餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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「走ることについて語るときに僕の語ること」について語りたい朝

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久しぶりに、はてなダイアリーのお題に乗ってみたくなった。


今週のお題:「人生に影響を与えた1冊」

「走ることについて語るときに僕の語ること」

この本に出会っていなかったら、僕は、きっとここまでランニングにのめりこまなかったような気がする。間違いなく、僕の人生に大きな影響を与えてくれた本だ。
正直に言うと、僕は村上春樹のいい読者ではない。
数あるベストセラー作品群を、過去何作も読みかけてはみたものの、全て途中で挫折。その物語世界が、僕の嗜好とは相容れない気がしていた。
だから、ランニングをはじめて間もない頃、ラン仲間からこの本を薦められた時も、あまり期待しないで読み始めた。エッセイとはいえ、小説世界と同じように、きっと僕には合わないだろうと思ったのだ。
しかし。
読み始めてすぐ、僕はそれが大きな誤解であることがわかった。
村上春樹が、ここまで純粋で、かつ素晴らしいランナーであることを、僕は全く知らなかった。
人気作家が、趣味の一環として取り組んでいるぐらいに思っていたのだけれど、そんな誤解をしていたことを陳謝しなくてはならないぐらい、村上春樹は生粋のランナーだった。
そして、当たり前なことだけれど、文体も内容も素晴らしすぎる。これはエッセイ集の筈なのに、ひとつひとつの章が、物語のように心に響く。さながら、「ランナー村上春樹の私小説」のようだ。
いやぁ、本当に痺れた。痺れまくった。
この本を読んだから、僕はニューヨークシティマラソンに出たくなったのだし、サロマ湖100kmウルトラマラソンへの出場も決めたのだ。
これまでに、何度も何度も読み返した本だけれど、今、これを書いていたら、またもう1度読み直したくなったほど。
まだこの本を読んだことがない、全てのランナーにおすすめしたい本だ。


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