一瞬、目の前が真っ暗になった。
週末、ロングランを終えて、iPhone SEをポーチから出そうとした時。
ストラップにかけたつもりの指が、するりと滑って、iPhoneがアスファルトの地面に落ちてしまったからだ。
僕は、「あっ!」と思って焦ったが、時は既に遅し。地面には、液晶面から落ちたので、僕の脳裏に、先日の悪夢が甦った。
ラン直後に、液晶面から落下…。あの時と全く同じじゃないか。
あの時は5Sで、今度はSEという違いこそあれ、iPhoneが落下したという事実は同じ。
僕は、自分のバカさ加減を呪いながら、祈るような気持ちで、iPhoneを地面から取り上げた。
すると…。
割れてなかった!
これは、今朝撮った写真だけれど、落下の影響なく、綺麗な液晶画面であることがおわかりいただけると思う。
5SもSEも、同じ保護ケースに、液晶シートを貼っていただけの状態だったので、落下した時の条件は同じ。
しかし、今回無傷だったのは何故だろう。落ちた時の角度や勢いなどにもよるのだろうか。
理由はともかく、大事なiPhone SEが、無傷で済んで本当によかった。
と、安心していたのだけれど…それは糠喜びだった。
昨晩、ふと、SEの筐体を眺めていたら、ちょっとした異変があることに気がついたからだ。
本体上部、電源スイッチのあたりに目を凝らしてみると…。
凹んでいるorz
僕は、これを見て大いに気分が暗くなってしまった。やっぱり、落下事故の爪痕は残っていたのだ。
近づいてみなければわからないぐらいの凹みで、利用上に支障はない。
ケースがあったからこそ、これだけのダメージで済んだのだろうし、液晶が割れなかったのだから、不幸中の幸いと納得すべきなのかもしれない。
でも…。
僕のiPhone SEは、まだ購入後2ヶ月しか経っていないのに、傷物になってしまった。あぁ。
この時のドタバタを経て、僕のiPhoneは、Apple Care+に加入している。
だから、規定の料金で、新品状態にしてもらうことも可能。
しかし、そのためだけに7,800円も払うのは高い気がするし、2年間で2回だけの修理権を使ってしまうのも勿体ない。
ということで、このまま使い続けるしかないのだけれど、何だか、とても切ない。今後は、もう二度と落下させないよう、気をつけていかなければ…。
ロングランの直後は、油断しがちになってしまうので、特に注意していきたい。