餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

圧巻!脳裏に焼きつく「ナイトクローラー」ジェイク・ギレンホールの怪演

スポンサーリンク

会社帰りに、ロードショーで鑑賞。
数日経った今でも、まだ、脳裏にそのストーリーが焼きついて離れない。印象的な各シーンの数々が、鮮明に思い出せる。

それほどまでに、ジェイク・ギレンホールの演技は凄い。
いやはや、何という悪役ぶり。僕は本当に唸ってしまった。
この映画において、ギレンホールの役柄は、報道パパラッチなので、自身が殺戮や暴行を行ったりするわけではない。法を犯すような行為を行うわけでもない。
しかし、それはあくまで「直接」行わないだけ、ギリギリで法には抵触しないだけ、のこと。全篇を通して、そのダーティーぶりがハンパじゃない。もともとは単なるコソ泥だったのに、やたらと饒舌で、とにかく自信満々。そしてそれを裏付けるような、思考や行動で、いつの間にか、テレビ局の事件報道に欠かせない存在に成り上がっていく、その過程が凄すぎる。
とにかく、何を考えているか全く心理が読めないし、その表情、特に目が怖くて、実に不気味。この映画の役作りのために、なんと12kgも痩せたとのことで、そして、それが見事に功を奏していると思う。
決して爽快な映画ではないのに、何だか、その続きをまだまだ見たくなるような、不思議な余韻を残すのも印象的だ。
ネタバレになってしまうので、あまり細かいことは書けないのだけれど、ストーリーのテンポも良く、予告篇を見て興味を持った人ならば、予告篇より圧倒的に面白い(想定外のことが多い)ので、絶対に楽しめる映画だと思う。
超オススメ。



マラソン・ジョギングランキングへ