餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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彷徨いランで発見した、乃木坂「蓮月」で至福の一夜(前編)

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きっかけは、2ヶ月前の朝ランだった。
僕の週末は、ロングランをするのが常で、大抵コースは決まっているのだけれど、その日は、ちょっといつもとコースを変えてみようと思った。
新宿から靖国通りを走っている途中、ふと、脇道にそれてみたくなった。通常ならば、そのまま外堀通りに入り、皇居を目指していたのだけれど、ちょっと回り道して行きたくなったのだ。
少し走ったら、また元の道に戻るつもりだったが、気がついたら僕は迷っていた。靖国通り方面がよくわからなくなり、見慣れない街の名前も出てきた。
この時点で、Googleマップなどを使えば、正しいルートに辿り着くこともできた筈だが、僕は何だかそれをしたくなかった。彷徨いながら走るのも悪くないと思ったのである。
道路上には案内標識が各所にあるから、それを参考にしながら、ゆったりと皇居方面へ向かえばいい。そう思った。
コースは、いつの間にか神宮外苑になっていたので、とても走りやすくなり、僕はその外周をつらつらと走った。そのまま道なりに走っていると、いつしか青山墓地に辿り着き、そして僕は、突然この看板を発見する。
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街なかで、餃子の看板を見かけるのは珍しいことではないが、何だか僕はビビッときた。
「手づくり餃子」そして「ヱビスビール」。いいじゃないか。どんな店だろう。ちょっと見てみたくなり、矢印の方向に行ってみた。
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すると、すぐにこの店を発見。
亜細亜割烹「蓮月」。いい響きだ。その名前に僕は惹かれた。何だか、それだけで期待できそうな気がした。店の佇まいも悪くなく、店頭には、料理写真もあった。
焼き餃子は羽根つき餃子で、水餃子もあるようだった。他の料理も何だか美味しそうだ。僕が最初にこの店を発見したのは、週末の朝5時頃だったから、当然店は開いていない。
だから、これは是非夜に行かなければ…と思った。
店は、乃木坂駅からすぐ。ちょっと脇道に入っているためわかりにくいのだけれど、駅からのアクセスは良好だ。
ただ、僕の家や会社から出かけるには、ほんのちょっと面倒*1なので、そのままずるずると時は過ぎ…。
結局は自分で企画ができず、イベントの誘いをいただいて、すぐさまとびついた。いつもながら、ズボラな性格だなぁと思う(汗)
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ようやく再訪!
撮影したのは、朝ラン時とほぼ同じ場所なのに、ムードが全然違う。ランプが渋い。
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店の入口もいい雰囲気だ。
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店内は、こじんまりとしている。
僕らが座った6人席のテーブルと、カウンター席6つだけ。人の良さそうな店主は、話好きで、写真撮影にもこころよく応じてくれた。
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前菜。
これが実に美味しかった。キャベツの和え物とザーサイ。小品なのだけれど、とても味わい深くて、箸が進む。ビールが進む。
前菜を食べながら、メニューを眺めていると、店主が一品一品の説明をしてくれた。
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メニューの種類は多くない。
春餅(チュンピン)が今日はできないとのことだったので、さらに少なくなった。しかし、店主の説明を聞くと、どの料理もとても美味しそうだったし、前菜のレベルから言っても、期待できた。
だから、店主のオススメに従い、メニューの上から順番に出してもらうことにした。
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一品目。水菜とパクチーのサラダ。
豪快なボウルで出てきて、ちょっと驚いた。皆でとりわけて食べたのだが、いやはや美味しかった。
水菜とパクチーが絶妙のバランスで絡みあって、さらに、唐辛子が、いいアクセントとして効いていた。
僕は、パクチーをたまに食べる程度で、それほど大好きというわけではないのだけれど、これはまたリピートしたい!と思ったほどの味。これは、この後の料理も期待できるなぁ…と、胸がワクワクした。
そして。
(以下、続く。)

*1:距離はそれほど遠いわけではないのだけれど、何度も乗り換える必要があった。


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