を見逃してしまった。