こだわり雑誌の「Pen」。
僕は、定期読者ではないのだけれど、時々、僕の琴線に響く特集があるので、コンビニなどで、それを目にするたびに即買いしている。
「Pen」の特集であれば、内容が素晴らしいことはわかっているからだ。
つい先日も、餃子特集号に痺れたばかり。
そんな「Pen」が、またまた痺れる特集を組んでくれた。
Pen(ペン) 2016年 6/1号 [最強のエアラインを探せ! ! ]
久しぶりのエアライン特集だ。
僕は、「AIRLINE」という航空専門誌
Penは、定期的にエアラインの特集を組んでいて、今回は、2014年5/1号以来、約2年ぶりの特集になる。
僕の本棚に残っていたPenのバックナンバー。2011年の「エアライン最新案内！」。そして2014年の「エアライン最終案内！」。
家にある雑誌は、昨年断捨離を行った際に、かなり処分したのだけれど、これはやっぱり捨てられなかった。
それだけ素晴らしく、いつまでも読み返したくなる内容だったのだ。
今回の号も、そんなバックナンバーに負けず劣らず、充実の記事構成。
目次を見ているだけでも、ワクワクしてしまう。
その中で、ひときわ目立つ見出しになっているのが、JALとANAの比較特集。
実際、とても面白い内容になっていた。
特集のトップページは、見開きになっていて、それを開くと…。
JALとANA、それぞれの歴代CA制服姿がズラッと登場する。
僕は、それほど制服に興味がないのだけれど、マニア（？）にはたまらないだろう。
僕が今回、大いに興味を惹かれたのは、修行の特集。
航空業界における「修行」というのは、マニア用語（？）で、ただひたすら修行の如く飛行機に乗り続け、ポイントを溜め、航空会社が設定している上級会員を目指すことw
今回の「Pen」では、そんな修行の具体的な方法が、JALの場合を例にとって、詳しく紹介されていた。
航空専門誌では、こういった特集はできないと思うので、「Pen」ならではの切り口だろう。
僕も、3年前にJAL修行を行っているので、その時の記憶が甦ってきた。
あの時は、ひたすら、「那覇-宮古」「福岡-宮崎」そして「伊丹-但馬」などのJAL路線を乗りまくり…。
ワンワールドサファイアの資格をゲット！
晴れて、JGCへの入会。
それで修行は終わりのつもりだったのだけれど、どうせならということで、さらにJAL便に乗りまくり…。
ついに、JGCプレミア獲得！
なんと、あの年は年間84回！もJAL便に乗ったのだ。土日の休みがとれるたびに乗りまくっていたから、とにかく疲れた。
でも、本当に充実していたなぁ…。
僕の修行は1年間で終わり、その後は単なるJGC会員になってしまった。
しかし、あの年の修行があったからこそ、今、JAL便や航空ラウンジを快適に利用できる。僕にとっては、大事な、そして大きな経験だった。
JAL修行、JGC会員を目指す修行僧予備軍にとって、今回の「Pen」は、非常に有用なバイブルとなる筈で、必読。
こだわりの「Pen」誌が組んだ特集だけあって、修行記事についても、単にその方法を紹介しているだけではない。実践ガイドまで載っている。
それも…。
あの、パラダイス山元さんが実践されているのだ！
パラダイス山元さんと言えば、1日11回、年間1,022回もの搭乗記録まであるミリオンマイラーで、飛行機のある航空業界、そして修行業界（？）においては、別格の存在。
この2冊の本も、全ての飛行機好き、修行僧予備軍にはバイブルとなっている。
そんなパラダイス山元さんの実践記事となれば、記事の重さが違う。僕のJAL修行では、沖縄の離島巡りは行わなかったのだけれど、この記事を読んでいたら、また修行がしたくなってきてしまった。
今号の「Pen」は、この他にも魅惑的な記事が目白押し。航空ファンならば、絶対に入手しておくべき雑誌だと思う。超オススメ。
