ひとりで走るのは嫌いじゃない。
もちろん、ラン仲間と走るのはとても楽しい。でも、ひとりにはひとりの楽しさがある。いざマラソンレースとなれば*1、結局はひとりで走るのだから、そんな練習を重ねることも大事だとも思っている。
休日は、20km超のロングランもひとりで行っているから、孤独ランには慣れている。
…が、今回ばかりは、本当につらかった。
そう。
この、東京~宇都宮106kmランの話だ。
前半50kmこそ快調だったものの、後半は、地獄。
単調で退屈な道、猛暑、そして胃痛に苦しんで、何とかゴールした(でも、餃子なし!)というのは、昨日までのエントリーで書いた通り。
正直、何度も心が折れそうになったが、僕は、ギリギリで耐えることができた。
心強い相棒、iPhone SEのおかげだ。
これがなかったら、間違いなく途中で止めていた。
iPhone SEは、毎朝の夜明けランでも欠かせない存在で、今日も一緒に夜明けのシャワーランから帰ってきたばかりだが、ロングランでは、その素晴らしさをさらに実感する。
ランの間に聞き流すパワーソング、ランニングアプリのアナウンス、Googleマップでの道案内。退屈凌ぎの写真撮影。
その効用は計り知れず、何一つ欠けても、僕は完走できなかったと思う。
とりわけGoogleマップのアドバイスには、何度助けられたことか。
これがあるから、知らない場所でも、ロングランでも気兼ねなく出来るのだなぁと、僕はあらためて実感している。
ただ、Googleマップや音楽を使うだけなら、他のスマートフォンでも代替可能。
iPhone SEには、iPhone SEならではの、大きなアドバンテージがある。そのコンパクトなサイズ感とスタミナだ。
サイズの素晴らしさについては、iPhone 5S当時から実感していて、ランニングしながら掌ホールドできるのが、とにかく絶妙。
僕の場合、iPhone 6では大きすぎるため、5Sの後継機が出てくれて、本当に嬉しかった。
そして、スタミナアップがこれまた最高。SEのバッテリ性能アップについては、以前、一日中持ち歩いてわかっている。
ただ、いくらSEのスタミナが良くても、単体では100kmを乗り切れない。
ランの間は、BluetoothとGPSを使いっぱなし、音楽も流しっぱなしになるため、バッテリを大きく消耗する。やっぱり、外部バッテリが必要だ。
コンパクトな外部バッテリは多々販売されているが、今回僕が携行したのは、これ。
Aukey モバイルバッテリー 3600mAh ブラック
とにかく、薄くて軽くて最高。
こんな感じで、iPhone SEを充電したまま、バックパックのサイドポケットに入れても余裕で収まるし…。
充電ケーブルを外さずに、そのままiPhone SEとともにホールドし、画面操作を行うことだってできるのだ!
いやはや素晴らしいじゃないか。
容量は3600mAhなので、iPhone SEを1.5回以上充電可能。そして、それだけあれば、スタミナたっぷりのSE用としては必要十分。
今回、iPhone SEと、このスリムなバッテリだけで、100km、15時間の道程を乗り切ってしまった。
バッテリは保つし、コンパクトだし、ランのお供に、やっぱりiPhone SEは最高だ。
*1:駅伝など、チームで戦うレースもあるが、ここでは、一般的なマラソンレースの話。