餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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「スマートフォン=W-ZERO3」だった、あの日から10年…。

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W-ZERO3-1
今は懐かしき、W-ZERO3
その発売日は、2005年の12月15日。気がつけば、もう、あれから10年が経過してしまっている。発売から10年にあたり、モバイル界の大御所の方々が、各所で丁寧な回顧をされているので、今更僕が付け加える情報は殆どない。
けれど、僕にとって、忘れられない端末であることは間違いないので、やっぱり、僕なりの回顧を書かせていただくことにしよう。
初代W-ZERO3は、発売当初、入手がかなり困難だった。
公式ショップでは抽選販売、大型量販店でも売り切れが続出していたので、人気がなかったわけではない。しかし、それは需要と供給のバランスが崩れていたことによるもので、一般的な認知度はまだまだ低かった。
少なくとも、僕の身近において、この端末を使っていたのは、ごく一部の友人、それまでZaurusなどのPDA*1をかなり愛用していた人に限られていた。
そう、あの頃はまだまだガラケー全盛時代。一般的には、「スマートフォン、何それ?」と言われるような時世だったのだ。
W-ZERO3-2
スライド式のQwertyキーボード。当時はこれが本当に画期的だった。
テンキーがなく、画面に表示される数字をタッチして電話をかけるというのも斬新で、驚かれたものだ。今ではそれが当たり前になっているけれどw
そうそう、僕がこれで通話しているとき、ラジオを聞いていると思われてしまったというのも、今では懐かしい思い出だなぁ。
今や、誰も彼もがスマートフォンの時代だけれど、10年前は、間違いなく、「スマートフォンW-ZERO3」だったのだ。
W-ZERO3-3
その後、このシリーズは、W-ZERO3[es]Advanced/W-ZERO3[es]と進化。テンキーがつき、筐体もどんどんスマートになっていった。
その後、WILLCOM03,HYBRID W-ZERO3というブランドに引き継がれていくが、僕のW-ZERO3遍歴は上述3台まで。
この頃から、他ブランドのスマートフォンも増えてきて、僕は、X02HTNokia X01NKなどのストレートQwerty端末の方に惹かれていくことになる。そして、BlackBerryに出会って心酔し、iPhoneと併用しながら、現在に至っている。
W-ZERO3シリーズは、その後継機も含め、もう、すべて終売になってしまい、市場には流通していない。僕も、こういった回顧のエントリーでしか取り上げることはなくなってしまった。
けれど、10年前は本当に楽しかったし、あの時代があるから、モバイル端末への愛情が育まれたのだなぁと思っている。
あらためて、感謝。


W-ZERO3:シャープ:

W-ZERO3を紹介したシャープの公式Webサイト。
今でも当時のコンテンツが、そのまま残っている。僕は、懐かしさで胸が熱くなった。

*1:Personal Digital Assistant=携帯情報端末のこと。もう死語に近いかも^^;


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