ずっと、リベンジがしたかった。
今年のGW(Gyoza Week)に、餃子の街・宇都宮まで100kmを走りきったのに、なんと、餃子を食べることができなかったからである。
このエントリーを読み返してみると、切なさが甦ってくる。
ということで、先週末、ふと、そのリベンジをしようと思いたった。僕は、発作的に餃子ランをしたくなる傾向があり、その思いが抑えきれなくなったのだ。
奇しくも、先週末は、宇都宮で全国餃子サミット&餃子祭りが開催されていたが、走って行くと、また15時間近く掛かってしまう可能性が高いし、着く頃には、祭りは終了している。
そもそも、もう一度100kmをひとりで走るのは、正直言ってきつかった。
ということで、現実的な(?)路線に方針変更。宇都宮の時のように、「走って、到着したら食べる」計画ではなく、「食べながら走る」計画に変更。これならば、途中でまた胃が痛くなっても後悔は少ない。
ということで、僕は、朝5時台に家を出た。
この日は、結構暑くなる予報だったし、夕方には別の予定もあったので、スタートするなら早いほうがいいと思ったからだ。
と言っても、そんな早朝から餃子が食べられる店は、殆ど思いつかず、僕はやっぱりここに来た。
新宿三丁目「中国茶房8」。
去年の僕の誕生日。未明に走って出かけた店だ。
この店は、24時間営業をしており、それなりに美味しい餃子が食べられるので、こういった発作的餃子ランには、とても重宝する。
店に着いたのは、朝の6時過ぎだったが、店内は、徹夜で呑んでいたと思われる若者たちで賑わっていた。
モーニングセットメニューもあったけれど、餃子がなかったので、スルーして…。
餃子メニューを開いた。
とっても種類が多く、しかも、3個単位で安いので非常にありがたい。値段も、150円~だから、非常にリーズナブルだ。
僕は、かなり迷って「ほうれん草」「タラコ」「シャケ」をチョイス。
餃子来たー!
どれがどれやら区別が全くつかないけれどw
タラコ餃子。
3個150円とは思えないほど、しっかりと豚肉が詰まってジューシー。皮ももちもちだ。ただ、豚肉の主張が大きすぎて、タラコとシャケの味の違いは、それほどわからなかった。
シャケは、少し高めの260円なのだから、もう少しシャケっぽい味を主張して欲しかった。まぁ、それでも十分安いのだけれど。
ほうれん草餃子。
餡にたっぷりと、ほうれん草が練り込まれている。が、ほうれん草の味…というよりも、豚肉、そして肉汁が際立っていた印象。
囓るたびに肉汁が溢れ出るため、皿は、肉汁まみれになってしまった。
皮がかなり厚い餃子で、豚肉もたっぷりだから、大きさの割にお腹に溜まる。食後は、すぐにまた走る予定なのに、ちょっと9個は多かったかなぁ…とも思った。
でも、本格的な餃子を十分堪能できたし、ロングランでの補給食という意味では申し分ない。値段も、これだけ食べて600円程度なので、非常にリーズナブル。
僕は、早朝からお腹いっぱいになり、心地良い気分で、次の目的地に向かった。