iPhone5SとSE。
外箱の形状は全く変わらない。
しかし、その中身は大きく進化している。だから僕は、待ちに待ったSEの機能を、今週から存分に使い倒すつもりだった。
しかし…。僕は未だにそのスタート地点にも立てずにいる。
全ては自業自得だ。
日頃から、しっかりと対策を検討していれば、こういった時に悩まずに済んでいた。
しかし僕は、その努力を怠っていたため、今回、iPhone 5SからSEに移行できず、八方塞がりの状況に四苦八苦することになった。
問題の根本は、バックアップ。
新しいiPhoneに変更する以上、もちろん、データは引き継ぐ必要がある。その手順は、実に簡単。
- 旧iPhone(僕の場合は5S)の最新データをバックアップ
- そのバックアップデータを、新iPhone(僕の場合はSE)に復元
たったそれだけ。…の筈だった。
しかし、肝心のバックアップが、僕の場合は、どうにもこうにも大きな壁だったのだ。
現状、僕のPCでは、1月31日時点のバックアップが最後。
思えば、この時も四苦八苦しながら、何とかバックアップしたことを思い出す。
それ以降は、簡単な差分処理で済む筈のバックアップが、必ず途中で失敗してしまうため、iPhoneをiTunesに繋いでも自動処理されないような設定にしていたのである。
しかし、今回ばかりはそうはいかない。最新の5S情報をSEに移行する必要があるからだ。
ということで、「今すぐバックアップボタン」を押してみたのだが、ダメだった。
そもそも、バックアップする容量が大きすぎる。
根本的な原因は、僕のPCの容量不足。Cドライブがたった100GBしか(!)なく、さらに、昨日時点では、空き容量が20GB程度しか残っていないという有様。
外付けを含め、D,E,Hなどのドライブがあり、そちらには余裕があるのだけれど、iPhoneのバックアップデータは、Cドライブに作成される仕様になっているようなので、とにかくCドライブに容量が必要。
空き容量20GBでは、MAX64GBのiPhone 5Sを、バックアップできる筈がないのだ。
しかし、この原因を失念しており、バックアップに何度も失敗して、ようやく思い当たった。バカとしか言えない。
埒のあかない状況に苦しみながら、僕は、ふと、あることに気がついた。
僕のiPhone5Sは、現状50GBの容量を使用していたのだけれど、その内訳を見ると、実に30GB以上が写真データであることがわかったのだ。
それもその筈、なんと、気がつけば、カメラロールには、41,989枚もの写真(!)が溜まっていた。いくら何でも溜めすぎだ。
ということで、写真データをまとめて削除してしまえば、バックアップができるようになる!と思った。
iPhone内の写真データは、DropBox経由で、すべて自宅PCに取り込んであるので、本体から消えてしまっても問題ない。
だから、現状5S内にある写真を、一括で消してしまえば、容量が一気に空いて、バックアップも可能になる!と思ったのだけれど…。
ダメだった。
Webで色々と方法を検索しまくってみたが、iPhone本体では、写真データの一括削除は不可。PCに繋いで、エクスプローラ経由で消すしかない、ということがわかったのだが、PCがiPhoneをドライブ認識してくれないのだ!
iPhoneをPCに繋ぐと「このコンピュータを信頼しますか?」などというメッセージが出て、いつも「信頼」ボタンを押しているのだけれど、ダメ。
このFAQにある手順も、一通り試してみたのだけれど、ダメ。
思えば、この現象も、今に始まったことではなかった。僕のiPhoneは、以前からPCにドライブ認識されない状態が続いていた。
しかし、まぁ、iTunesには繋がるからいいか…と放置していたのだ。
今回は、そういったズボラなツケが、今回一気に噴出した状況になっている。
昨日の夕方から深夜までかけて、僕は、四苦八苦、七転八倒しながら、iPhoneと格闘していたが、未だ解決には至っていない。
折角SEをゲットしたのだから、1日も早く使い始めたいのだけれど、5Sのバックアップ→SEへの復元が終わらないことにはどうにもならず、僕は、ただ悶々としている。
こういった処理を夜に行っていると、時間がいくらあっても足りないし、アップルのサポートに相談もできないので、今後の対応は、週末まで持ち越しかなぁ…。
泣。